STBで再生の同期化をする

最近良く見かけるマルチモニター式のデジタルサイネージ。数枚のモニターを連結し、ひとつのコンテンツを大画面で表現することが可能です。しかし大掛かりなシステムはコストも掛かるし、イベント時などに「ちょっと使ってみたい。」という時には非現実的です。

そもそもマルチモニターとは?

一般的にデジタルサイネージで使用する液晶モニターの主流は42~55インチ程度です。モニター1枚では伝えたい情報が全て伝えきれなかったり、目立たずあまり注目されないという可能性があります。特に力を入れて出店するイベント開催時には、より大きな画面でインパクトの強いコンテンツを流したいものです。

冒頭の画像のように「田」の字型にモニターを組み合わるのが主流ですが、縦に連結し背の高いマルチモニターにしたり、横長にするケースも増えてきています。多くは空港や駅などの交通機関や、大型のショッピングセンターなど人が集まる場所に設置されますが、それにかかる費用も莫大です。

中小企業の私たちにでもできるのか?

初期費用に何百万もかかるようなマルチモニターシステムを導入するのは、私たち中小の零細企業にとって非現実的です。でもコストがそれほどかからず、マルチモニターシステムが導入できるとしたらどうでしょう?検討されたい方も少なくないのではないでしょうか。

その方法とは、STBを利用した再生コンテンツの同期化です。STBとは「セット・トップ・ボックス」の略で、コンテンツ配信用のプレーヤーです。

※STB「ブライトサインLS432」

モニターひとつにつき、このSTBが1機必要です。接続のイメージは下の図のようになります。

STBの優れたところはTVモニターであっても、接続することによりデジタルサイネージ化できるという点です。高価な業務用モニターを購入しなくてもすでにお手持ちのTVや、安価なTVであっても運用できること、即ち低コストでモニターを連結することが可能なのです。

これで私たちでもコスト的に運用可能なことが理解できたはずです。

どのようなシステムなのか?

ただ高額のマルチシステムのような、複雑なコンテンツの再生には対応しません。例えば2枚のモニターを連結する場合ですが、ひとつの画像データを1台ずつに分割して配信するということが出来ません。

同期再生とは本来再生したい画像を1とすると、それを1/2にした画像をひとつのデータとしてひとつのモニターに配信し、残った半分の画像もひとつのデータとしてもうひとつのモニターに配信します。

「1/2+1/2=1」の画像として見せるという仕組みになっています。要するに…

それぞれに別の画像データを配信し、それを組み合わせることでひとつの画像として見えるようにしているのです。

このように画像データを足し算していくことで、より大きなコンテンツを”あたかもひとつの画像として”見せることが可能になるわけです。しかし、これだけのことであれば特にデータを同期する必要もないですし、STBも必要ありません。

デジタルサイネージの最大の魅力はポスターなどと違い、コンテンツの切り替え(例えばスライドショー)が自在にでき、多くの情報をお客様や通行人に向けて発信できることです。その”切り替え”に必要なのがコンテンツの同期再生ということになります。

うまく使いこなせるのか心配

コストの問題もシステムも理解できました。では、実際に使いこなせるのかどうか?ということが最後の砦です。実際に私も検証をしてみたのですが、正直にいうと最初は分かりづらい部分が多く難しさを感じました。

といってもなんでも最初はそんなもので、やや多いページ数を有したマニュアルを読み、そのとおりに初期設定をしていく…。その部分に手間隙がかかったという印象です。数回テスト運用をし要点を押さえると、意外と簡単であることに気が付きました。

このように画面の連結部にベゼル(モニター枠)のスペースができるので、そのあたりはご愛嬌ということで…。

まとめ

以上のようにSTBを利用することにより、大きな画像でよりアピール度の高いデジタルサイネージが私たちでの使えることが分かりました。店舗のショーウインドウから歩行者に向けて、広い待合スペースでのコンテンツ配信などに有効です。

そして、大型イベントなどに出展の際にもブースの盛上げ役や、訪れる人への強烈なアピールとして力を発揮しそうです。近年では東京ビッグサイトなど都市部の大きな会場を始はじめ、地方のイベント会場でもデジタルサイネージの使用が目立ってきました。

とはいえこのようなシステムを知らない方が多いのが現状です。また知っていても「高額だから無理だろう。」という思い込みで最初から諦めているという場合もあるでしょう。

デジタルサイネージの普及が進んでいる今、もはやその存在は当たり前となりつつあります。言い換えれば、今更42インチのモニター1枚だけで情報配信しても面白みがない(どこでもやっている)といえるでしょう。

コストを掛けずに地域でオンリーワンのデジタルサイネージ広告を目指すなら、このSTBを利用するのが賢い選択かもしれません。

一つでも当てはまったらお気軽にご相談ください!

  • 自社での活用方法か思い浮かばない。
  • デジタルサイネージの価格が知りたい。
  • マルチモニター大画面のサイネージに興味がある。
  • サイネージが置物化している
  • こんなことできる?!
  • タッチパネルのサイネージに興味がある。

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