小売店でのデイタルサイネージ

今回は一般の小売店やテナントなどで活用されているデジタルサイネージをご紹介します。デジタルサイネージ導入の参考にしていただければ幸いです。

小型のLEDビジョン

最近では一般の店舗でもLEDビジョンの設置が増えてきました。ビルの屋上などに設置される大型のものは、設置工事費を含めると一千万円以上することも珍しくありません。

しかしLEDビジョンの場合は、数十センチ角のLEDユニットをタイルのように組み合わせ、好みの大きさに設定できます。なので小さめのLEDビジョンを比較的低コストで設置することが可能です。

LEDビジョンの特徴は、液晶モニターと比べて明るいという点です。昼間でも見えやすく、夜はより目立ち訴求力が高まります。自社広告はもちろんですが、設置場所によっては他社の広告を流すことにより、広告収入を得ることも可能です。

繁華街や駅前などの人が密集する場所では、他の広告看板と差別化を図り、よりインパクトのある広告配信が求められます。

自立型デジタルサイネージ

店舗エントランスへ立て看板の代わりにデジタルサイネージを設置するケースも増えています。自立型のデジタルサイネージは筐体とモニターが一体化した、スタイリッシュかつ存在感のあるデジタルサイネージです。

従来の看板広告と違い動きのある映像や音声を流すことができ、訴求力が高まります。折込広告やCMを打つことも必要かもしれませんが、実は店舗が一番の広告塔といえるくらい店舗での広告は重要です。

デジタルサイネージ広告は一般的に新規客に対するアピールを重要視しており、通行人にアピール度の高い広告宣伝を見てもらうことで認知度のUP、新規顧客の獲得につながります。

またデジタルサイネージは店舗に華やかさをもたらすという側面もあります。「なんとなく店先がどんよりしている…」そんなイメージを解消してくれるケースも少なくありません。

スタンド型デジタルサイネージ

屋内のエントランススペースやテナント店舗では、お好みのスタンドにデジタルサイネージモニターを組み付けたものがおすすめです。

スタンド型の場合は移動が楽という点がメリットです。固定設置をしてしまうと移動が困難になりますので、時に移動することもあるようならスタンドタイプの方がベターです。

主に店舗に訪れたお客様に新商品やイベント案内などを告知します。屋内でのデジタルサイネージは、屋外で求められる強い明るさは必要ありません。適度に明るければ視認性が保てます。

天井吊り下げ式デジタルサイネージ

置き型のデジタルサイネージは設置スペースを必要とします。「売り場面積をなるべく広く確保したい」「スタンド型だと置き場に困る」そんな場合には天井から吊り下げるという方法もあります。

注意したいのはモニターの大きさです。人の目線より高い位置からの広告表示になるので、あまり小さな画面だと見えづらくなってしまいます。大きなモニターで一目で認識しやすいコンテンツを配信することが求められます。

壁掛型デジタルサイネージ

デジタルサイネージモニターを壁や柱に固定設置します。ポスター感覚で視聴でき、人気のある設置方法です。

ただし一度固定設置をしてしまうと、移動させることが困難になります。十分なリサーチの上、間違いのない場所への設置を行いましょう。モニターの高さは人間の目線に合わせた位置への設置がおすすめです。

埋込型デジタルサイネージ

壁面や柱部分に掛けるのではなく、スマートに埋込をするデジタルサイネージの設置方法です。かさばりません。

このタイプのデジタルサイネージも当然移動はできません。後になって「しまった!」ということがないように十分に設置場所を検討してください。

この設置方法はモニターとの通線工事や壁に穴をあけたりという作業が必要になります。店休日や閉店後~翌朝までの時間を利用して工事をします。

新たに店舗をオープンさせる場合や店舗リニューアルの場合は、改装工事と同時に組み込むことをおすすめします。

pepper

softbank社が製造しているpepperです。胸元にタッチパネルモニターが付いており、インタラクティブな情報配信が可能です。音声を発することもできます。

通常のpepperと、よりビジネスに特化したモデルのpepper for bizというモデルがラインナップされています。

店舗で運用する場合のメリットは、何といっても話題性です。特にお子様には人気があり、pepper目当ての再来店も多いとのことです。タッチパネルモニターは専用アプリで運用することが可能です。業種に応じたアプリを起動させることで様々なシチュエーションに対応します。

まとめ

今回は小売店舗に導入されているデジタルサイネージの一例をご案内いたしました。デジタルサイネージでは「何を」「どのように」伝えたいかということが重要です。ただやみくもに導入巣の野ではなく、まずはビジョンをしっかりと考えることが大切です。

デジタルサイネージが”置物化”されている(いつも同じコンテンツが流れている・誰にも見られていない等)店舗をしばしば目撃します。それはビジョンがなく上手くデジタルサイネージを活用できていない証拠です。

まずはそのビジョンをしっかりと持ち、その上でどのようなデジタルサイネージを導入するか検討してください。