整骨院というものを経営していく上で、多くの方が悩んでしまうのが、集客です。





腕は悪くないと思うのだが、なかなかお客さんが来てくれない… 整骨院が増えてきているからか、お客さんが減っていく一方だ… このように悩まれている方が少なくありません。



集客で悩んでいるとき、ぜひとも見直していただきたいのが看板です。



あまり意識されていない方も多いのですが、看板は極めて重要な集客ツールです。盛り込む情報、デザイン、設置の仕方などによって、集客数というものは大きく変わってきます。



ここでは、整骨院の集客力を高める看板のポイントをご紹介していきます。



目次

整骨院の看板で意識したい4点



整骨院において、看板を集客できるものにするためには、次の4点を意識しましょう。



・発見してもらう
・読んでもらう
・安心感を持ってもらう
・院内にスムーズに誘導する



◆「発見してもらう」とは?



整骨院は、ただ開院していればよいというわけではありません。あなたの整骨院は、通行人の方から発見されているでしょうか?



いかに立地がよくても、いかに理想のターゲットが通りかかっていたとしても、発見してもらえなければ存在していないのと同じです。



どのような看板にしたら発見してもらえるようになるのかーー この具体的なポイントについては、第2セクションでご紹介します。



◆「読んでもらう」とは?



言うまでもないことですが、看板は記載してある内容を読んでもらう必要があります。



あなたの整骨院の看板は、読みにくいということはないでしょうか? 看板を発見してもらえたとしても、読んでもらえなければ意味がありません。



どのような看板にしたら読んでもらえるようになるのかーー この具体的なポイントについては、第3セクションでご紹介します。



◆「安心感を持ってもらう」とは?



あなたの整骨院の見た目、安心感を与えるものになっていますか? 知らず知らずのうちに、不安感や抵抗感を抱かせてはないでしょうか? 



通行人にとって、お店というものは見た目が全てです。「どのような整骨院なのか」は、看板などで判断するしかありません。見た目で抵抗感や不安感を抱かせてしまうと、入ってきてはもらえないでしょう。



どのような看板にしたら安心感を持ってもらえるのかーー この具体的なポイントについては、第4セクションでご紹介します。



◆「院内にスムーズに誘導する」とは?



看板において、盲点となりがちなのが、誘導に関することです。



あなたの整骨院、「よし!ここに入ってみよう!」と思った方を、院内にスムーズに誘導できていますか? 看板で適切な案内をすることができず、勘違いをさせてしまったり迷わせてしまったりしていませんか?



どのような看板にしたら院内にスムーズに誘導できるのか、この具体的なポイントについては、第5セクションでご紹介します。



・発見してもらう
・読んでもらう
・安心感を持ってもらう
・院内にスムーズに誘導する



整骨院において、集客できる看板にするためには、この4点を意識しましょう。



発見してもらうためのポイント



発見してもらうためのポイントを4つご紹介していきます。



発見してもらうためのポイント1:看板面は進行方向に対して垂直に設置する



看板を発見してもらうためには、何よりもまず、設置の仕方が重要になります。



看板は、通行人の視界に入りやすいよう、通行人の進行方向に対して看板面が垂直になるように設置しましょう。



進行方向に対して看板面を平行に設置しているケースが多いですが、それでは看板面を見てもらえないまま素通りされてしまう可能性が高くなります。



通行人の目線になって考えてください。通行人は、通常、進行方向を真っ直ぐ見ています。いちいち横を向いて看板を確認するなどといったことはしません。



看板というものは、通行人の進行方向に対して看板面が垂直になるように設置することで、見てもらいやすくなります。



ただ、全ての看板に対してそのようにすべきということではありません。院名や業種業態など、一番最初に見てもらいたい看板はそのようにするのがベターですが、診療時間や地図など、立ち止まって見てもらう看板は必ずしもそのようにする必要はありません。



発見してもらうためのポイント2:周囲と同化させないようにする



看板は、他のお店の看板や風景などと同化させないようにしましょう。



たとえば、青色の看板が多くある通りに同じ青色の看板を設置してしまうと、他の看板と同化して目立ちにくくなってしまいます。また、木がたくさんあるようなところに、緑色の看板を設置してしまうと、木と同化して目立ちにくくなってしまいます。



看板は、他のお店の看板や風景などと同化させないよう、使う色や配置などを工夫してください。



発見してもらうためのポイント3:障害物がないようにする



看板と歩道の間、および看板と車道の間に、障害物となるものがないようにしてください。



障害物となりうるものとしては、次のようなものがあります。



・電柱
・道路標識
・木
・花壇
・自転車
・バイク



また、ある看板が他の看板の障害物とならないようにも配慮してください。



発見してもらうためのポイント4:離れたところにロードサインを設置する



看板を設置できるのは、何もお店の周辺だけではありません。お店から遠く離れた場所に設置することもできます。



街中を歩いているときや車で走っているときなどに、「500m直進」「次の交差点を右折」などといったような看板を見かけることはありませんか? あのような看板は「ロードサイン」と呼ばれます。



ロードサインは、お店の前を通らない方にも、その存在をアピールすることができます。駅から離れたエリアにあるお店や人通りの少ないエリアにある整骨院などは、ロードサインの活用を検討してみてもよいでしょう。



読んでもらうためのポイント



読んでもらうためのポイントを2つご紹介していきます。



読んでもらうためのポイント1:読みやすい文字サイズにする



看板の文字サイズは、読みやすいサイズにしてください。



たとえば、院名は、遠くにいる方にもアピールできるよう、ある程度大きいサイズにするのがよいでしょう。



診療時間に関する情報は、お店の前に立ち止まって見てもらうことが多いため、必要以上に大きくしない方がよいでしょう。



昔から看板業界では、次の計算式が使われています。



文字の縦の大きさ(cm)= 見る人から看板までの距離(cm)÷250



たとえば、10m(1,000cm)離れたところから読んでもらいたい看板であれば、



1,000÷250=4



という計算式から、”文字の縦の大きさは4cm”ということになります。



なお、この計算式から算出される数字は、あくまで目安です。車に乗っている方や高齢の方などを対象とする場合は、算出される数字よりも、大きいものにするようにしてください。



読んでもらうためのポイント2:読みやすい高さにする



立ち止まってゆっくり見てもらいたい看板については、なるべく読み手が読みやすい高さに設置してください。



目線の位置、もしくはそれより少し低い位置が理想です。具体的な数字でいうと、ターゲットが成人女性であれば130~150cm程度、ターゲットが成人男性であれば140cm~160cm程度です。



看板では、内容に集中してもらうことが大事です。しゃがまなくてはいけない高さであったり、首に負担がかかるような高さであったりすれば、内容に集中してもらえなくなります。



安心感を持ってもらうためのポイント



安心感をもってもらうためのポイントを3つご紹介していきます。



安心感を持ってもらうためのポイント1:院内の写真を出す



多くのお客様は、入ったことがないお店に対して、「怖い人がいたらどうしよう」「汚いところだったらどうしよう」「場違いだったらどうしうよう」などといった思いを抱きます。



看板では、院内の様子やスタッフの雰囲気が分かるような写真を掲載するようにしてください。ただそれだけでも、安心してもらいやすくなります。



また、当然のことではありますが、写真の撮り方も大事です。



人物の写真であれば親近感を感じてもらえるよう笑顔がよいですし、風景の写真であれば暗く見えないよう光のバランスに気をつけた方がよいです。



写真を撮るのが苦手な場合は、プロの方に依頼してもよいと思います。



なお、第7セクションでも述べますが、「柔道整復師法」により、施術風景の写真を看板に掲載することは禁じられています。



安心感を持ってもらうためのポイント2:色や形を工夫する



親しみを感じてもらえるよう、看板の色は工夫してください。オレンジや黄色、ピンクなどは、比較的、親しみを感じてもらいやすい色です。



青や茶色を使用しているケースが多いですが、青は病気(血行が悪いイメージ)を連想させてしまうことが、茶色には重さ・敷居の高さを感じさせてしまうことがありますので、注意してください。



また、可能であれば、看板の形も工夫してください。円形や楕円形、角を丸くした長方形などが、比較的、親しみを感じてもらいやすい形です。



安心感を持ってもらうためのポイント3:看板は常にキレイさを保つ



単純に汚い看板はNGです。



入口や院内などは定期的に掃除をしているが、看板については全く掃除をしてないーー このような整骨院もありますが、お客様からの印象はよくありません。文字が見えにくくなる原因にもなります。



古くからある整骨院ほど、この点に注意が必要です。



院内にスムーズに誘導するためのポイント



院内にスムーズに誘導するためのポイントを3つご紹介していきます。



院内にスムーズに誘導するためのポイント1:時間に関する情報を記載する



何らかのお店に入ろうとするとき、「営業しているのかどうか分からない」という状況になってしまうことはありませんか? それで他のお店に行ってしまうようなことはありませんか?



看板では、診療日と診療時間を明確に伝えるようにしてください。「診療中」「お休み中」などといったメッセージを記した看板を使用するのも効果的です。



院内にスムーズに誘導するためのポイント2:場所に関する情報を記載する



何らかのお店に入ろうとするとき、「入口の場所が分からない」「駐車場の場所が分からない」という状況になってしまうことはありませんか? それで迷って時間を無駄にしてしまうようなことはありませんか?



看板では、入口や駐車場の場所を、矢印や地図などで明確に伝えるようにしてください。



ちなみに、2階以上にある整骨院や地下にある整骨院は、「入口の場所が分からない」という状況になってしまうケースが多いです。都市部やお店が密集しているエリアでは「駐車場の場所が分からない」という状況になってしまうケースが多いです。



院内にスムーズに誘導するためのポイント3:運営方法に関する情報を記載する



整骨院に来る方の中には、「保険が効くかどうか」「予約制かどうか」を気にされている方が多くいらっしゃいます。看板では、その疑問を解決できるような情報を記載してください。



最新版(2020年時点)整骨院の広告規制



ご存知の方がほとんどかとは思いますが、整骨院には、「柔道整復師法」による広告規制があります。



チラシ、パンフレット、ポスター、看板などといった広告媒体において、掲載が認められているのは、以下の項目のみになります。



1 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
2 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
3 施術日又は施術時間
4 その他厚生労働大臣が指定する事項
① ほねつぎ(又は接骨)
② 柔道整復師法第十九条第一項前段の規定による届出をした旨
③ 医療保険療養費支給申請ができる旨(脱臼きゆう又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る。)
④ 予約に基づく施術の実施
⑤ 休日又は夜間における施術の実施
⑥ 出張による施術の実施
⑦ 駐車設備に関する事項

(出典:柔道整復師法



ここにある項目以外のことを掲載したら、法律違反となり、「30万円以下の罰金に処する」とされています(柔道整復師法第30条第5号)。



次のような項目は掲載してしまいがちですが、法律違反になりますので、注意してください。



・院長の経歴
・院の特徴
・施術で期待できる効果
・施術風景
・お客様の声
・お客様の写真
・お客様のビフォーアフター
・料金
・割引情報



なお、ホームページ、院内に掲示・設置するポスターやパンフレットなどは、広告規制の対象外です。



デジタルサイネージの活用



整骨院の集客力を高めるために、デジタルサイネージを活用するのもオススメです。



デジタルサイネージとは、表示や通信にデジタル技術を活用して情報を発信する装置のことです。「デジタル看板」「電子看板」などと呼ばれることもあります。近年、商業施設や交通機関、イベント会場など、至るところで活用されるようになってきました。



デジタルサイネージには、下記のようなメリットがあります。



・視認性が高い
・夕方・夜でも広告効果を発揮する
・広告内容をデジタル的に切り替えることができる(スライドショーで表示させることができる)



まとめ



整骨院の集客力を高める看板のポイントをご紹介してきました。



せっかく整骨院を開いているのに、認知してもらえない… 間違った印象を与えてしまう… 無駄に機会損失している… なんてことがあっては残念ですよね。



・発見してもらう
・読んでもらう
・安心感を持ってもらう
・院内にスムーズに誘導する



この4点を意識することで、集客につながる効果的な看板にすることができます。



看板は、費用対効果が高く、即効性もある集客ツールです。整骨院の集客力を高めるため、今回ご紹介した内容をぜひ役立ててください。



デジタルサイネージ看板で集客効果UP!



弊社ヤマトサイネージでは、店舗ビジネスを展開されている方からデジタルサイネージ看板についてのお問合せを多数いただきます。



やはり通常の看板より、動きがあったり、時間帯によって内容を簡単に帰られたりということで、興味を持たれる方が増えているようです。



店頭、店内にデジタルサイネージ看板を導入して、効果を感じていただき、複数店舗に導入していただくこともあります。



デジタルサイネージ看板にご興味をお持ちいただけましたら、ヤマトサイネージにお気軽にお問合せ下さい。導入しやすい長期リースもご用意しております。