「1年後生存率が5割、3年後生存率が1割」などと言われているエステサロン。



  • 「チラシをポスティングしているけれど、あまり反応がない」
  • 「地域情報誌に広告を出しているけれど、コストがかかりすぎる」
  • 「競合するお店がどんどん増えてきていて、将来が不安になる」


などなど、集客に悩まれている経営者さんが少なくありません。



集客で悩んでいるとき、ぜひとも見直していただきたいのが看板です。あまり意識されていない方も多いのですが、看板は極めて重要な集客ツールです。



ここでは、エステサロンの集客力を高める看板のポイントをご紹介していきます。



看板は極めて重要な集客ツール



エステサロンを経営されている方、どのような看板を設置していますか? 記載する情報やデザインなどは工夫されていますか?



看板に対して「ただの表札」「単なる目印」などといったような捉え方をしている方が少なくありません。しかし実際のところ、看板は極めて重要な集客ツールです。



  • 「こうすれば見てもらいやすいだろう」
  • 「こうすればイメージが湧きやすいだろう」
  • 「こうすればスムーズに入店してもらえるだろう」


このように、看板を見直してみるだけで、集客数が10%も20%も伸びていくということは十分に起こり得ることです。



また、看板は費用対効果の高い集客ツールでもあります。



多くのエステサロンでは、集客対策として、「メディアに広告を掲載する」「チラシをポスティングする」などといったことを行っていますが、これらはその都度コストが発生してしまいますし、仮に集客に成功したとしても、それは一時的なものでしかありません。



一方で、看板はどうでしょう。基本的には、一度セットしてしまえば、ずっと効果を発揮し続けてくれます。集客で悩んだときに看板を見直してみることは、費用の面からも有効な手段と言えます。



エステサロンの看板に記載したい内容



これから集客力を高める看板のポイントをご紹介していきますが、まず看板に記載する内容について確認しておきましょう。一般的に、エステサロンの看板には、下記のような内容を記載します。



[表札的な情報]



  • 店名
  • 業種業態(フェイシャルエステ、ボディエステ、脱毛エステなど)
  • キャッチコピー


[特徴や魅力を伝えるための情報]



  • スタッフのプロフィール
  • スタッフの写真
  • コンセプト(ダイエッター向け、デトックス重視、スピーディーなど)
  • メニュー&価格
  • お客様の声
  • お客様のビフォーアフター
  • キャンペーン情報


[事務的な情報]



  • 営業時間
  • 入口や駐車場の場所
  • 運営スタイル(予約なしOK、夜間も営業、キッズルームありなど)
  • 連絡先(電話番号、メールアドレスなど)
  • ホームページのURL


ぜひ参考にしてください。



なお、「全てを網羅しなくてはならない」などといったことはありません。あまりに情報が多すぎるのも、看板として不適切です。相手を混乱させてしまったり疲れさせてしまったりします。何より、ほとんどのお客様は、ほんの一瞬しか看板を見ません。ただ情報が多いだけで、「別にいいや」とスルーされてしまうこともあります。



エステサロンで使われる看板の種類



看板にはさまざまな種類がありますが、エステサロンの看板としてよく使われるのは、「スタンド看板」「突き出し看板」「ウインドウサイン」「のぼり」「垂れ幕」です。



[看板1:スタンド看板]



スタンド看板とは、移動可能な自立式の看板のことです。メニュー&価格、お客様の声、運営スタイルなどの表示によく使われています。



スタンド看板の特徴:



  • お店の入り口付近に設置することが多い
  • チラシやクーポンなどを設置できるタイプがある
  • 人や自転車などとの接触で壊れてしまうリスクがある


[看板2:突き出し看板]



突き出し看板とは、建物の高い部分から道路面に突き出すように出ている看板のことです。店名、業種業態、キャッチコピーなどの表示によく使われています。



突き出し看板の特徴:



  • 場所を取らない
  • 高いところにあるため、人や自転車、花壇などが障害物とならない
  • 高いところにあるため、メンテナンスに手間がかかる


[看板3:ウィンドウサイン]



ウィンドウサインとは、窓や扉のガラス面に、シート(カッティングシート、インクジェットシートなど)を貼って看板とするものです。メニュー&料金、営業時間、連絡先などの表示によく使われています。



ウィンドウサインの特徴:



  • 場所を取らない
  • サロン内の目隠しや日除けとしても利用できる
  • 室内に設置するものなので、劣化しにくい


[看板4:のぼり旗]



のぼり旗とは、長方形の布を棒に括りつけたものです。店名、業種業態、キャッチコピー、キャンペーン情報など表示によく使われています。



のぼり旗:



  • 比較的安価
  • 風でなびくため人の目に留まりやすい(人は動くものに目がいく習性があるため)
  • 風でなびくため細かい情報の表示には適していない
  • 強風で飛ばされてしまうリスクがある


[看板5:垂れ幕]



垂れ幕とは、長方形の布を建物の壁面に取り付けたものです。のぼり旗と似ていますが、布の4辺を固定するため、のぼり旗ほどは風になびきません。店名、業種業態、キャッチコピー、メニュー&料金などの表示によく使われています。



垂れ幕の特徴:



  • 場所を取らない
  • 比較的安価
  • 風でなびくため人の目に留まりやすい
  • 強風で飛ばされてしまうリスクがある


以上が、エステサロンで使われている看板です。



看板というと、建物の屋上に設置する看板や、背の高い支柱の上に設置する看板など、大々的なものを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。



それらの看板は、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなど、1日に数百人~数万人程度の方を集客する場合に使われるものです。



エステサロンでは、ご紹介したような小型、低コスト、移動させやすいものがよく使われています。



複数の看板を設置する際は、雰囲気を統一するようにしてください。



看板によって、雰囲気にズレがあると、「何かがおかしい」「なんか落ち着かない」などといったような不安感を抱かせてしまいます。



チラシやホームページなども、なるべく看板の雰囲気と合わせるのがベターです。



お客様が入ってくる看板のポイント



集客につながる看板のポイントを3つご紹介します。



【ポイント1:デザインでコンセプトや雰囲気を伝える】



基本的に、看板というものは、ほんの一瞬しか見てもらえないものです。通りにある一つひとつの看板を、立ち止まってじっくりと見ていく方はいません。ですので、一瞬で「どんなお店なのか」が伝わるようにすることが、大きなポイントになってきます。



集客できる看板にするために、お店のコンセプトや雰囲気などが見た目でも伝わるようにしましょう。具体例をご紹介します。



[”形”でコンセプトや雰囲気を伝える]



  • 可愛い印象を与えたいのであれば、丸みを帯びた形の看板にする
  • 足裏エステであれば,、足の形をした看板にする


[”素材”でコンセプトや雰囲気を伝える]



  • アジアンテイストのサロンであれば、木で看板を作る
  • ナチュラルな印象を与えたいのであれば、看板の周りに花や緑をあしらう


[”色”でコンセプトや雰囲気を伝える]



  • 明るい印象を与えたいのであれば、看板の色としてオレンジや黄色を使う
  • セレブ向けのサロンであれば、看板の色として高貴さのある紫や高級感のある黒を使う


[”イラスト”でコンセプトや雰囲気を伝える]



  • ハワイアンテイストのサロンであれば、看板にヤシの木のイラストを載せる
  • エステティシャンが男性であれば、看板に男性のイラストをのせる


【ポイント2:写真を効果的に使う】



看板には、写真を掲載していますか?



たとえば、



  • 店主やスタッフの顔写真
  • サロン内部の写真(待合室、施術室、お手洗い室など)
  • 施術風景
  • お客様のビフォーアフター写真


などなど。



「百聞は一見に如かず」です。写真には、下記のようなメリットがありますので、積極的に活用するようにしてください。



  • 感覚的に理解してもらえる
  • 記憶に残りやすい
  • 文字よりもインパクトを出しやすい
  • 文字を読むよりも労力がかからない


そして、当然のことではありますが、写真の撮り方も大事になってきます。



人物の写真であれば親近感を感じてもらえるよう笑顔がよいですし、風景の写真であれば暗く見えないよう光のバランスに気をつけた方がよいです。



写真を撮るのが苦手な場合は、プロの方に依頼するという手もあります。



なお、多くのお客様は、はじめて入るお店に対して、少なからず不安感をいだきます。たとえば、「変な人や怖い人がいたらどうしよう」「居心地の悪い場所だったらどうしよう」など。特にエステサロンでは、体に直接触れることになるため、他のジャンルのお店よりもこの傾向が強くなります。



こういった意味でも、写真は積極的に活用するようにしてください。写真で、「優しそうなスタッフさんね」「リラックスできそうなところね」などといったことが分かれば、安心して入ってきてもらえるでしょう。



【ポイント3:迷わせないための案内を出す】



何らかのお店に入ろうとするとき、「営業しているのかどうか分からない」「駐車場の場所が分からない」という状況になってしまうことはありませんか? それで時間を無駄にしてしまったり結果的に立ち去ってしまったりするようなことはありませんか?



看板では、このようなことがないよう、適切な案内を出すようにしましょう。



エステサロンにおいては、下記のような疑問が起こりやすいです。参考にしてください。



  • 今営業しているの?
  • 入口はどこ?
  • 駐車場はどこ?
  • 所要時間はどれくらい?
  • 予約なしはOKなの?
  • 子供がいても大丈夫なの?
  • あとで電話したいけれど、電話番号は?


他の集客ツールとの連携



看板というものは、面積が限られています。看板制作の際、看板に載せたくても載せきれない情報というものが出てくることもあるでしょう。適宜、チラシやホームページなどに誘導するようにしてください。



【チラシに誘導】



看板のすぐ近くにチラシを設置しておくと、必要とする方が手に取ってくれるようになります。クーポンをつけるとより効果的です。会社や家庭などに持ち帰ってもらうことで、拡散効果も期待できます。



なお、チラシは汚れないように気を付けてください。エステサロンでは清潔感も大事です。汚れたチラシを渡してしまうとサロンに対しての印象が悪くなります。



【ホームページ、ブログ、SNSなどに誘導】



ホームページ、ブログ、SNSなどがあれば、そちらにも誘導しましょう。



看板に、「QRコード」「URL」「アカウント名」「”〇〇で検索”というフレーズ」などを掲載することで、アクセスしてくれるようになります。



「エステに関するお役立ち情報満載」などアクセスするメリットが分かるようにすると、なお効果的です。



エステサロンの広告規制



ご存知の方がほとんどかとは思いますが、エステサロンには、広告規制があります。「景品表示法」と「薬機法」、この2つをおさえておきましょう。



[景品表示法]



景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)とは、不当景品や不当表示から、一般消費者の利益を保護することを目的とした法律のことです。



この景品表示法において、エステサロン経営者がおさえておきたいのは「優良誤認表示」と「有利誤認表示」です。



優良誤認表示とは、商品やサービスの品質について、実際よりも著しく優良であると誤認させるおそれのある表示のことをいいます。



NG表現事例:



  • 「わずか1週間で5キロ痩せる」と広告しているが、根拠や裏付けがないケース
  • 「たった1回の施術で3センチも小顔に」と広告しているが、根拠や裏付けがないケース


有利誤認表示とは、商品やサービスの価格や取引条件などに関して、実際よりも著しく有利であると誤認させるおそれのある表示のことをいいます。



NG表現事例:



  • 「今だけ〇〇コースが3,000円」と広告しているが、常に3,000円であるケース
  • 「この施術を受けられるのは当サロンだけ」と広告しているが、他でも施術が受けられるケース


[薬機法]



薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)では、医療行為ではないのに、あたかも医療行為ができるような広告表現を規制しています。



当然のことながら、エステは医療行為とは異なります。エステサロンの広告において、医療行為ができると勘違いされるような表現をすることは薬機法に抵触します。



NG表現事例:



  • 成長ホルモンの分泌が促進される
  • 殺菌効果がある
  • 皮膚病を治すことができる


[エステ関連団体が自主的に定めるガイドライン]



景品表示法と薬機法について解説しましたが、エステサロンの広告に関連する法律はこの2つだけではありません。他にも、「医師法」「医療法」「あはき法」「特定商取引法」「消費者契約法」など様々な法律が関連しています。



本来、これらの法律は順守していく必要がありますが、あまりたくさんの法律があるため、多くのエステ業者さんが、その内容を把握できていないのが現状です。あらゆる方面から政府機関に対してガイドラインを作成して欲しいとの要望が出されていますが、現時点では作成に至っておりません。



このような背景から、「エステティック業振興協議会」が、自主的に「エステティックの広告表記に関するガイドライン」という基準を定めています。こちらも参考にしてください。



デジタルサイネージの活用



エステサロンの集客力を高めるために、デジタルサイネージを活用するのもオススメです。



デジタルサイネージとは、表示や通信にデジタル技術を活用して情報を発信する装置のことです。「デジタル看板」「電子看板」などと呼ばれることもあります。近年、商業施設や交通機関、イベント会場など、至るところで活用されるようになってきました。



デジタルサイネージには、次のようなメリットがあります。



【メリット1:視認性が高い】



デジタルサイネージは、高輝度の液晶パネルやLEDパネルを使用しているため、視認性が高いです。それだけ目にとめてもらいやすく、内容も伝わりやすいです。



【メリット2:広告内容を切り替えられる】



デジタルサイネージでは、広告内容をデジタル的に切り替えることができます。



これにより、



  • [メニュー]→[キャンペーン]→[営業時間]と順繰りに切り替える
  • 通勤時間帯は[会社勤めの方向けの情報]、昼間は[主婦の方向けの情報]と時間帯に応じて切り替える
  • サロン内部の写真をスライドショー表示する


などといったことを行うことができます。



注目してもらいやすくなりますし(人には動くものに目がいく習性がある)、スペースの節約にもなります。



【メリット3:夜間でも広告効果を発揮する】



デジタルサイネージは画面が明るく鮮明なため、夜間でも広告効果を発揮することができます。夜の方がずっと目立つということもあるでしょう。デジタルサイネージは、夜間営業も行っているエステサロンに適しています。



まとめ



エステサロンの集客力を高める看板のポイントをご紹介してきました。



看板は、単なる表札でも単なる目印でもありません。極めて重要な集客ツールです。記載する情報やデザインを変えてみるだけで、集客数というものは大きく変わってきます。



エステサロンの集客力を高めるため、今回ご紹介した内容をぜひ役立ててください。



方向性で悩んだときは、Googleなどの検索エンジンで画像検索をしてみるのもよいと思います。実際に使われている看板がたくさん出てきてきますので、イメージが湧くようになるでしょう。



また、普段の生活において、気になったお店の看板があれば、「なぜ気になっただろう?」と考えてみるのもオススメです。そこには、集客力を高めるためのヒントが隠されています。



デジタルサイネージ看板で集客効果UP!



弊社ヤマトサイネージでは、店舗ビジネスを展開されている方からデジタルサイネージ看板についてのお問合せを多数いただきます。



やはり通常の看板より、動きがあったり、時間帯によって内容を簡単に帰られたりということで、興味を持たれる方が増えているようです。



店頭、店内にデジタルサイネージ看板を導入して、効果を感じていただき、複数店舗に導入していただくこともあります。



デジタルサイネージ看板にご興味をお持ちいただけましたら、ヤマトサイネージにお気軽にお問合せ下さい。導入しやすい長期リースもご用意しております。