盛岡駅のバスターミナルにデジタルサイネージを設置
岩手県の盛岡駅に隣接するバスターミナルに、デジタルサイネージを設置しました。バスの利用者に対して時刻表を表示する目的です。縦画面のスタンド型ディスプレイを3台並列させて、あらゆる情報を提供しています。
55インチの縦画面自立スタンド型ディスプレイ、IP65の防塵防水性能
ディスプレイの大きさは55インチ。画面サイズは1台あたり縦が1200mm、横が685mmです。日中の自然光に画面の明るさが負けないように、高輝度の液晶ディスプレイを採用しました。画面の輝度はMAX3000カンデラになります。夜間は眩しすぎないように、センサー感知で画面の明るさを自動調整します。
屋外にデジタルサイネージを設置するときに重要なのが防塵防水性能です。盛岡は降雪もある地域で、その対策も必要となります。今回用意したのはIP65の防塵防水性能を持つサイネージ筐体です。風雨はもちろん、雪にも対応した筐体です。
ミニパソコンを筐体内に仕込んでクラウド配信
直近のバス発着時間を表示させるため、ミニパソコンを筐体内にインストールして通信を行います。時間毎にコンテンツを更新するシステムを採用しています。サーバーを通じたクラウド配信を行うことで、時間が狂うことなく正確に更新されます。
屋外のスタンド設置は安全性を確保
このように屋外にデジタルサイネージスタンドを設置する場合、注意したいのが安全性です。しっかりとした基礎工事を行い、転倒防止に努めます。強靭なアンカーボルトで複数箇所を固定します。
バス停や電車の駅、空港の時刻表はデジタルサイネージ化が進んでいる
デジタルサイネージは時刻表の表示に適しています。次発や次々発の時刻表示をすることは、利用者にとって大変嬉しいサービスです。もしこのような情報提供をアナログで実現しようとすると、とても手間がかかる作業になります。システムを組んで自動配信することで、スムーズな情報更新が可能です。
緊急時にはリアルタイムで情報を切り替えることも可能です。便の遅れや欠便の案内をリアルタイムで表示できることもメリットです。また、災害時にはその情報を流すこともできます。利用者の多い交通の要所であるため、あらゆる情報提供に適している場所といえます。