ショッピングモールのテナント店舗へ100インチ超の液晶マルチモニターを設置
複合商業施設内のテナント店舗に巨大画面のアイキャッチを採用
広島市西区にある商業施設「LECT(レクト)」内のテナント店舗様の新規オープンに合わせて、内装工事の段階で110インチの大型液晶マルチモニターを取り付けさせていただきました。多数のショップが並ぶ大型のショッピングモールでは、店舗のブランディングをどのようにしていくかがポイントです。
※株式会社イズミが展開する複合商業施設レクト
設置前に現場調査へ訪問
事前に現場調査へ伺い、壁面のチェックや取り付け位置、電気配線等の打ち合わせをしました。下見段階では下の写真のような感じで、モニター取り付けの工事日までに内装業者さん側で商品棚を取り除き、モニターを設置するスペースを確保するという流れになりました。
モニターの設置工事
昼夜問わずお客様がたくさん訪れる商業施設は、基本的にどの現場も深夜(閉店後)に設置工事をする場合が多いです。今回の施設も22時以降の作業指示となりました。現場に到着すると予定通り商品棚が取り除かれており、一枚の大きな壁面となっていました。
液晶マルチモニターを壁面に設置する場合は、まずモニター取り付け用のブラケット(壁掛け金具)を壁面に固定することから始めます。ブラケットが歪んでしまうと後に支障が起こるため、レーザーを照射して水平を保ち、歪みが無いように固定していきます。
ブラケットを壁面に固定したら、次はモニターを設置していきます。今回は55インチのマルチ専用モニターを4台田の字型に組み合わせる、合計110インチになる大型のマルチモニターです。
マルチ専用モニターとは、モニターを連結したとき、枠が重なりできてしまう十字のラインが目立たなくなるように、モニターを保護する役目をもつベゼル(液晶保護枠)を極限まで薄くしたものです。
保護枠が薄いと、少しの衝撃でも液晶にダメージを負ってしまうリスクがあります。そのため設置作業はかなり慎重に行います。ちなみに経験豊富なスタッフが取り扱っても、極稀に故障させてしまうこともあります。なので設置工事の際は万一を考え、予備モニターも数台持参するのが弊社のルールとなっています。
ブラケットにも特徴があって、実は伸縮性がある油圧式のプッシュタイプとなっています。画面を優しく押し込むと、ロックが解除されて画面が前面に飛び出るようになります。
こうすることで配線作業も楽になります。また、メンテナンスの際にもこのブラケットを使うことで、モニターを取り外さなくても簡単な作業はできるようになります。そのため作業時間の短縮にもつながります。完成形は下の写真となります。
画面内に出来るラインの幅は3.5mmとなります。違和感はさほど感じません。配線をモニターの背面にきちんと収納して仕上がりです。今回は内装工事が仕上がる前にマルチモニターを設置したため、最後に画面を養生して帰ります。
作業時間は約2時間程度となりました。こちらのテナント様は「ラ・ホヤハレ」さん。札幌に拠点を置かれる天然石やアクセサリーのショップとなります。
大型のマルチモニターでは、主に商品やサービスのセールスプロモーションを行います。これだけ大きなモニターだと、アイキャッチとしても十分活躍するのではないかと思います。皆様もお近くに来られたら、ぜひお立ち寄りください。
システム図
地域 | 広島県広島市 | 形態 | マルチ |
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カテゴリー | 常設 | サイネージのモデル | 液晶マルチモニター |
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