製品特性について
1. パネル間の継ぎ目(ベゼル)
複数パネルを並べる構造上、パネル間に細い枠(ベゼル)が見えます。できる限り目立たない狭ベゼル設計を採用していますが、継ぎ目が完全に消えるわけではありません。これはマルチディスプレイ共通の仕様です。
2. 色味・明るさの個体差
液晶パネルは製造上、同じ時期に製造された製品(同一ロット)でも、色味や明るさ(輝度)にわずかな差が生じることがあります。これは液晶パネル全般に共通する特性であり、製品の不良ではありません。
3. 経年変化とパネル交換時の注意
液晶パネルを光らせるバックライトは、使用とともに徐々に暗くなり、色味も変化します。これは電球が少しずつ暗くなるのと同じ、消耗品としての自然な変化です。
【部分交換についての注意】
変化が目立つパネルのみを新品に交換した場合、新旧パネルの色味・明るさの差が視覚的に顕著になることがあります。これはパネルの不良ではなく、液晶の特性上避けられない現象です。部分交換後に生じた新旧パネル間の色差・輝度差は保証対象外となります。
4. 連続稼働について
24時間連続稼働は推奨しておりません。1日1回は電源をお切りください。
設置時の重要ポイント
4. パネル間の隙間について
設置時、ディスプレイ間には名刺1枚分程度の隙間を設けます。
これは製品保護のための措置です。隙間なく密着させると、温度変化や振動により液晶に線が入る・液漏れするなどの深刻なダメージにつながるためです。狭ベゼル設計の美観はわずかに損なわれますが、製品を長持ちさせるために必要となります。
5. 壁面ブラケットの定期点検
壁掛け金具(ブラケット)は、経年や振動、地震などで徐々に下がることがあります。
下がったブラケットがパネルを押し付け合う状態になると、破損の原因になります。
定期的に緩み・傾き・下がりがないかご確認ください。
6. 設置環境
・適切な換気・冷却を確保(過熱は故障・寿命短縮の原因)
・直射日光、高温多湿、腐食性ガス、継続的な振動のある場所は避ける
・電源は安定供給が必要(サージプロテクター・無停電電源装置の使用を推奨)
7. HDMIケーブル
5mを超える長距離配線は信号劣化の原因になります。認証品質のケーブルをご使用ください。
8. 専門業者による設置を推奨
パネルの正確な位置合わせ・適切な隙間確保には専門知識が必要です。
定期メンテナンスのお願い
長期間にわたり美しい映像を維持するため、以下の点検をお勧めします。
- 取付金具・ブラケットの緩み、傾き、下がりの確認
- パネル間の隙間・接触状況の確認
- 中性洗剤を水で100倍程度に薄めた洗剤液に柔らかい布やクリーニングクロスを浸して、固く絞って汚れを拭き取り、乾いた布で仕上げてください
保証についてのご案内
以下は製品特性または設置・環境要因によるものであり、メーカー保証の対象外となります。
- 経年による輝度低下・色味変化
- パネル間の色ムラ・輝度差(同一ロット含む)
- 部分交換後の新旧パネル間の色差・輝度差
- 隙間不足など設置不備に起因する破損
- ブラケットの経年劣化・振動・地震等による破損
- パネル交換後の既存パネルとの色差・輝度差
- ケーブル・接続・電源環境に起因するトラブル