透過型デジタルサイネージ(LEDディズプレイ)の特徴|メリット・デメリット、設置時の注意点、選び方を解説

透光率60%~90%超の新しいジャンルの透過型LEDビジョン。これまでのLEDビジョンの弱点を解決した透明LEDビジョンです。 窓等に設置すると、光を遮ってしまうこれまでのLEDビジョンの弱点を克服する新しいジャンルのLEDビジョンが透過型LEDビジョン(シースルー型、透光型ともいいます。)です。 透過度は60%~90%を超えるものもあり、日中でも外光を取り入れる必要のある窓等をディスプレイとして活用できます。ロードサイドの大型のショーウィンドウがある商業施設などに最適です。屋外用タイプも登場しました。
透過型LEDビジョン
透過率60~90%
自立式スタンド
屋外対応製品もあります
窓内枠にピッタリフィット

メリット

  • 採光しながらディスプレイ化
  • 設置が容易(ステーが充実)
  • ピクセルピッチが選べる

注意点

  • 機種によっては電気消費量が多くなる
  • 導入コスト(液晶とのコスト比較)
  • 設置の安全性

よく使われる場所

  • ロードサイドのカーディーラーショールーム
  • ショッピングモール等の空間装飾として
  • 商業ビルのアイキャッチとして

透過型LEDビジョンの選び方

透過型LEDビジョン製品の主な選び方は「ピクセルピッチ」「サイズ」となります。屋内に設置する場合、メンテナンスは背面が基本となります。
【ピクセルピッチ】
ご予算と視認距離を考慮して最適なピクセルピッチを提案します。現状では3.9mmや7.8mmが主流となっています。
【サイズ】
LEDビジョンから視点までの距離によって選びます。4mならピクセルピッチ4mmを選びます。6mでもより美麗に見せたい場合ピクセルピッチ4mmを用います。

透過型LEDビジョン取付方法

製品・メーカーによって取り付け方法は異なりますが、基本的に固定取り付けの場合は、ブラケットを使用したり、鉄枠を製作します。レンタルの場合は、キャビネットごとを連結させて使用することが多いです。
イベントや空間演出の場合、トラス等で吊り下げて設置することがあります。
窓枠に納める場合、上下にテンションをかけたり
専用の鉄枠を制作して取付ます。

透過型LEDビジョンの構成機器と参考結線図

メーカー、製品によって異なりますが、基本的にキャビネット+コントローラー+プレイヤー、必要に応じて輝度調整機などシンプルな機器構成となります。

レシービングカード

映像信号を受信し表示します。

モジュール・ストライプ

ドット切れが発生した場合、一列ごと交換するストライプタイプ、小型のモジュールタイプがあります。

キャビネット

複数のLEDモジュール、レシービングカード、電源ユニットで構成されます。スクリーンサイズはキャビネットの枚数により決まります。

センディングマシン

映像信号を送る機器です。プレイヤー一体型やLTE対応されているものもあり、この1台で運用可能です。

電源ユニット

通常キャビネット内に組み込まれています。

専用ケーブル

LEDキャビネット間を接続するケーブルです。

ネットワークケーブル

LEDキャビネットとセンディングマシンを繋ぎます。CAT5、6のケーブルを主に使用します。

輝度センサー(オプション)

夜間等外部の明るさに応じてディスプレイの輝度を自動調整します。

透過型LEDビジョン参考動画

透過型LEDビジョン組み立て手順

透過型LEDビジョン

保証について

こちらの製品はメーカー保証としてご購入より1年間の製品保証をいたします。またオプションで延長保証がご利用いただけます。詳しくは保証のページをご覧ください。


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