
電子黒板を授業や会議のためだけに眠らせておくのは、非常にもったいないことです。高精細で視認性の高い大画面は、使っていない時間こそ、情報発信を最大化する「デジタルサイネージ」として真価を発揮します。
「導入したものの、使っていない時間は真っ暗な画面のままになっている」「もっと手軽に、掲示物や周知事項を全員に届ける方法はないか」と頭を悩ませている管理者の方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、電子黒板STUDIAのスライドショー機能を応用し、学校や企業で「いつ、誰に、何を届けるか」を最適化する具体的な活用アイデアを深掘りします。
電子黒板STUDIA 公式サイト:https://e-studia.jp/
【準備編】STUDIAでスライドショーを始める基本のステップ
本格的な活用法の前に、まずはスライドショーを再生するための基本手順を簡単におさらいしましょう。STUDIAなら、専門知識がなくても以下の3ステップですぐに運用を開始できます。
ステップ1:コンテンツを本体へ保存
作成した画像(JPEG推奨)や動画(MP4推奨)をUSBメモリやクラウド(Google ドライブ等)経由でSTUDIAの内蔵ストレージに保存します。
ステップ2:写真・動画アプリで再生
本体の「写真」または「ビデオ」アプリを開き、再生したい素材を選択します。
ステップ3:スライドショー・リピート設定
メニューからアニメーション効果(フェードやスライド)を選択し、「フルスクリーン再生」をタップすれば自動再生が始まります。
より詳細な設定手順(アニメーションの切り替え時間や詳しい転送方法など)を知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
【学校編】「伝える」から「届く」へ。生徒の日常を変える活用術

学校現場において、情報の「周知」は常に課題です。プリントの配布や口頭の連絡だけでは漏れがちな情報を、電子黒板のサイネージ機能で補完・強化しましょう。
朝の登校時間:一日のリズムを作る「ウェルカムサイネージ」
生徒が教室に入った瞬間、真っ黒な画面ではなく、明るいウェルカムボードが迎えることで教室の雰囲気は一変します。
本日のスケジュールと時間割の変更
「本日の6限は理科室に変更です」といった急な連絡を大きく表示します。
朝の格言・豆知識
英語のフレーズや時事ニュースを日替わりで流し、自然と知識に触れる環境を作ります。
休み時間:生徒の活躍を「見える化」する表彰台
廊下や教室の電子黒板を使って、生徒の努力や成果を共有します。
優秀作品の展示
美術の授業で描かれた絵画や、技術・家庭科の作品をスライドショーで紹介。現物を展示するスペースがなくても、全員の作品を等しく紹介できます。
部活動のハイライト
大会の結果報告や練習風景の写真を流すことで、学校全体に一体感と活気が生まれます。
放課後・下校時:安全と未来を守るインフォメーション
下校時の安全注意
冬の暗い時間帯に向けた交通安全の注意喚起や、不審者情報の共有。
進路・キャリア情報
廊下の端末でオープンキャンパスの告知や奨学金の締め切りを繰り返し流し、生徒の意識に刷り込みます。
【お悩み解決】プリント配布だけでは届かない?生徒の視線を自然に集める「視覚的プッシュ通知」
どれほど重要な連絡事項でも、プリントを配るだけではカバンの奥に眠ってしまうことがあります。STUDIAをサイネージ化すれば、登校時や休み時間に「提出物の期限」や「明日の持ち物」を大画面で繰り返し表示できます。
動画や鮮やかな色使いで視覚を刺激する「プッシュ通知」のような役割を果たすため、生徒の無意識な記憶に残りやすく、連絡漏れによるトラブルを未然に防ぎます。
【お悩み解決】「行事のたびにポスターを作る手間」から解放される、デジタル掲示板の運用術
文化祭、体育祭、オープンキャンパスなど、学校行事のたびにポスターを手書きしたり、印刷して壁に貼ったりする作業は教職員の大きな負担です。STUDIAなら、一度作成したデジタルデータを転送するだけで、校内中の掲示を一瞬で更新できます。
貼り替えの労力がなくなるだけでなく、カウントダウン動画を流して行事への期待感を高めるなど、アナログでは不可能な演出も可能になります。
【企業編】「ブランド」と「一体感」を生み出すビジネス活用術

企業の会議室やエントランスにある電子黒板は、会社の「顔」であり、社内文化を育む「窓」でもあります。
来客時(エントランス・応接室):商談を有利に進めるサイレントプレゼン
お客様を会議室に案内してから担当者が到着するまでの数分間。この「待ち時間」を無駄にしません。
会社紹介・導入事例
実績紹介や製品のプロモーション動画をループ再生。お客様が自然と情報を目にすることで、商談開始時のアイスブレイクがスムーズになります。
ウェルカムメッセージ
「Welcome to [来客社名] 様」と表示するだけで、おもてなしの心が伝わり、信頼関係の構築に寄与します。
社内共用スペース:情報の「温度差」をなくすインナーブランディング
メールやチャットツールだけでは伝わりにくい、会社の「空気感」を伝えます。
社内イベントの告知
社内レクリエーションの様子や、新しく入社した社員の自己紹介スライド。
経営方針の浸透
四半期ごとの目標や、社長からのメッセージをスライド化して配信。常に目に触れることで、社員の意識のベクトルを揃えます。
【お悩み解決】「初対面の壁」を自動で溶かす、商談のリードタイム短縮術
担当者が入室する前に、商談の勝率は決まります。STUDIAでお客様専用のメッセージや業界トレンドを提示しておけば、共通の話題がすでに共有された状態で対話がスタートできます。
定型文の挨拶を省き、最初から「本質的な議論」へ突入できるため、成約までのリードタイムの短縮が期待できます。。
【お悩み解決】メール無視を逆手に!「つい目が向く」環境で組織の熱量を揃える
「全社メールが読まれない」のは、情報が受動的だからです。オフィスの一角で、プロジェクトの舞台裏や顧客の感謝の声をショート動画で流し、情報を「浴びる」環境を構築しましょう。
無意識に組織のアイデンティティが刷り込まれることで、バラバラだった社員のベクトルが自然と一方向へ揃い始めます。
【応用テクニック】時間・曜日による「ターゲティング配信」

STUDIAの管理機能やスケジューリング機能を応用すれば、さらに精度の高い情報配信が可能になります。
「時間帯」でコンテンツを出し分ける
ターゲットが「今、何を求めているか」に合わせて内容を自動で切り替えます。
08:30〜09:00(始業前)
今日の予定、気象情報、交通機関の運行状況。
12:00〜13:00(昼休み)
リラックスできる風景動画や、社内のサークル活動紹介。
17:00〜19:00(退社時)
戸締まりの確認、明日の会議室予約状況、セキュリティに関する注意喚起。
「曜日」でモチベーションをコントロールする
一週間の流れに寄り添ったコンテンツ配信で、組織のパフォーマンスを最大化します。
月曜日
「今週のスローガン」やタスクの優先順位を表示し、スタートダッシュを支援。
水曜日(ノー残業デー等)
定時退社を促すメッセージや、健康経営に関するアドバイス。
金曜日
今週の成果を称え合うメッセージや、週明けの準備確認。
サイネージ効果を最大化するコンテンツ制作のコツ
どんなに高機能な電子黒板でも、表示されるコンテンツが分かりにくければ効果は半減します。
コツ1:「3秒」で伝わるデザイン
立ち止まって読む人は少数派です。大きな文字、直感的な写真を用い、一目見て内容が分かるようにします。
コツ2:解像度は4Kを意識
110インチなどの大画面では、解像度の低さが目立ちます。可能な限り「横3840×縦2160」の4Kサイズで画像・動画を作成しましょう。
コツ3:動きで目を引く
静止画のスライドショーでも、フェードやスライドのアニメーションを加えるだけで、人の視線を引きつける力が格段に高まります。
電子黒板STUDIAで「伝え方」をアップデートしよう
電子黒板STUDIAは、議論を深める「ホワイトボード」であると同時に、組織を活性化させる「メディア」でもあります。
「使っていない時間はサイネージとして活用する」というルールを作るだけで、学校や企業の情報共有スピードは劇的に上がります。まずは今日から、お気に入りの写真一枚、社内の連絡事項一つからスライドショーを始めてみませんか?
ヤマトサイネージでは、関東・関西を拠点に全国エリアで、STUDIAの導入支援はもちろん、サイネージとしての効果的な運用方法やコンテンツ制作のアドバイスまで、幅広くサポートしております。
電子黒板の導入をご検討中の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
