クラウド配信(インターネット型)

①コンテンツUP
画像や映像、HTMLなどのURLをブラウザからUPします。PDFやオフィス系ドキュメントに対応したCMSならパワーポイントをそのまま配信することが可能。
②プレイリスト作成
UPしたコンテンツをどのような順番で配信するか、塊を作ります。映像や静止画だけでなく、スクロールテキストや天気予報、YoutubeやInstagram、FacebookなどのSNS等も配信可能なモデルが多数あります。
③配信指示
②で作ったプレイリストをスケジュールします。曜日、時間等、繰り返し、等を指示することができます。またタッチパネルの効果測定をするCTA(Click to Action)を搭載している場合もあります。
メリット
- 細かな時間管理等設定が可能
- クラウドネットワークに繋がったパソコンやスマホがあればコンテンツの更新が可能
- 複数の設置場所のコンテンツを集中管理可能
デメリット
- サーバー代、配信管理ソフト使用料等ランニングコストが発生する
- インターネットに繋がって無いときにはコンテンツの更新が不可(最終更新分が放映される)
- セキュリティ面での考慮が必要
yomier

ヤマトサイネージのオリジナルCMSyomier(ヨミエル)は、ディスプレイに、イメージやビデオなどのコンテンツを簡単に配信できます。コンテンツは、お客様が作成した動画、静止画、音声、PDFだけ でなく、ウェブサイト、Youtubeなども配信できます。また、異なる場所に配置された複数 のディスプレイを簡単に一括管理も可能。スケジュールを設定して決められた時間だけに特別なお知らせを配信したり、音声と組み合わせて通知を行うことも可能です。
スタンドアロン型

①コンテンツ・プレイリスト作成
配信する画像や映像などを作成します。一部の対応機種ではコンテンツの放映順や、画面分割配信等を設定できるスタンドアロン型用のソフトウエアがあります。
②USB等にコンテンツ挿入
画像や映像などをUSBに格納します。プレイヤーによっては映像や静止画の混在は表示できない等がありますのでご注意ください。①のソフトで作成した場合は、配信情報を含んだデータもUSB等に格納します。
③配信
USBやSDカードに入ったコンテンツが表示されます。記録媒体を抜いても放映を続ける本体にハードディスクを搭載したものや、記録媒体を抜いたら再生が停まるもの等様々です。
メリット
- 使い方がシンプル
- ランニングコストが不要
- セキュリティ面で管理しやすい
デメリット
- 物理的な記録媒体差替えの手間が発生
- 高度な配信(SNS等)に対応していない場合が多い
- 一括更新等はできない
USBプレイヤー

既存のディスプレイにHDMI接続するだけでデジタルサイネージとして活用可能なプレイヤーです。USBに入れたコンテンツを順番に再生します。 また本体に電源ON/OFFタイマーや、スタンドアロン版配信管理ソフトに対応しているため、簡易的な画面分割背信やデイリースケジュールを作成することが可能です。
イントラネット版(オンプレミス)

①配信管理ソフトのインストール
自社サーバー、またはパソコンに配信管理ソフトをインストールします。
②コンテンツUP、プレイリスト作成
画像や映像などを社内サーバー等にUPします。ここからはクラウド版とほぼ同じイメージで運用できます。
③配信
②で作ったプレイリストをスケジュールします。曜日、時間等、繰り返し、等を指示することができます。
メリット
- ランニングコストはほぼ不要
- セキュリティ面での心配が少ない
- カスタマイズ性に優れいている
デメリット
- 慣れてないと最初の設定が手間
- 複数拠点の場合は配信管理しにくい
- 機器の費用がかかる(サーバー・パソコン等)
- 自社(または委託)での保守、バックアップ等が必要になる
各メーカーのデジタルサイネージ搭載のCMS等

LGやSHARP、PHILIPS、BenQなどインフォメーションディスプレイとして販売されている機種には、イントラネット対応のCMSが用意されているケースがあります。 これによりディスプレイの費用だけで社内での運用なら集中管理デジタルサイネージが実現します。
画像引用:BenQジャパン