ディスプレイの明るさを示す単位で、読み方は「輝度(きど)」です。cd/㎡(カンデラ)と表記され、数値が高いほど明るいという意味になります。
デジタルサイネージディスプレイを選ぶときの重要項目のひとつ、それはディスプレイの輝度(きど)です。「画面の明るさ」ということです。屋内外、様々な環境に設置される可能性があるデジタルサイネージは、場所によって適切な輝度を選定する必要があります。輝度を表す単位は「cd/㎡」で「カンデラ」と読みます。
屋内用ディスプレイの輝度
屋内で凝視することの多いPC用ディスプレイやテレビ、スマートフォンやタブレット端末等は250カンデラ~450カンデラが主流です。長時間見ていても目に悪影響を与えにくい落ち着いた輝度設定となっています。屋内設置するデジタルサイネージディスプレイもこれに該当します。
屋外用ディスプレイの輝度
屋外用のディスプレイは太陽光に負けないように、高い輝度が設定されています。上の写真は左側が屋内用のディスプレイ、右が屋外用のディスプレイです。直射日光を浴びると屋内用ディスプレイの輝度ではかなり見えづらくなります。そのため屋外で使用するディスプレイは2000カンデラ以上が適正です。
輝度の注意点
注意点としては特に屋外にディスプレイを設置する場合、常に高い輝度が良いとは限らないことです。日中は太陽光に負けないように明るさを強める必要がありますが、そのままの明るさで夜を迎えると眩しすぎます。
対処法とすれば輝度センサーを取り付け、自動で画面の明るさを調整するのが一般的です。タイマーで制御する方法もありますが、その場合は季節により時間を変更しないといけないので手間がかかります。
対処法とすれば輝度センサーを取り付け、自動で画面の明るさを調整するのが一般的です。タイマーで制御する方法もありますが、その場合は季節により時間を変更しないといけないので手間がかかります。