導入した大画面モニター、メインは施設内の監視
岡山県の工場施設様に液晶マルチモニターを導入いただきました。今回導入いただいた液晶マルチモニターは、55インチモニターを8台使用した横長のもの。幅は約4.8メートルになります。メインの使用目的は広い工場内の安全管理のためです。大きなモニターに監視カメラ映像を映し出すことで、万が一の事態にも素早く気づけるようにしました。
マトリクススイッチャーを装備させ、様々な画面レイアウトを可能に
日頃はカメラ映像を映して監視体制を強化していますが、せっかく取り付けた大画面。会議など他の用途でも使用したいですよね。なので今回はマトリクススイッチャーという中継機を取り付け、複数のプレイヤーを接続して画面分割ができるようにしました。
マトリクススイッチャーは複数の映像を同時に配信できる機械
ではマトリクススイッチャーを使うとどのようなことができるのでしょうか?例えば下の写真のようなことです。
画面左半分にはカメラの映像、右にはテレビ映像というように、同時に違う機器の映像を配信することができるのです。また、画面比率も自由に設定することができます。今回は横長の画面構成なので、パソコン画面をいっぱいに映すと横に変倍がかかってしまいます。
これでも見えないわけではないのですが、都合が悪ければパソコン画面と同じ比率に合わせてやることが可能です。
しかしこの場合は画面上にブランクスペースはできてしまいます。
導入の背景
導入以前は小さなモニターでカメラ映像を確認されており、細かな異常には気づきにくいという経緯がありました。また、会議ではプロジェクターを使用しており、映し出される映像がぼやけて見えにくいという意見も散見されたため、液晶マルチモニターの導入を決断されました。