屋外展望台にタッチパネルモニター登場
北九州の世界遺産「官営八幡製鐵所」展望台に屋外用高輝度(MAX3000cd/㎡)防水サイネージを導入いただきました。液晶サイズは65インチの縦型で、WindowsOSを内蔵してタッチパネルでコンテンツを楽しめるようになっています。
基礎工事や設置工事は地元の業者様にご担当いただき、コンテンツは制作会社様が制作されたものを使用しています。今回、弊社はハードのご提供とコンテンツが実際どのように動くかという検証作業を担当いたしました。筺体は屋外設置にふさわしいスチール筺体に焼付け塗装を施したもので、IPレベルは56を確保しました。
背面ドアが開くように設計しており、メンテナンスも簡単に行なえます。
屋外のタッチパネルモニターは「静電容量式」がマスト条件
タッチパネルモニターにはいろいろな方式があります。代表的なのは「赤外線方式」と「静電容量式」です。赤外線方式はややコストが安いことがメリットですが、敏感な反応をすることが特徴です。要するに何にでも反応してしまうのです。
なので、雨や虫などが当たってしまうとそれにも反応してしまう可能性が高いのです。そのため屋外にタッチパネルモニターを置く場合は、赤外線方式は適しているとはいえません。スマホなどにも採用されている静電容量式を選択することで、予期せぬタッチセンサー感知を防ぐことができます。