地下街に広告用の液晶マルチディスプレイを設置
広島県広島市の地下街に液晶マルチディスプレイを設置しました。広告映像を流す目的で、映像配信はクラウドタイプのSTBを使用して遠隔操作で行います。商業や交通の要所となるこの施設で、大きな画面で訴求力の高い広告映像を表示しています。
49インチの薄ベゼル液晶ディスプレイを9台連結
使用した液晶ディスプレイは、連結部のベゼル幅がわずか3.5mmに仕上がるタイプ。画面内にできてしまうラインを細くすることで、見た目の違和感を軽減します。画面サイズは147インチ。横幅は3.24メートル、縦幅が1.83メートルの大画面です。
元々はガラス張りのショーウインドウとして利用されていましたが、そこに液晶マルチディスプレイを設置しました。スピーカーを取り付けて、音声でのアピールもしています。
映像配信はインターネット経由のクラウドSTBを使用
コンテンツ管理はクラウドタイプのSTBで行います。地下街ということもあり、強度のあるLTEルーターを取り付けて通信をしています。クラウド管理のメリットは、遠隔地からコンテンツの編集やタイムスケジュールが組めることです。事務所のパソコンで映像データの入れ替えをしたり、時間割を組んでサーバーにアップロードすれば、自動的に映像が変更されるシステムです。
電源管理はブレーカーのオンオフです。朝7時にブレーカーがオンになり、システムが自動起動します。夜は23時にシャットダウンされるようになっています。
明るく大きなディスプレイで販促活動、地下街全体のイメージアップにも貢献
一般的なショーウインドウや広告看板と異なり、明るくて大きなデジタルサイネージは人の目を惹きやすいといえます。また、動画やスライドで動きをもたせたり、同時に音声も流せるのでより一層の訴求力を得ることができます。
また、周囲が華やかになり、地下街全体のイメージアップや活性化にもつながります。商業広告のみならず、行政からのお知らせなど様々な情報提供の場として期待されています。