LEDビジョンを綺麗に見るために必要な距離です。
LEDビジョンは見る人との位置関係が重要であり、ピッチは「最低適正視認距離」を参考に選定します。LEDビジョンをクリアに見るために、最低限必要な距離です。
最低適正視認距離の計算方法
一般的には「ピッチの数字×1.16m」以上離れて見ると、映像の粗さが気にならないと言われています。例えば4ミリピッチなら「4×1.16=4.64m」、10ミリピッチなら「10×1.16=11.6m」が適正視認距離となります。
例えば写真のような繁華街のビル2階あたりなら、見る人との距離が5m前後になります。なのでピッチは5mm前後を選定するのがベターです。ビルの屋上など、広範囲に映像を流す場合は10mm以上のピッチでも良いでしょう。
例えば写真のような繁華街のビル2階あたりなら、見る人との距離が5m前後になります。なのでピッチは5mm前後を選定するのがベターです。ビルの屋上など、広範囲に映像を流す場合は10mm以上のピッチでも良いでしょう。
LEDビジョンは解像度が悪い
LEDビジョンは液晶と異なり、ドットの間隔が広い(解像度が悪い)ことがネックです。至近距離から見ると映像の粗さが目立ち、違和感を感じることになります。一般的には、見る人との位置関係が保てる場所(ビルの屋上やスタジアムの電光掲示板など)への設置が主になります。
ピッチにより設置コストが異なる
LEDビジョンはピッチが狭ければ解像度が増し、より綺麗に見えるようになります。しかし狭いピッチになるほど、ビジョンの価格が高くなります。最低適正視認距離を知ることで、LEDビジョンを適正な価格で設置することができます。
例えば、地上から10mの高さにLEDビジョンを設置する場合、4mmピッチにする必要はありません。見る人との位置関係は最低でも10m程になりますので、10mmピッチ前後を選ぶのが正解です。もちろん4mmピッチを設置しても問題はありません。ただし見え方はあまり変わリません。ただ設置コストが上がるだけなので、賢いピッチ選定とは言えません。
例えば、地上から10mの高さにLEDビジョンを設置する場合、4mmピッチにする必要はありません。見る人との位置関係は最低でも10m程になりますので、10mmピッチ前後を選ぶのが正解です。もちろん4mmピッチを設置しても問題はありません。ただし見え方はあまり変わリません。ただ設置コストが上がるだけなので、賢いピッチ選定とは言えません。