注目度が高いデジタルサイネージは寄付案件が増えている
弊社には消防署や学校、病院などへ寄付するデジタルサイネージの相談をいただくことがしばしばあります。寄付の場合に注意したいことは、「寄付を受ける側は細かい要望を打診しづらい」ことです。
要するに寄付する側が主導で機器の選定を行ってしまうと、寄付される側の希望に沿わないことがあります。せっかくデジタルサイネージを寄付するのなら、有意義に使ってもらいたいですよね?
今回はデジタルサイネージを寄付するなら、満足してもらえるデジタルサイネージの選びかたを紹介します。
デジタルサイネージを寄付する場合の注意点
デジタルサイネージには様々な機種や使い方が存在します。そのため、寄付する側の都合で選んでもそれがマッチしないケースがあります。失敗しないデジタルサイネージの寄付を行うには、以下の点に注意しましょう。
デジタルサイネージ寄付の注意点①寄付金額で選ばない
デジタルサイネージの寄付お問い合わせでよくあるパターンは、例えば寄付金の額ありきで選びたいというケースです。例えば、「100万円程度のデジタルサイネージを寄付したいので、それに見合ったものを紹介してくれ」という感じです。
デジタルサイネージを使う立場で考えると、設置場所をどうするか(壁面?スタンドタイプ?)の問題や、スペースの問題もあります。仮に100万円の予算いっぱいで大画面のデジタルサイネージを用意しても、デジタルサイネージに合わせて設置場所を設定するのは良くありません。
順序としては「どこに設置したいか?・希望の画面の大きさは?・どのようなことをしたいか?」をヒアリングした上で、我々デジタルサイネージの取り扱い会社に相談いただくのがベストです。金額が高いほど大きいものは用意できますが、画面の大小は関係なくできることは同じです。
なので、実際に使う方にマッチするデジタルサイネージを寄付することが重要なのです。ヒアリングを先にしていただいて、それに対して見積を取り、予算を決定することがおすすめです。また、寄付額が先に決まってしまっているのであれば、無理に全てをデジタルサイネージに費やす必要はありません。余った寄付金で他に必要なものを寄付してあげてください。
デジタルサイネージ寄付の注意点②自分が寄付を受ける側になって考える
デジタルサイネージを寄付する場合に考えてほしいのは、自分が寄付を受ける側になって考えることです。せっかく寄付するなら「高くて見栄えの良いデジタルサイネージを」という考えを持つのは当然ですが、それが寄付を受ける側の人にとって喜ばしいことなのか?ということなのです。
例えばデジタルサイネージを受け取っても、そこに流すコンテンツ(映像や画像)は誰が用意するのか?という問題があります。映像や画像を自分たちで制作できるのなら良いですが、そうでない場合はどうでしょう?寄付することにフォーカスするのではなく、設置後に有意義に使用してもらえるかを先に考えておいたほうが良いでしょう。
ストレートに質問するのがお互いに後悔しない方法です。
デジタルサイネージ寄付の注意点③良くわからない場合は寄付先と取扱業者を交えたミーティング
私は奥さんにプレゼントをしても喜ばれた経験がありません…(泣)。それは相手が求めているものを理解していないからです。そのためにはもっとコミュニケーションが必要です。脱線しましたが、デジタルサイネージの寄付案件には同様のすれ違いが起こるケースが多々あります。
寄付の場合はプレゼントのようなサプライズ感は必要なく、相手の思いを正しく理解し、それに沿ったものを寄付するのがベストです。デジタルサイネージのことを良くご存じの方なら問題ないのですが、良くわからない方は取扱業者に丸投げしていただいても結構です。本当に喜ばれる寄付を行いたいなら、我々も話に参加させてください。
デジタルサイネージの寄付で人気の機種と金額は?
デジタルサイネージの寄付案件で人気の機種を紹介します。予算によって画面の大小を決めますが、一般的にはUSBの抜き挿し等の簡単な作業のみでシンプルに使えるものが喜ばれるようです。
デジタルサイネージ寄付で人気の機種①キャスター付きデジタルサイネージスタンド
デジタルサイネージを寄付する場合に喜ばれることが多いのが、キャスター付きで好きな場所に移動できるタイプです。中でも映像再生プレイヤーが本体に内蔵されているものが人気です。映像データの入ったUSBメモリを、本体裏側の入力ポートに差し込むだけで自動ループ再生します。
画面の大きさは32インチ~86インチ程度までと幅広く、本体価格は約20万円~100万円程度になります。
デジタルサイネージ寄付で人気の機種②液晶マルチディスプレイ
金額が100万円を超えるような寄付を行う場合は相手側の意向にもよりますが、会議室や講堂に液晶マルチディスプレイを設置するケースが少なくありません。プロジェクターとは比較にならないほど鮮明な映像や文字が映せるため、人気の高いデジタルサイネージ機種のひとつです。設置後の利用価値は非常に高いものになっています。
例えば110インチクラスで約200万円前後、165インチだと約400万円前後が目安の金額になります。
デジタルサイネージ寄付で人気の機種③屋外用デジタルサイネージ
屋外に設置するための高輝度で防水仕様のデジタルサイネージも寄付での人気が高くなっています。町の屋外掲示板や学校の入口付近など、貼り紙では伝わりづらい情報をわかり易く提供することができます。防犯コンテンツや天気予報を流して周囲の人のお役立ちサイネージとして利用することもできます。
32~86インチの画面が主流で、約60万円程度~300万円程度がざっくりの予算になります。
デジタルサイネージの寄付で困ったらヤマトサイネージにご連絡ください!
デジタルサイネージの寄付で迷ったり、良くわからない方はお気軽にヤマトサイネージまでお問い合わせください。多種多様なデジタルサイネージの寄付案件を取り扱った経験から、最適なアドバイスを致します。また、執拗な電話やメールでの営業活動は一切行っていませんのでご安心ください。