河川情報を大画面で表示
河川や天気の注意報・警報をお知らせする表示板として、屋外用のデジタルサイネージを自治体に採用いただきました。高輝度の液晶パネルを装備した75インチの液晶デジタルサイネージです。防塵防水筐体のスタンドタイプとなっています。
※写真はメンテナンス時のもの。実際には河川の脇に設置されています。
市民や観光客への情報掲示板として利用いただきます。通信機能を持つパソコンを内蔵しており、リアルタイムで注意喚起を行います。
最高輝度3000cd/㎡の高い視認性を誇る液晶パネル
屋外にデジタルサイネージを置く場合に注意したいのが「画面輝度」です。輝度とは画面の明るさを指します。屋外でデジタルサイネージを使用する場合には、画面を明るくしないと太陽光に画面の明るさが負けてしまい、日中は画面が暗くて見えにくくなってしまいます。
輝度はcd/㎡(カンデラ)という単位で表現します。通常、室内で使用するテレビやパソコンモニターは200-400cd/㎡です。屋外用のデジタルサイネージで使用する液晶ディスプレイの輝度は、最低でも2000cd/㎡を推奨しています。弊社の屋外用75インチ液晶ディスプレイは最高輝度が3000cd/㎡です。直射日光の下でも視認性を保ちます。
また、センサーの働きで夜間は画面の明るさを落とします。これにより夜間の眩しさを軽減する仕組みになっています。
メンテナンスは背面から
雨風や直射日光、気温の変化が激しい屋外でデジタルサイネージを使用することは、機器にとってリスキーな部分もあります。ロック式の扉が背面に付いていて、扉を開けることで内部の基板や部品にアクセスできるようになっています。
本体内部には電源や映像の基盤、ブレーカーなどが内蔵されています。空冷用のファンで内部温度を調整しているため、後付のミニパソコンやプレイヤーを設置することも可能です。
災害・天気の情報をリアルタイムに更新
こちらのデジタルサイネージは大雨による河川の氾濫への注意や、天気の注意報・警報をリアルタイムに可視化するためのものです。外国人観光客が多い地域のため、多言語コンテンツも表示しています。事故を未然に防ぐためにデジタルサイネージを活用いただいています。