ビルの屋上は大画面設置の定番
西東京市にあるビルの屋上に10mmピッチの屋外用防水LEDビジョンを設置いたしました。ビルの屋上への大画面設置は、多くの人に映像を見てもらえる場所になります。しかし小さな画面ではあまり訴求力が望めないため、大画面でないといけません。
そのため設置費用も高くなってしまいますが、場合によっては広告を募集して収入を得ることもできるので、ビジネスモデルとして確立されています。
重要なのは設置に適した環境かどうか
テレビやYouTubeで広告が流れるのは、人に見てもらえる可能性が非常に高いからです。広告する側からすれば、いかに見てもらえる確率が高いかということを重視します。なので、大画面モニターで広告を流すビジネスは立地が非常に重要です。
今回のケースは駅のホームから見える位置でしたので、多くの駅利用者の目に留まる環境にありました。そのためビジネスとすれば成立しています。
今回のLEDビジョン全体サイズ
画面サイズは横幅3840mm×縦幅1920mmとなっています。離れた駅のホームから見えるようにということがコンセプトでしたので、ピッチは10mmを選定し機器導入コストを抑えました。ピッチとは下の写真にあるように、LEDの電球の間隔が10mm毎に配置されているという意味です。
近くで見るとこのように映像が荒く感じてしまいますが、ビルの屋上のように離れた位置にいる人をターゲットにする場合は、広めのピッチを選んでコストを下げる方法がベターです。今回は架台を屋上に新設し、そこへビジョンを取り付けしました。
駅のホームからどのように見えるか?
対象となる駅のホームからは下の写真のような見え方になります。離れていても視認性を確保する明るさがあります。