郵便局のLEDビジョン

窓ガラス内側からのサイネージ活用提案

ショーウインドウ・窓ガラス内側にデジタルサイネージを設置すること

郵便局のLEDビジョン

デジタルサイネージの設置場所で多いのが、ショーウインドウやガラスの内側です。デジタルサイネージの設置は室内に、映像を見せたいのは外にいる人というパターンです。ではなぜこのような設置方法を取ることが多いのでしょうか?ガラスを隔てたデジタルサイネージの設置について説明していきます。

デジタルサイネージをガラス内側に設置するメリット

ガラスを隔てたデジタルサイネージの設置は、屋外や通路を通行する人をターゲットに情報や広告を流す意図があります。そのメリットは、ショーウインドウのアナログ的なディスプレイ広告よりも目立つこと、機器を室内に設置することで設置環境が安定して長持ちすること、高い位置でも大掛かりな工事が必要ないこと、等が挙げられます。

1.ショーウインドウのディスプレイをする必要がなくなる

ショーウインドウのアナログディスプレイイメージ

店舗のショーウインドウは、商品の陳列や既設のイメージをディスプレイすることに作らてています。昔から多用される広告媒体の一部で、「上手にマネジメント」することで効果を発揮します。逆にいうと、下手な商品陳列や、いつも代わり映えのしないディスプレイだと効果が薄れる可能性が高まります。

要するに、ショーウインドウの管理やレイアウトを継続して変更し続けることが大切になります。また、基本的にアナログコンテンツは静的なのもであり、街の風景化をすることが多く、歩行者の眼を惹くようにするには相当な努力が必要になります。

そのためショーウインドウの管理を簡素化し、なおかつ訴求力を高めるためのツールとしてデジタルサイネージを設置するケースが増えています。下の写真は広島市内の地下街「シャレオ広島」のショーウインドウを利用して設置したデジタルサイネージ(液晶マルチディスプレイ147インチ)です。

ショーウインドウを利用した液晶マルチディスプレイ

広告映像を複数社分ルール再生をし、広告収入を得るビジネスのため設置をしています。デジタルサイネージを設置する以前は、単独企業のアナログディスプレイでショーウインドウを構成しており、注目度は高いと言えませんでした。また、内容を変更する際は都度現場に訪問し、ディスプレイをやり変える必要がありました。

ショーウインドウをデジタルサイネージ化し、複数社の広告を流すことで広告収入のUPができ、歩行者からの注目度も増しました。映像は離れた事務所からインターネットを通じて遠隔操作することで、現場に赴くことなくコンテンツ変更ができるため、管理がとても楽になります。

2.ガラスを隔てることで設置環境が安定する

住之江ボートレース場のデジタルサイネージ※デジタルサイネージに触れられることがないようにチェーンで囲っている例

デジタルサイネージを設置する場合の懸念として挙げれれるのが、「誰でも簡単に触れてしまう」点です。例えばイタズラの対象になったり、異物との接触で故障してしまう心配もあります。また、屋外に設置するケースでは気温や天候の変化で、デジタルサイネージを設置するには過酷な環境となり、耐久性にも影響します。

そのため、本来なら画面を保護したり、感情な筐体に収めることが理想ですが、コストを考えるとなかなか難しい問題です。デジタルサイネージを窓の内側に設置することでイタズラや異物との接触を抑えることができ、室内の安定した環境に機器を置くことで耐久性を確保することができるのです。

ガラスの内側に設置したLEDビジョン※ガラスを隔てることで異物との接触を防ぎ、雨風の影響を受けることがなく長持ちする

高い位置で広範囲に映像を流したい場合は有効

ガラス内側へのデジタルサイネージ設置

デジタルサイネージを高い位置(ビルの高層階など)に設置し、広範囲に広告や情報提供をしたい場合にもガラスの内側に設置することが有効です。デジタルサイネージには遅かれ早かれ、メンテナンスの時期が必ずきます。

もし、デジタルサイネージを屋外の高い位置に設置してメンテナンスを行う時は、高所作業車やクレーンを必要とする場合があり、一度のメンテナンスで高額な作業費がかかる恐れがあります。ガラスの内側二設置した場合は室内からメンテナンスや故障の対応ができるため、維持にかかる費用が軽減できる点もメリットです。

ガラスの内側に設置対応するデジタルサイネージ

このようにガラスの内側にデジタルサイネージを設置することは、様々なメリットがあります。次に設置場所やシーン別にフィットするガラスの内側サイネージを紹介します。

1.高輝度液晶デジタルサイネージディスプレイ

高輝度液晶ディスプレイ

人の目線に近いガラス越しのデジタルサイネージで、そこまで大きさを必要としない場合には55インチ程度までの液晶ディスプレイがおすすめです。ただし、普通の液晶ディスプレイではありません。屋外の自然光にも負けない明るさを発揮する、「高輝度液晶」を使用したデジタルサイネージ専用ディスプレイです。

スマートフォンを天気の良い日に外で見たとき、画面が暗くて見えづらい経験をしたことがありますよね?画面の大小の違いがあれど、デジタルサイネージもスマホと同じ液晶ディスプレイを使用しており、明るさのない画面(テレビや一般的な液晶ディスプレイ)を使用すると、日中は画面が暗くて見えづらい時間帯が長くなってしまいます。

テレビなどの室内用液晶ディスプレイは輝度が300-400カンデラとされており、ここで言う「高輝度」とはその5倍~6倍の2000カンデラ以上を指します。下の写真は400カンデラの一般的な液晶ディスプレイと高輝度ディスプレイの比較写真です。

高輝度液晶ディスプレイと一般的な液晶ディスプレイの直射日光下での明るさ比較

このように直射日光の下では見え方に雲泥の差があり、もし一般的な明るさの液晶ディスプレイを使用するなら、使用する時間が夜間のみ、直射日光や自然光の影響が少ない場所などの条件が必要になります。

2.LEDビジョン

ガラスの内側に設置したLEDビジョン

LEDビジョンは元々画面に明るさがあり、直射日光を受けても視認性が落ちない特性を持ちます。そのため、屋外スタジアムの大型電光掲示板や、ビルの屋上に設置される大画面などに採用されることが多いのです。

LEDビジョンは一辺が数十センチ単位のLEDパネルを、好きな大きさに並べて仕上げることが可能です。大きな一枚の大画面を作ることもできますし、写真のように小さな窓枠に合わせて作り上げることも可能です。

日中は太陽光の影響が大きいので、それに負けない明るさで映像を映し出して視認性を確保します。そのままの明るさだと夜間は眩しすぎるので、センサーを取り付けて周りの状況に応じて画面の明るさをコントロールします。

3.ショーウインドウ専用天吊り式液晶デジタルサイネージ

高輝度液晶ディスプレイを採用した、スリム設計のデジタルサイネージです。天井に吊り下げて設置ができるので、ショーウインドウのレイアウトがしやすくなり、全体的なイメージアップにつながります。両面タイプもラインナップしており、その場合は外向き画面は高輝度、室内向きの画面は明るさをやや抑えて消費電力を抑えています。

新商品で導入している店舗が極端に少ないため、個性的なショーウインドウでのデジタルサイネージ展開を行いたい場合に適しています。

4.透過型LEDビジョン

透過型LEDビジョン

室内の明るさを保ちたい場合に用いるのが、「透過型LEDビジョン」です。外光を遮断することなく設置ができ、室内の雰囲気を保つことができます。外からは違和感なく映像を見ることができます。「シースルービジョン」や「スケルトンビジョン」と呼ばれることもあり、様々なタイプが存在します。

一般的なLEDビジョンより軽量で大画面を作ることができるのも特徴で、下の写真のようにガラスの内側のみならず、大画面を吊り下げて設置したい場合には、透過型のLEDビジョンを用いて耐荷重を軽減させるケースもあります。

大画面の透過型LEDビジョン

デジタルサイネージは屋外に設置するべき?それともガラス越し?

ガラス越しの43インチ後期度デジタルサイネージディスプレイ

デジタルサイネージはコンパクトなもの、ガラスの内側に収まる程度の大きさのものは、できるだけガラスの内側に設置することをおすすめします。それは既述のようなメリットが生じるためです。しかし、どうしても屋外に設置しなければいけないケースもあります。

例えば、ガラス面よりも大きな画面に仕上げたいときは、外壁や架台を利用しないといけません。

LEDビジョンの設置工事

また、屋外に独立したデジタルサイネージを置くことで、注目度が増す場合もあります。

カフェの屋外デジタルサイネージ

ヤマトサイネージでは、窓枠に設置するデジタルサイネージはもちろん、様々な設置希望に対応するデジタルサイネージを取り揃えています。設置工事も弊社におまかせいただけますので、デジタルサイネージの導入をご検討の場合は、ヤマトサイネージにもぜひご相談ください。

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