大型ビジョンの無償保証期間はほとんどが1年間。延長保証やメンテナンス契約があるかも確認して、ベストな選択をしましょう。
LEDビジョンのメーカー保証(無料保証)は概ね1年間
機械である以上、絶対に壊れないとは言い切れない大型のLEDビジョン。故障や不具合が起こったときに気になるのが、補償制度やメンテナンスです。ほとんどの取扱業者は設置から1年間はメーカー保証を付けています。
ただ、巨大なビジョンになってくるほど、その維持は大変になってきます。ビジョンの規模によっては延長保証やメンテナンス契約を結ぶのが良いでしょう。
メーカー保証とは?
メーカー保証は無償で受けられる製品保証です。通常の使用方法を行なっていたのに自然発生的に故障した場合に適応されます。ただし、メーカー保証には設置後〇〇ヶ月などの期限が設けられていますので、それを超えて保証を受けることはできません。
また、大型のビジョンはビルの壁面など特殊な位置に設置されることが多く、修理作業に特殊車両が必要になったり、付随する費用がかかることも少なくありません。導入の際は保証の内容も細かく抑えておくことが必要になります。
延長保証制度
家電量販店がオリジナルで延長保証をしているように、取扱業者によっては別途有料で延長保証を扱っているケースもあります。故障が心配ならコスト面と相談し、延長保証に加入するのも検討に値するでしょう。
メンテナンス契約
未然にビジョンの故障を防ぎ、いつも安心して運用したい場合はメンテナンス契約もおすすめです。例えば半年や1年に1回の機材チェックやクリーニング等を行います。
このようにすることで劣化が進んでいる箇所等を早期発見でき、故障の前に対策をすることが可能です。
在庫体制の確認も重要
別ページでも触れたように、LEDビジョンは部品のほとんどが外国製です。また、昨今の半導体不足の問題もあり、新たに用意をしようとすると数ヶ月かかってしまうというケースも珍しくありません。LEDビジョンの故障箇所は大体決まっています。スピーディーに修理対応できるよう、よくある故障部品のパーツを在庫している業者を選ぶと良いでしょう。
またバッチ単位といって、購入したものと同じ製品であれ、製造時期によって使用部品が異なる、といったことから色味の違いが発生する、ということも起こりえます。
購入の際は予備モジュールも合わせて準備したほうが得策です。