電子黒板の種類が多くて選べない！と困っていませんか？
学校でのICT教育が進み、全生徒へタブレット端末を貸与するだけでなく、電子黒板を導入する学校も増えています。
しかし、すでに多種多様な電子黒板が販売されており、どれを選べばいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか？それぞれの学校にあった電子黒板を選ばないと、せっかく導入したのに使いこなせない。。。となりかねません。
そこで今回の記事では、学校での電子黒板の必要性や、導入時に押さえておくべき機能、学校で使いやすい機種の選び方について、わかりやすく解説します。
学校への導入が増えている「電子黒板」とは？
電子黒板は、従来の黒板やホワイトボードの機能に加え、デジタル技術を活用して授業の効率化や学習効果の向上を支援する教育ツールです。
例えば、画面上に直接書き込めるタッチ機能や、映像や資料を投影できる機能を備えており、「デジタル教科書」の普及が予測される今後、さらに導入数が増えると言われています。
電子黒板は、パソコンやタブレットと接続することで、教材の共有やオンライン授業にも活用できます。従来の授業スタイルとICTを融合させることで、生徒の理解を深めるだけでなく、教師の負担も軽減できるのが大きな特徴です。
学校に電子黒板の導入が増えている背景
こんなにも電子黒板への注目が高まっている背景には、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」があります。
GIGAスクール構想とは、児童生徒一人一台の端末と高速ネットワーク環境を整備し、ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学びを推進する教育改革です。GIGAスクール構想については、関連記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
このGIGAスクール構想により、タブレットの普及が急速に進み、タブレットとの相性が良く、教師と生徒の双方向コミュニケーションを促進するツールとして電子黒板が注目されています。
学校で使う電子黒板に必要な機能7選
電子黒板は主に「企業での会議」や「学校での授業」に使われていますが、導入目的により必要な機能が異なります。例えば、企業に導入する電子黒板はスタイリッシュな操作性が求められますが、学校では使いやすさが重視されます。
ここからは学校で使う電子黒板に必要な機能を7つご紹介します。
機能1：複数のタッチポイント
電子黒板の最大の特徴は、タッチ機能による直感的な操作が可能なことです。
これまでの黒板やホワイトボードでは、先生が板書した内容を生徒がノートに写すのが一般的でした。しかし、電子黒板なら画面を自由に増やせるため、生徒が直接書き込んだり、その内容を画像として保存したりすることが簡単にできます。
特に、複数人が同時に操作できる「マルチタッチ機能」を備えた電子黒板であれば、グループワークや共同作業がスムーズに進められます。
例えば、算数の授業で複数の生徒がそれぞれ異なる解法を書き込んで比較したり、理科の授業で実験結果を複数人で書き込んで共有したりすることが可能です。
機能2：Web会議で使えるカメラや集音マイク
近年、オンライン授業や遠隔学習の需要が高まる中、電子黒板にカメラや集音マイクが内蔵されていると、より柔軟な学習環境を提供できます。
例えば、遠隔地の学校とつなぎ合同授業を行ったり、外部講師をオンラインで招いたりする際、電子黒板のカメラが教室全体の様子を映し出し、集音マイクが生徒の発言をクリアに拾うことで、スムーズな授業運営が可能になります。
海外研修を行った学校であれば、訪問先の学校とビデオ通話を繋いだオンライン授業も難しくありません。電子黒板に内蔵された集音マイクの性能が高いと、英語のスピーキング練習やディスカッション授業などをする際にも、クリアな音声で相互のやり取りを行えます。
機能3：Microsoft Officeとの互換性
学校現場では、授業準備のためにMicrosoft Officeを活用するケースが非常に多くあります。特に、PowerPointを使ったスライド教材や、Excelのグラフを用いたデータ分析、Wordで作成したワークシートなどは、日常的に使用されるツールです。
学校に電子黒板を導入する際には、Microsoft Officeとの互換性がある機種を選びましょう。Microsoft Officeとの互換性があれば、ファイルの表示・編集がスムーズにでき、教師が既存の教材をそのまま活用できます。
例えば、歴史の授業でPowerPointのスライドを電子黒板に映し出しながら説明したり、数学の授業でExcelを使って統計データの分析を行ったりと、さまざまな活用が考えられます。
もし電子黒板がMicrosoft Officeとの互換性を持たない場合、ファイルを別の形式に変換する手間がかかるため、操作の負担が増えてしまいます。
機能4：教材共有が簡単なクラウド機能
クラウド機能を搭載した電子黒板を導入すると、授業で使用する教材を簡単に保存・共有できるため、教育の効率が飛躍的に向上します。
例えば、授業中に板書した内容や解説をそのままクラウドに保存して共有することで、生徒が後で自宅で復習可能です。また、同じ教材を異なるクラスで利用する場合も、クラウドを介してデータを共有すれば、教師が毎回同じ板書をする手間を省けます。
さらに、生徒が作成したレポートやプレゼン資料をクラウド経由で提出し、電子黒板で共有しながらフィードバックを行うといった活用方法も便利です。
機能5：表示内容の遠隔操作機能
従来の黒板では、教師が常に前に立ち板書しながら授業を進める必要がありました。しかし、電子黒板に遠隔操作機能が搭載されていれば、教師が教室内を自由に移動しながら授業を進められます。
例えば、手元のタブレットと電子黒板をミラーリングすることで、座席を回りながら生徒一人ひとりの理解度を確認しつつ、必要に応じて画面を切り替えたり、拡大縮小したりすることができます。
遠隔操作機能は、特別支援教育の現場でも有効に活用できます。
教師が特定の生徒のそばに寄り添いながら画面を操作し、個別にサポートを行うことで、よりきめ細やかな指導が可能になります。
機能6：直感的に操作できるシンプルなUI
学校で使う電子黒板にスタイリッシュな操作性は不要です。ICTに慣れていない教師や生徒でも直感的に操作できるシンプルなインターフェースがおすすめです。
アイコンベースのメニューや、ワンタッチで切り替えられる画面設計があれば、操作のハードルが下がり、誰でもスムーズに電子黒板を活用できます。
電子黒板は生徒が直接操作する場面も多いため、簡単にタッチで操作できるUIは、授業を円滑に進める上で非常に重要です。
例えば、算数の授業で生徒が数式を書き込んだり、社会の授業で地図を拡大・移動させたりする際、ストレスなく操作できる設計であれば、より学びに集中できる環境が整います。
機能7：耐久性と安全性を兼ね備えた設計
学校で使用する電子黒板は、長期間にわたって毎日使用されるため、耐久性の高さが求められます。特に、児童生徒が日常的に触れる機器であるため、衝撃に強い設計や、画面が割れにくい強化ガラスの採用が望まれます。
誤操作を防ぐためのロック機能や、長時間使用しても目に優しいブルーライトカット機能など、安全性を考慮した設計も重要です。
例えば、体育の授業後に興奮した状態で生徒が電子黒板を触るケースや、学習発表会で大勢の生徒が同時に操作する場面でも、しっかりとした耐久性があれば安心して使用できます。
ヤマトサイネージの電子黒板の特徴3つ
今後、学校に電子黒板を導入する際には、ぜひ「ヤマトサイネージ」の電子黒板をご活用ください。ここではヤマトサイネージの3つの特徴をご紹介します。
特徴1：学校・教育機関でのIoT導入実績が豊富
ヤマトサイネージは、電子黒板以外にもデジタルサイネージを始めとした、様々なIoT機器を販売しています。全国の学校や教育機関へのIoT機器の導入実績が豊富で、学校での導入効果を最大化するノウハウを多く保有しています。
学校の先生の業務を効率化しつつ、生徒の学びの可能性を広げたいと考えている方には、ヤマトサイネージの電子黒板がおすすめです。
特徴2：学校で使いやすいシンプルな操作性
電子黒板の操作が複雑だと、ICTに不慣れな教師にとって使いづらくなってしまいます。せっかく導入しても先生や生徒が使いこなせないと意味がないですよね？
ヤマトサイネージの電子黒板は、直感的に操作できるインターフェースを採用しているので、誰でも簡単に活用できる設計となっています。
特徴3：初めてでも安心の手厚いサポート体制
ヤマトサイネージは、導入後のサポート体制も充実しており、設定や操作方法のサポートはもちろん、トラブル時の迅速な対応も可能です。
わからないことがあれば、メールや電話で直接対応させていただきますので、初めて電子黒板を導入する学校でも、安心して運用できます。
学校で導入する電子黒板ならヤマトサイネージへ
教育現場でのICT活用が進む中、電子黒板の導入は必須の流れとなっています。
しかし、どの電子黒板を選ぶかによって、授業の利便性や学習効果が大きく変わります。今から学校に電子黒板を導入するのであれば、学校に合う機能の電子黒板を選ぶことが重要です。
ヤマトサイネージは東京と大阪を拠点に、日本全国エリアで電子黒板やIoT機器の販売を行っています。電子黒板の導入を検討している方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
