大画面で美しい映像を駆使した新しいエンターテイメントを提案
※液晶モニターを36台使用した合計330インチの巨大液晶モニター!
今回は大画面の常識を覆すご提案をいたします。まぁ、半分筆者の妄想や願望も含まれるのですが…(笑)もしよろしければこんな考え方もある、程度でお付き合いくださると幸いです。
大画面の定番、映画館の映像とは?
世の中にはいろんな巨大画面が存在します。例えば映画館の巨大画面。これは特殊なプロジェクターを利用してスクリーンに映写しています。プロジェクターの弱点はやはり、明るい照明の下だと見えづらいという点です。
そのため映画館では上映中、館内の電気を落とします。映像が周りの明るさに負けてしまい、はっきりと見えないためです。これはプロジェクターの映像表示システムに起因します。
プロジェクターは映像をスクリーンに照らす、という形をとっています。要するにスクリーン自体が映像を映し出しているのではなく、遠くにあるプロジェクターの光をスクリーンに反射させているということです。似たような事例はテーマパークでのプロジェクションマッピングです。昼間に行うと自然光にプロジェクターの光が負けてしまってほとんど効果がないため、決まって夜間にしかイベントが開催されません。
もし煌々と照明が炊かれた館内で映画を放映したり、昼間の直射日光の下でプロジェクションマッピングをしようものなら、「昼間に花火大会」をするような馬鹿げたものになってしまいます。テレビやパソコンモニターは画面自体が光源体であるため、反射した映像を見るのではなく直接画面に映し出される映像を見るため、灯りが点いていてもくっきりと鮮明な映像が楽しめるわけです。
ビルの屋上や壁面で存在感を発揮するLEDビジョン
この様にランプの間にはいくらかの隙間ができてしまうため、近い距離で見ると映像がかなり粗く見えてしまうという特性があります。なので見る人との位置関係が離れている場所に設置されることが多いのです。スタジアムの大型ビジョンもこれと同じです。
超大型の液晶モニターをあまり目にしない理由
駅や商業施設、展示会場などではそれなりに大きな液晶モニターを見ることがあります。やはりプロジェクターやLEDとは異なり、鮮明な映像を映し出していて鮮やかに感じます。しかし、超大型の液晶モニターをほとんど目にすることがありません。
それはなぜかと言うと…
超大型画面はプロジェクターかLEDという固定概念がユーザーにも業者側にもあるからなんですよね。なので今回はそんな常識を覆すべく、超大型液晶に弊社がチャレンジした事例をご紹介したいのです。
330インチの巨大液晶モニター
横幅は7メートル超え、縦幅は4メートルに迫る高さ!やろうと思えばこんなに大きな液晶モニターも作れちゃうんです。こんな大画面でスポーツ観戦したり、映画館のような巨大画面でしかも明るい室内でワイワイ映画を楽しむなんて最高ではないでしょうか?
横幅10メートル以上!施設内の雰囲気を一瞬にして変える大型液晶モニター
施設内に設置する巨大なモニターはとても影響力があります。季節や時間帯に応じた風景コンテンツを流すことで、いろいろな雰囲気を来場者に感じ取ってもらうことが可能です。
エンタメに活用することも十分検討に値するのでは
エンターテイメントの世界では場を賑やかにすること、より鮮明できれいな映像を流すことが求められているのではないでしょうか?例えばデジタルアートを巨大画面で表現したり、eスポーツだったり、夜間の屋外でしか楽しめないプロジェクションマッピング映像を、昼間しか来れない来場者に楽しんでもらうなど…
エンタメ用の巨大画面はプロジェクターやLEDビジョンだけじゃない!液晶も忘れないでくださいね。