「会議でのプロジェクター映像が見えづらい、部屋の明かりを落とす必要がある。」
このような理由から、会議室で使用する大画面に液晶モニターを採用する企業が増えています。液晶モニターはプロジェクターの「見えづらい」点を改善することができます。しかし、プロジェクターよりも初期導入コストがかかること。そして持ち運びができないことがネックです。
今回はプロジェクターと液晶モニターのメリット、デメリットを踏まえた上で、それぞれの最適な使用方法を探っていきます。
プロジェクターは見えづらい…でもそれなりのメリットはある
会議で使用する画面の代表格といえばプロジェクター。ただ前述したように、見えづらかったり部屋を薄暗くする必要があります。そのため参加者の集中力が落ちたり、情報の共有がうまくできていないかもしれません。
逆にプロジェクターのメリットは、比較的安価に巨大な画面が作れることです。また、置き型のものは持ち運びできるため、各部屋に持ち回りできるというメリットがあります。
🙆持ち運びができるため、便利である
🙅プロジェクターでは効果的な会議ができない可能性がある
液晶モニターは良く見えて効率的、しかし導入費用が高い
鮮明なテキスト文字やグラフが映し出せる液晶モニターは、部屋の照明を落とさずに使用できることがメリットです。会議資料が見えやすいこと、明るい部屋を保ったまま会議が行えるため、参加者の集中力を維持することができます。
しかし、プロジェクターのような大画面を液晶モニターで作ろうとすると、マルチモニターといって複数台のモニターを組み合わせる必要があります。そのためプロジェクターと比較すると勝負にならないほどのコスト差が生まれてしまうのも事実です。
🙆プロジェクターと比べて圧倒的な見えやすさがある
🙅導入コストが高い
プロジェクターかマルチモニターか?何を重視するかと使用環境で判断するべき
このようにそれぞれの長所と短所があるわけですが、もちろん会議で使用する画面は見えやすいに越したことはありません。ひとつめの焦点は導入コストです。単発的に費用はかかっても、会議の効率や理解度が高まり、その分業績のアップにつながれば良いのですが、数値化できるわけではないので費用対効果の測定がしづらい部分があります。
プロジェクターの場合は投影用のスクリーンまで含めて数十万円で収まることが多いですが、液晶マルチモニターは100インチ強のものでも安くて百数十万になります。その価格差をどう捉えるかです。
個人的な意見ではありますが、参加人数が少ない小規模な会議であれば、部屋を暗くしてもそれなりに集中力は保てるでしょう。なので小会議室クラスの部屋ならプロジェクターの持ち回りでも良いような気がします。ただ、それを言うならやや大型(55インチ~75インチ程度)のテレビに近いモニターの方が有効な気もします。ただパソコンの映像を映すだけなら、安いテレビを置いてHDMI入力するほうが得策かもしれません。
逆に数十人規模の大会議室では、プロジェクターの場合デメリットのほうが大きくなってしまいます。そのため液晶マルチモニターで大きな画面を使うほうが良いと思われます。ただし、予算が許せばの条件付きです。
会議室の大画面をどうするか迷ったら…
では、会議室に設置する大画面についてポイントをまとめます。以下のことを参考に検討を進めてください。
✅予算にこだわるならプロジェクター
✅会議のクオリティを重視するなら液晶マルチモニター
ということになりますが、注意したいのはそれぞれの価格です。これは必ず複数社に見積を取ってください。どの美容院で髪をカットするのかと同じで、できることは何を選んでも同じなわけです。問題は会議が終わった後の結果がどうなるか、ということです。
そして機材の値段だけではなく、設置費用やアフター面も考慮する必要があります。ちなみに液晶マルチモニターの場合はメーカーや設置依頼先によっては、その大きさにもよりますが数十万~数百万の差が出ることも多々あります。なので総合的な判断力が求められます。
液晶マルチモニターを少しでも検討するならヤマトサイネージにも質問ください!
「ヤマトサイネージって何?」そんな会社聞いたことないわ。ということでまだまだ精進が足りない弊社ですが、コツコツと全国各地の会議室に液晶マルチモニターを設置させていただいております。我々の強みは「正直」にお客様と向き合うことです。そこについてはどんな企業にも負けません。
液晶マルチモニターを扱う身とすれば、当然弊社の製品を導入してほしいです。しかし、液晶マルチモニターには設置に適した環境とそうでない環境があります。皆さんがプロジェクターにするか液晶マルチモニターにするか総合的に判断するのと同じで、私たちも設置に適するかどうかを判断するのです。
ですので設置に迷ったら、ぜひ弊社にもご質問をください。