レストランにデジタルサイネージを導入するメリット・デメリット
メリット
【訴求力のUPによる来店数の増加】
エントランスに設置する場合は従来の看板やポスターの要素に加えて、動画やスライド効果による「動き」を表現できるデジタルサイネージは目に止まりやすいため、店舗のアイキャッチに適しています。環境が許せば音声を出すことでより注目を得て、店舗の存在感を上げることができます。すぐの来店にはつながらなかったとしても、新規の見込み客を獲得するツールとなるでしょう。
【売上・リピート率のUP】
エントランスのデジタルサイネージが集客目的であるとしたら、店内に配置するサイネージは客単価UPやリピーター獲得をメインとしたものになります。店内はオーダー待ちや飲食で、お客さんがしばらく滞在する場所です。「もう一品」のオーダーを得るための広告も良し、雰囲気を重視したコンテンツで居心地の良さを提供してリピーター獲得を狙うこともできます。
【スタッフの労働意欲維持に貢献】
看板やポスターの貼替え作業は地味ですが案外時間を取られ、本来注力するべき業務の支障となる場合があります。デジタルサイネージを使用することは即ちこの様な作業を無くすことができ、業務の効率化や時間的・人的コストの節約につながります。働きやすい環境を整えることは従業員のモチベーション維持に貢献します。
【チェーン店舗では一括管理も】
同一ブランドで多店舗化されている場合はクラウドによる本部一括管理が便利です。店舗スタッフの手を煩わすことなくデジタルサイネージの運用が可能になります。新作メニューが発売されたり、シーズンごとにやり直していた紙媒体をサイネージ化することで、広告宣伝費を抑えることができます。
デメリットと懸念材料
【初期導入コストがかかる】
デジタルサイネージ導入には当然機材導入コストがかかります。しかし、万一のことを考えると手元にキャッシュを残しておきたいのも本音です。また、購入の場合は会社の資産扱いとなるので決算上都合が良くないとのお声があるのも事実です。弊社ではリースの扱いも行っていますので、ご希望がございしたらご相談ください。
【機械の操作が不安】
初めて検討される方は「導入しても使いこなせるか不安」という部分がネックとなるケースも多いでしょう。デジタルサイネージという専門用語が余計に難しそうなイメージを駆り立てますが、お困りごとを解消するために私達がいます。運用に慣れるまではぜひ私達を頼ってください。
【故障】
デジタルサイネージに関わらずどんな機械でも故障が起きないとは限りません。トラブル発生時は現場のスタッフが付きっきりで対応するわけにもいかず、そもそもすぐに直るかどうかの判断もつきません。弊社では万一のトラブル時でも最速で対応できるよう、緊急用の代替え機をご用意しています。時間を要す修理が発生しても早急な対応を目指し、極力営業にご迷惑をおかけしない体制を整えています。
【設置スペース】
デジタルサイネージに興味はあるが、スペースを取られて手狭になるのが嫌だとお考えの方もいらっしゃると思います。サイネージには様々な設置方法があります。今までスペースの問題で設置を諦めていた方はご相談ください。豊富な経験を元にアドバイスします。
【費用対効果の採算が取れるか?】
お客様にとっては費用対効果が得られるのかどうかが最も懸念される部分です。デジタルサイネージは店舗開発と同じ考えで検討されると良いでしょう。店舗で大切なのは「商品」と「立地条件」です。これをサイネージに当てはめると「商品=コンテンツ」、「立地条件=設置場所」というように置き換えることができます。最適なコンテンツを最適な場所で流すことが重要です。