ホテルにデジタルサイネージを設置

ホテルDXを推進する「デジタルサイネージ」とは?効果を最大化するポイントや全国の設置事例を解説

ホテルにデジタルサイネージを設置

ホテル現場のDXを推進するツールとして「デジタルサイネージ」に注目が集まっています。ホテルがデジタルサイネージを活用することで、業務効率化や顧客満足度の向上など、様々なメリットがあります。

ただし、一言に「デジタルサイネージ」と言っても、その種類や設置方法、表示するコンテンツにより、その効果は異なります。

そこで今回の記事では、ホテルにおけるデジタルサイネージの重要性から設置効果を最大化する方法、ホテルでの実際の活用事例についてをわかりやすく解説します。ホテル業界におけるデジタルサイネージの活用方法を理解して、効果的なDX戦略を構築するためのヒントを得てください。

デジタルサイネージとは?その基本的な仕組みと役割

関空のデジタルサイネージ

デジタルサイネージとは、LCD、LED、OLEDなどのディスプレイを使って、広告、案内、エンターテインメント情報など、さまざまなコンテンツをリアルタイムで表示するデバイスのことを指します。

デジタルサイネージでは、静止画だけでなく、動画、音声、テキスト情報などを組み合わせたダイナミックな表示が可能で、紙のポスターや看板に比べて視認性が高く、情報更新も迅速に行えます。

ホテルにおいては、宿泊客へのサービス向上や運営効率化のための重要なツールとして活用されています。

デジタルサイネージの詳細は以下の関連ページをご覧ください。

デジタルサイネージとは

ホテルDXにおけるデジタルサイネージの重要性

ホテルにデジタルサイネージを設置

ホテル業界において最も重要視すべきポイントは「顧客満足度の向上」です。近年はチェックイン・チェックアウトを自動化しているホテルも増えていますが、それも全てコストを削減しつつ、よりスムーズに手続きを進めていただくことで、最終的に顧客満足度の向上を図っています。

宿泊のみに対応しているホテルであれば、受付の自動化も難しくありませんが、宿泊以外にもレストランや宴会、会議など幅広い利用方法ができるホテルでは、全てを自動化することは簡単ではありません。

そこで顧客対応を効率化しつつ、空いた時間で人にしかできない接客をする時間を増やすための取り組みとして「デジタルサイネージ」の導入が進んでいます。

デジタルサイネージでは、遠隔操作で表示内容を変えたり、時間により自動更新をしたり、タッチパネル機能付きの機種では顧客自らが相殺して情報収集をしたりと、幅広い使い方ができます。使い方を工夫することで、顧客が抱えるあらゆる悩みを解決できるため、今後さらに導入が進むと言われています。

デジタルサイネージの効果を最大化するためのポイント3つ

ホテルにデジタルサイネージを設置

デジタルサイネージは、ホテルDX戦略の重要な要素ですが、その効果を最大化するにはいくつかのポイントに注意する必要があります。ここでは3つのポイントで解説を進めます。

ポイント1:設置場所の選定

デジタルサイネージを効果的に活用するためには「設置場所の選定」が重要です。高い視認性を確保できる場所に設置することで、多くの宿泊客に情報を伝えられます。

ロビーやエレベーターホール、レストランの入口など、宿泊客の動線上に配置することで、自然に目に留まるようにします。また、ホテル内以外にも、屋外のホテル壁面や駐車場にデジタルサイネージを設置することで、通行人へホテルやレストランの魅力を発信するツールとしても活躍します。

ポイント2:コンテンツの更新頻度

デジタルサイネージの魅力は、情報をリアルタイムに更新できる点にあります。最新情報を手間なくリアルタイムに提供することで、宿泊客の関心を引き続けることにつながり、顧客満足度とリピート率の向上につながります。

天気予報や交通情報を表示して顧客の観光をサポートしたり、館内イベントの案内、季節ごとのプロモーション情報を表示して「また来たい!」と思っていただける工夫をしたりと、1台のデジタルサイネージで複数のコンテンツを頻繁に更新することで、効率よく顧客への訴求が可能です。

ポイント3:タッチパネル機能によりインタラクティブな活用

タッチパネル付きのデジタルサイネージを導入することで、宿泊客との双方向コミュニケーションを実現します。顧客はタッチパネル付きデジタルサイネージで、必要な情報を自分で検索したり、ホテルのサービスを直接利用したりすることができます。

例えば、周辺の観光情報やレストランの予約、館内施設の利用状況などを簡単に確認できるようにすることで、宿泊客の利便性を高められます。

ホテル業界で期待できるデジタルサイネージの導入効果3つ

ホテルにデジタルサイネージを設置

デジタルサイネージをホテル業界に導入することで多くの効果が期待できます。ここでは主な3つの導入効果を解説します。

導入効果1:顧客満足度の向上

デジタルサイネージを活用することで、宿泊客に対して迅速かつ的確な情報提供が可能になります。

リアルタイムで更新される情報や個々のニーズに合わせたコンテンツ提供により、顧客の満足度が向上します。また、タッチパネル機能を備えたデジタルサイネージは、顧客自身が情報を探しやすくなるので、待ち時間の発生を改善したストレスフリーな滞在体験を提供します。

導入効果2:業務効率化

デジタルサイネージは、ホテルスタッフの業務を効率化するサポートツールとして期待できます。

例えば、チェックイン・チェックアウト時の案内や、館内施設の利用方法などをデジタルサイネージで表示することで、スタッフが一つ一つ説明する手間を削減できます。これにより、スタッフはより重要な業務に集中でき、ホテル全体の業務効率が向上します。

導入効果3:マーケティング効果の向上

デジタルサイネージを活用することで、ホテルのマーケティング効果を高められます。

動画コンテンツやスライドショー機能を活用した表示方法により、顧客の注目を集めやすくなります。イベント情報の特別オファーや季節ごとのプロモーション情報をリアルタイムに提供することで、既存顧客に対してクロスセルやアップセルの購買を促進できます。

ホテルにおけるデジタルサイネージの設置場所

ホテルにデジタルサイネージを設置

ホテルにおけるデジタルサイネージの設置場所は、以下のように多岐にわたります。

設置場所1:屋外の壁面

ホテルの外壁やエントランス付近に設置されるデジタルサイネージは、通行人や車からの注目を集められ、ホテルのブランディングやイベントの宣伝に効果的です。

設置場所2:エントランス

ホテルの入口付近に設置されるデジタルサイネージは、宿泊客への歓迎メッセージや特別なイベントの案内などを表示するのに最適です。ホテルに訪れる顧客にエントランスで必要な情報を提供することで、滞在のスタートをスムーズにします。

設置場所3:ロビー

ホテルのロビーエリアに設置されるデジタルサイネージは、顧客にホテル内の施設やサービス、地域の観光情報などを提供します。宿泊客同士がロビーで待ち合わせることも多いため、デジタルサイネージによる訴求効果も高まります。

設置場所4:通路

ホテル内の通路や廊下に設置されるデジタルサイネージは、宿泊客に施設内の案内やイベント情報を提供します。特に敷地内が広大なホテルの場合は、道案内を丁寧に表示しておくことで、顧客が迷わずにすみ、ストレスを与えてしまうリスクを回避できます。

設置場所5:レストラン

ホテル内のレストランやカフェなどの飲食施設に設置されるデジタルサイネージは、メニューの表示や特別イベントの案内、料理の写真や動画の表示などに活用されます。ホテル利用客が楽しみにしている食事の体験をより良いものにすることで、リピート率の向上にもつながります。

全国のホテルでのデジタルサイネージ導入事例4選

ホテルにデジタルサイネージを設置

ここからは実際にヤマトサイネージが日本全国のホテルにデジタルサイネージを納品した実例をご紹介します。具体的な活用方法についても触れるので、ぜひ一つずつの事例を詳しくご覧ください。

導入事例1:ホテル南風楼様(長崎県島原市)

長崎県島原市にあるホテル南風楼様では、55インチの液晶ディスプレイ16台を組み合わせた合計で220インチの大画面マルチディスプレイを導入しました。従来使っていたプロジェクターの代わりに、マルチディスプレイを導入することで、結婚式や会議の際にコンテンツや資料を映し出しています。

ホテルの式場にマルチディスプレイを設置

導入事例2:柳井クルースホテル様(山口県柳井市)

山口県柳井市の柳井クルースホテル様では、屋外LEDビジョンを設置し、ホテルのプロモーションや併設されたレストランの告知コンテンツを表示しています。高輝度の屋外用LEDビジョンは、昼夜問わず高い視認性を確保し、通行人や宿泊客の注目を集めています。

ホテル外壁に大型LEDビジョン

導入事例3:隣のホテル様(岩手県盛岡市)

岩手県盛岡市の隣のホテル様では、防水仕様の55インチ屋外用液晶ディスプレイをホテル壁面に設置し、ホテル情報やキャンペーン情報についてのコンテンツの表示に活用しています。この場所は直射日光が当たる場所ですが、高輝度モニターを採用したことで、直射日光が当たる昼間でも、暗い夜間でも安定してコンテンツをきれいに表示できています。

屋外用55インチ防水モニター

導入事例4:グランドニッコー東京台場(東京都港区)

東京都港区のグランドニッコー東京台場様では、イベント用の43インチ屋内ディスプレイをイベント会場に設置しました。イーゼルスタンドにデジタルサイネージを設置したことで、面倒な工事が必要なく、すぐに使い始められるようにしました。

ブライダルイベントにサイネージ

ホテルに設置するデジタルサイネージのコスト・価格帯

ホテルにデジタルサイネージを設置する際のコストは、ディスプレイの種類やサイズ、設置場所、インタラクティブ機能の有無などにより異なります。

具体的な設置環境や画面サイズが決まっている方は、ぜひヤマトサイネージへお問い合わせください。具体的なお見積もり金額をご提示させていただきます。

以下の関連記事にデジタルサイネージの価格決定要因や目安となる価格帯についても記載していますので、合わせてご覧ください。

デジタルサイネージの価格について

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ホテルにデジタルサイネージを設置

ヤマトサイネージは東京と大阪を拠点に、日本全国エリアでデジタルサイネージの販売を行っております。製品の設計から販売、設置、メンテナンスまでの全てをワンストップで対応しています。

ホテルにデジタルサイネージを設置したいと考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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