沖縄県でデジタルサイネージの購入や設置を考えるなら
観光産業が盛んな沖縄県では、国内外の観光客に対しての様々な販促活動が活発です。そのため、観光客向けにイメージのしやすい動画をながしたり、説明のできるデジタルサイネージは非常に有効と言えます。インバウンド対策で多言語コンテンツを表示をすることもメリットがあります。
しかしながら景観にも配慮する必要はあり、特に自然に囲まれたような場所にはイメージが合わないかもしれません。また、屋外にデジタルサイネージを設置する場合は、海風に対する塩害対策も必要となるため注意が必要です。
沖縄県にデジタルサイネージを設置する場合におすすめの機種
地元住民というよりは観光客向けのデジタルサイネージがメインになるため、いかにインパクトの有るものを設置できるかがポイントになります。以下、設置に適したモデルをご紹介します。
空間演出用の大型液晶マルチディスプレイ
沖縄の観光客向け施設は、室内でも様々な趣向を凝らして情緒を演出しています。その一環としてデジタルサイネージで映像を映し出すことも有効です。しかし、単なるデジタルサイネージではどことも同じで代わり映えがしません。
他と差別化させるための方法のひとつは、ディスプレイを大型化することです。LEDビジョンを使うことも良いのですが、映像をきれいに排出できる液晶ディスプレイを連結することがおすすめです。
施設内に季節や時間帯に合わせた演出動画を流すことで話題を呼び、新たなスポットとして注目を浴びる可能性があります。
参考設置価格
液晶ディスプレイを連結する場合は、好きな大きさに設定できます。例えば55インチを縦横2台ずつとか、49インチを縦3列、横5列という具合です。ディスプレイのインチサイズや仕様台数により価格が変わります。
一般的には4台田の字形や縦横3列ずつと言う画面レイアウトが多く、55インチの連結専用ディスプレイを使用した場合に、4台で設置費用や諸経費を含み約200万円(税別)程度、9台で約420万円(税別)程度が基本価格になります。
塩害対策済屋外用デジタルサイネージ
屋外にデジタルサイネージを設置する場合に気をつけたいのが塩害です。一般的な屋外用のデジタルサイネージ筐体は鉄で作られることが多く、錆に対する対策が薄いものになっています。そのため海に囲まれている沖縄県では、デジタルサイネージ筐体に塩害対策をすることが必要になります。
方法とすれば筐体をステンレス仕様に変更したり、塩害対策塗料を施すことが考えられます。内部への影響も考えられるので、空冷ファンで空気循環させるよりは、ファンレス仕様やクーラーを内部に仕込んで冷却するほうが安心です。
参考設置価格
55インチの屋外用壁掛けデジタルサイネージディスプレイの基本価格が約90万円(税別)、塩害対策費用が約10万円(税別)、機材の送料や設置工事費用が約20万円前後(税別)となります。クーラー等を装備させる場合は別途加算になります。
沖縄のデジタルサイネージ事情とこれからの設置に適した機材
沖縄県では主要施設に大型のLEDビジョンの設置が目立ちます。逆に捉えると一般店舗・施設へのデジタルサイネージ普及率はそれほどありません。今後の流れとしては、中小規模の店舗や施設への導入が進んでいきそうです。
画面の大きさを抑えれば導入費用を下げることができるので、低コストでデジタルサイネージを導入できます。沖縄県の場合はデジタルサイネージ機器を扱う業者さんが少ないため、アフターをスピーディにしっかり行ってくれるかどうかの見極めも大切になるでしょう。