三宮のLEDビジョン

デジタルサイネージをビルの窓に設置する際の注意点と便利な活用方法8選を解説

三宮のLEDビジョン

ビルのテナントに出店する店舗は、一般的に1階店舗が最も集客しやすく、階が上がるにつれて集客が難しくなります。

上層階のテナントが立地面での弱点を強みに変える施策として注目されているのが「デジタルサイネージ」です。デジタルサイネージを窓の内側から外側に向けて設置することで、広告媒体としての可能性が広がり、上層階でも集客増加が期待できます。

しかし、ビルの窓にデジタルサイネージを設置すると、外からの光を遮ってしまい、室内が暗くなってしまう危険性があるため、設置には工夫が必要です。

今回の記事では、ビルの窓にデジタルサイネージを設置する際の注意点と、実際に窓にデジタルサイネージを設置した活用事例を8つをご紹介します。

デジタルサイネージとは?

オフィスのマルチディスプレイ

デジタルサイネージとは、デジタル情報を表示する電子モニターのことです。従来のポスターや看板とは異なり、液晶ディスプレイやLEDビジョンを使用して、テキスト、画像、動画、ウェブコンテンツなどをリアルタイムに表示します。

デジタルサイネージは、商業施設やビル、交通機関、公共施設などさまざまな場所で利用され、情報伝達の効率化や利便性の向上に貢献しています。

デジタルサイネージとは

ビルの窓に最適なデジタルサイネージ4選

ビルの窓に最適なデジタルサイネージはいくつかありますが、その中でも特に適した4つの種類をご紹介します。ビルの上層階と1階に設置する場合で、設置すべき最適な機種が異なります。注意して読み進めてください。

種類1:液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイは画質のよい機種が多く、一般的なテレビモニターのように近くから見てもきれいにコンテンツを視認できることが大きなメリットです。

100インチ以上の大型のデジタルサイネージを設置する場合は、液晶ディスプレイを4枚や9枚組み合わせることで、大型モニターを構築します。

種類2:LEDビジョン

LEDビジョンとは、320〜550mm角のLEDパネルを組み合わせて構築した大型モニターを指します。LEDビジョンは、液晶ディスプレイよりも構築できるデジタルサイネージのサイズや形の自由度が高いことが特徴です。

輝度が高い機種が多く、真っ暗な夜間や直射日光の当たる場所でも、コンテンツをきれいに表示できます。ただし、ピッチと呼ばれるLEDランプ間の隙間があるため、近くから見るとコンテンツを視認しづらいというデメリットに注意が必要です。

種類3:ショーウインドウ専用天吊り式液晶デジタルサイネージ

ショーウインドウ専用の天吊り式液晶デジタルサイネージは、主にビルの1階のテナントに設置されています。このタイプのデジタルサイネージは、窓の内側に天井から吊り下げられる形で設置され、ショーウインドウや店舗の内部から外部へ向けて情報を表示します。

天井から吊り下げることが困難な場合は、自立スタンドに設置する場合もあります。

種類4:透過型LEDビジョン

透過型LEDビジョンは、その名の通り透明な窓ガラス自体にディスプレイが埋め込まれているデジタルサイネージです。透明なデジタルサイネージは外からの光を遮らないので室内が暗くなりません。

さらに、売り側からも外が見えるため、室内に圧迫感を与えません。このような特徴から、ビルの窓に設置する場合は、主にこの透過型LEDビジョンが選ばれ、

窓ガラス内側からのサイネージ活用提案

ビルの窓にデジタルサイネージを設置する際の注意点

ビルの窓にデジタルサイネージを設置する際には、いくつかの注意点があります。

デジタルサイネージを設置することで、外への広告効果は上がりますが、室内の空間デザインが損なわれてはリピート集客が期待できません。

1つずつ注意点を確認していきましょう。

注意点1:輝度の高いデジタルサイネージを選ぶ

デジタルサイネージを窓の内側から外側に向けて設置する際には、ユーザーは屋外からデジタルサイネージを視認することになります。

その際、デジタルサイネージの輝度が低いと、直射日光で見えづらくなったり、真っ暗な夜には暗くて画面が見えなかったりします。

少なくとも2,000cd以上の輝度を持つデジタルサイネージを選ぶようにしましょう。

注意点2:窓ガラスとデジタルサイネージ画面を近づける

デジタルサイネージを窓際に設置する場合は、窓ガラスとデジタルサイネージの距離に注意が必要です。

距離が空いていると、外の景色が窓に反射してしまい、その内側に設置しているデジタルサイネージの画面が見えなくなります。

デジタルサイネージと窓の距離を出来るだけ近づけることで、より鮮明にデジタルサイネージの画面が視認できます。

注意点3:デジタルサイネージ画面に反射防止加工をする

窓の外側からデジタルサイネージを見る場合、太陽光や周囲の照明などの光源による反射が画面の視認性を損なうことがあります。

窓際に設置するデジタルサイネージが液晶ディスプレイの場合は、液晶ディスプレイの画面に反射防止ガラスを使ったり、反射防止フィルムを貼ったりすることで、反射が抑えられ画面が見やすくなります。

窓にデジタルサイネージを設置した事例8選

ここからは実際にヤマトサイネージがビルの窓にデジタルサイネージを設置した事例を8種類ご紹介します。それぞれの事例でどのようにデジタルサイネージが活用されているのか、詳しく見ていきましょう。

活用事例1:駅ホームに向けてビル2階の窓枠にLEDビジョンを設置

コンタクトレンズの販売店が駅のホームで電車を待つ方々に向けて広告を表示するために、テナントの窓にデジタルサイネージを設置した事例です。

デジタルサイネージを設置する前は大きなポスターを貼っていましたが、光や動画コンテンツによる高い訴求力が期待できるデジタルサイネージに変更されました。

この事例ではガラスの反射による影響を最小限に抑えるために、輝度の高いLEDビジョンを設置したことで、反射が気にならずデジタルサイネージの画面がきれいに視認できます。

ビル2階の窓枠にLEDビジョンを設置

活用事例2:地下街のショーウィンドウマルチディスプレイを設置

地下街のショーウィンドー部分にデジタルサイネージを設置した事例です。日々多くの通行人が行き交うため、動画や音声による訴求が行えるデジタルサイネージが設置されました。

この事例では通行人とモニターの距離が近いため、視認距離が遠いLEDビジョンではなく、液晶ディスプレイを9枚組み合わせた「マルチディスプレイ」が選ばれました。

地下街にクラウド運用の147インチマルチディスプレイを設置

活用事例3:スーパーマーケットへウインドウ越しのデジタルサイネージモニターを設置

スーパーマーケットの1階のテナントの窓にデジタルサイネージを設置した事例です。この場所は昼間に直射日光が当たるため、屋内用の輝度の低いデジタルサイネージではなく、3,000cdの高輝度モニターが選ばれました。

こちらの事例でも通行人と画面の距離が近いため、液晶ディスプレイが選ばれています。

ウインドウ越しの高輝度サイネージ

活用事例4:店舗入り口付近の窓に高輝度デジタルサイネージモニターを設置

浅草の商店街の1階のテナントの窓にデジタルサイネージを設置した事例です。商店街の中にある店舗ですので、それほど高い輝度は必要ありませんが、日中には日光が当たることもあるため、1,500cdの機種が選ばれました。

視認距離が近い液晶ディスプレイに多言語対応のコンテンツを表示することで、浅草ならではのインバウンド客にも高い訴求力を実現しています。

ガラスを隔てたサイネージ設置

活用事例5:福岡のメインストリートにある郵便局の窓内側にLEDビジョンを設置

人通りの多い場所に立地する郵便局の1階に大型デジタルサイネージを設置した事例です。通常は1階にデジタルサイネージを設置する場合には、液晶ディスプレイやマルチディスプレイが選ばれることが多いですが、今回はLEDビジョンが選ばれています。

ただし、ピクセルピッチが2.5mmと細かい機種を選ぶことで、近くから見る場合の視認性を高めています。

LEDビジョンは万が一故障した場合にも、故障箇所のLEDパネルのみを交換するだけですぐに使えるようになるため、メンテナンス性の高さもメリットの1つです。

郵便局のLEDモニター

活用事例6:英会話教室の窓際にデジタルサイネージを設置

東京の繁華街にあるビルの5階のテナント窓にLEDビジョンを設置した事例です。繁華街の他の看板よりも目立たせるために、輝度の高いLEDビジョンが選ばれました。

この事例では、設置した場所の行政の条例により、深夜は配信をストップしています。デジタルサイネージを設置する場所ごとに、電子看板に対する規制がある場合もあるため、事前に確認が必要です。

窓枠を利用したLEDビジョン

活用事例7:不動産会社の窓に広告用透過型LEDビジョンを設置

透過型LEDビジョンをビル2階のテナント窓に設置した事例です。デジタルサイネージで日光を遮り、オフィス内を暗くしたくないというご希望でしたので、透過型LEDビジョンを設置しました。

近くから見るとコンテンツが粗く見えてしまいますが、実際に屋外から見るとしっかりとコンテンツを視認できます。

不動産会社の広告用スケルトンLED

活用事例8:ビルのガラス面を利用して透過型のLEDビジョンを設置

駅前ビル7階に立地する歯科医院の窓に透過型LEDビジョンを設置した事例です。こちらも病院内を暗くしないために、透過型LEDビジョンが選ばれました。

ビルの窓でも廊下の窓であれば光を遮っても大きな問題はないですが、オフィスや店舗の場合は空間の快適性が損なわれるため透過型LEDビジョンが選ばれることが増えています。

ガラス越しに透過型LEDビジョン

デジタルサイネージを窓に設置するなら「ヤマトサイネージ」

縦画面マルチの設置方法

ビルの窓にデジタルサイネージを設置する際には、外から見た時のコンテンツの視認性だけでなく、室内が暗くならないか、条例には触れていないか、など注意すべき点が多々あります。

デジタルサイネージを設置した後に問題が発覚したということにならないために、経験豊富な業者選びをおすすめします。

デジタルサイネージを初めて導入する方には、多種多様な業種、設置環境への導入実績がある「ヤマトサイネージ」にお任せください。

設置場所や設置目的、ご予算を考慮して最適な機種をご提案させていただきます。

デジタルサイネージのことならまずはお気軽にヤマトサイネージへお問い合わせください。

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