地下鉄の駅構内に案内用タッチパネルサイネージを設置
大阪メトロの駅構内にデジタルサイネージを設置しました。オリジナルの筐体を製作して、32インチのタッチパネルディスプレイをインストールしました。タッチパネルで周辺施設の案内を行います。WEBにUPされたサイネージ専用コンテンツをブラウザで表示するシステムで、安定性の高いLANケーブルでの通信としました。
オリジナル筐体のデザインと製作も行いました
今回は筐体のデザインや製作も弊社で行いました。オリジナル筐体の製作も弊社ではお引き受けしています。カッティングシートでの化粧等もお任せいただけます。現場への搬入は許可をいただき、日中に行いました。利用者様の安全を考え、誘導員を付けて慎重に搬入しました。
ディスプレイは32インチのAndroid搭載タッチパネル
このオリジナル筐体に仕込むのは、Androidボードを搭載した32インチのタッチパネルディスプレイです。わかりやすく説明すれば、大型のタブレット端末です。通信機能を持っていて、LANケーブルやWi-Fiでのインターネット接続が可能です。
今回は通信の安定性を重視して、有線LANを引っ張ってきました。Wi-Fiは無線でスマートなネット接続ができますが、不安定な場合もあります。
筐体にディスプレイを取り付け
設置現場に筐体とディスプレイを持ち込み、ドッキングさせます。予めシミュレーションを重ねていたため、現場での組立時間は最小限に抑えることができました。
全ての利用客に優しいコンテンツ
このタッチパネルサイネージは、周辺の情報案内をしています。画面タッチの他にマイクを搭載しており、音声でも画面を切り替えることができます。また、多言語表示にも対応しています。日本語の他に英語、中国語、韓国語に表示を変更できます。
そのため、利用者の多くは外国人観光客ということです。感染症のリスクも少なくなり、移動の規制が解除されました。今後はより一層このような案内用デジタルサイネージの設置が見込まれます。
インタラクティブなタッチパネルサイネージをお考えなら
タッチパネルサイネージの特徴は、利用者の知りたいことにフォーカス出来ることです。なので周辺施設への誘導に適しています。反面、どちらかというとターゲットがパーソナルになるので、一度にたくさんの人へ見せたい広告表示には適しません。
タッチパネルサイネージで重要なことは、ハードよりもコンテンツです。利用者の困りごとに対してきちんと応えられることが出来るかが大切です。また、操作性にもこだわる必要があります。タッチするバナーは大きく見えやすくすると良いでしょう。外国人がよく利用する場所では、多言語対応させることも思いやりがあると言えます。