大阪市の森ノ宮ピロティホール様エントランスにあるエレベーターホール(半屋外)に、55インチの屋外用デジタルサイネージモニターを設置させていただきました 。
施設のリニューアルオープンに合わせて導入したいとのご要望で、設置の目的は今まで掲示板にポスターを貼って告知していたイベント情報の電子化です。下の写真の赤丸部分にある掲示板2つを撤去してデジタルサイネージを設置します。
掲示板撤去後、まずはディスプレイ取り付け用の壁面金具を固定するアンカーを打ち込み、ベース金具を固定します。
モニターの背面にはベース金具へ引っ掛けるためのステーを取り付けます。
弊社の屋外用モニターは防塵防水対策のため強固なスチール筐体を採用しいます。また液晶面も6mm厚の強化ガラスで保護しているため、こちらの55インチモニターで約50キロほどの重量になります。そのため3人がかりで慎重にディスプレイを設置します。
最後に落下防止策を取り、整線作業を行い設置完了です。
今回ご用意したモニターはファンレスタイプで、ヒートシンク技術により内部冷却するモデルです。全体の厚みが95mmの薄型設計となっています。
モニター本体にUSBを読み込むメディアプレイヤーが内蔵されており、放映データの変更はUSBの抜き差しのみで行えます。ポスターの印刷や張替え作業の手間が軽減されます。静的なポスターが明るく動的なサイネージに変わることで、より視認性や注目度のアップが期待できます。
また、エレベーター乗降口付近への設置で、利用者の待ち時間を利用して見てもらうという意図もあります。
システム図
使用した機材
屋外ディスプレイ:ヤマトサイネージ/YSD-OD5500ZWMH-FC2-N
壁掛け金具:ハヤミ工産/MH-851B