不動産業のサイネージ活用提案

現状窓枠広告のネックや懸念点

窓枠物件掲示に効果はあるのか?

物件情報の閲覧はインターネットが主となる現在、店頭での物件情報掲示は昔ほど注目をされなくなりました。多数の貼り紙をしても人の目線位置から外れるものについてはほとんど見られることもなく、単なる物件オーナーの掲示依頼に応えるためだけの自己満足になっている可能性があります。物件広告は見る側の立場になって掲示することが必要です。現状の店頭広告に満足されていない場合は、お客さんの立場になって考えてみてください。

貼り紙が多すぎる

ガラスは本来、光を室内に取り込む役目で使用されるものであり、外から店舗内の雰囲気を感じ取ってもらうという役目も果たしています。しかし、多くの貼り紙を羅列することでガラスは単なる壁面と化してしまいます。店内は閉ざされた空間となり、どんよりとした雰囲気に。外からは店内を伺うことが出来ず、一見客が入るにも少し勇気のいる佇まいとなっているでしょう。雰囲気だけではなく、店舗スタッフの貼替え業務に費やす時間的コストもかかり、業務の効率が悪くなっていませんか?

リアルタイムの情報更新がしにくい

手間がかかる紙媒体の交換は、印刷にかかる時間、貼替えに費やす労力と時間などを手間と感じて、日中は接客や電話に追われて後回しにしがち。結果、契約済みの物件なのにもう何日も掲示したままになっている。情報は常に最新のものにしておきたいが、わかっていてもなかなかできない…。デジタルサイネージの導入でお困りごとを解消できる可能性が高まります。

昼も夜もとにかく目立たない

動きのない静的コンテンツの貼り紙は、昼間はよく見えるが注目されるほどではなく、夜間は特に目立ちにくい。今以上の売上アップを目指すなら、デジタルサイネージを有効活用して、店頭でのセールスプロモーションを強化することを考えても良いかもしれません。

掲示スペースに限度がある

オーナーから物件掲示の依頼をたくさん受けるが、そもそもスペースに限りがあるしこれ以上は無理。多数の依頼に分け隔てなく応えらろとするのであれば、デジタルサイネージの利用です。常に見えやすい目線に近い位置に設置し、各物件を平等にスライド表示してやればパフォーマンスもUPするでしょう。
沢山の貼り紙は見上げたりしゃがんで見たりと大変、店舗内もうかがえないため入店するのに勇気がいる…

サイネージ導入のメリット

動的コンテンツで注目度のUP

デジタルサイネージは紙媒体と違い動的コンテンツを流すことができるので、物件情報をスライドさせて動きを加えれば注目されやすくなります。おすすめ物件は室内外の説明動画を加えることでより雰囲気を伝えることができます。また、音声も同時に出すことができます。立地条件にもよるでしょうが、音声をプラスすることで効果も上がるでしょう。

店休日や閉店後の夜間でも訴求効果が得られる

目立ちやすく見えやすいデジタルサイネージは、スタッフ不在時も仕事をしてくれます。映像を閉店後や店休日にも流すことで、未来の顧客獲得の可能性が広がります。

手間の半減で最新情報への更新がスムーズに

掲示情報を常に最新に更新することを実現するデジタルサイネージ。機会損失を防ぐことができ、集客UPにつながるツールとなる可能性を秘めています。

業務効率のUP

印刷物を刷る手間がなくなり情報更新もスムーズに行えるデジタルサイネージは、業務効率のUPに貢献します。貼替えなどに費やしていた時間が削れる分、スタッフが他の業務に専念できることになるでしょう。

遠隔地からの更新も可能

クラウドシステムを利用することで、遠隔地からでもサイネージの映像をコントロールすることができます。店舗を留守にしていてもインターネットを通じた情報更新を行うことで、よりスピーディな対応を可能とします。

オープンな雰囲気の店舗に変わる

予約もなしにいきなり店舗に入るのはちょっと怖い。そのような意識があるユーザーが多いことも事実です。お客さんは店舗の雰囲気や、どんな人が対応してくれるかという不安を持っています。貼り紙を貼り巡らされたガラス窓では閉塞感を生むばかり。デジタルサイネージの利用で貼り紙を減らしオープンな外観にすることで、一見客の入店が増えるかもしれません。

サイネージ導入のデメリット

初期導入コストがかかる

紙媒体は継続的に少しずつコストがかさんでいくためあまりコスト感が気になりませんが、デジタルサイネージ導入にはある程度の初期投資額が必要になります。ただ、慢性的な紙代やインク代、スタッフの時間的コストが削減できるとすれば、長い目で見るとサイネージのほうが安上がりという考え方もできます。

操作を覚える必要がある

機械に慣れている方はすぐに操作を覚えることが出来ますが、苦手な方にとっては使いこなす自信がないことを理由に足踏みしておられるかもしれません。導入初期は使い方を覚えるために少し時間が必要かもしれませんが、導入後のメリットを考えると少しの努力をしてもいいかもしれません。

一度に多くの情報を発信できない

紙媒体はスペースさえあれば何枚でも一度に掲示することが出来ますが、デジタルサイネージは一度に標示できる内容に限度があります。しかし、ガラスの隅や目線から明らかにかけ離れた貼り紙は、通りがかりの人はほとんどど目にすることはないでしょう。効果的にサイネージ映像をループさせることで、一度に掲示する情報量は少なくてもより効果的なプロモーションを行えます。

コンテンツ更新システム

不動産仲介業の窓枠サイネージを有効利用するにはUSBなどの記録媒体からデータを更新するよりも、クラウドでお手持ちのPCから情報を更新するのがベターです。デスクを離れることなくデジタルサイネージの映像変更ができるため、目まぐるしく変わる最新物件情報の更新に適しています。ここではクラウド更新用STBの一例をご紹介します。

TOTOデジタルサイネージ

アンドロイドをベースに㈱グルーバ社が開発を手掛けたデジタルサイネージ専用STBです。初心者でもわかりやすい編集ソフトの操作性になっており、画像や映像の取り込みやスケジュール設定を簡単に行えることが魅力です。
WindowsPCでソフトを起動させ、クリックで流したいデータをプレイリストに追加していきます。流す時間帯を設定してサーバーに送信するだけで自動的にサイネージ映像が更新されます。送られてきた物件情報のデータを直接サイネージに投影できるのでとても便利です。この他にも様々な配信システムがありますのでご相談ください。

不動産屋向けサイネージのディスプレイ費用感

画面サイズは55インチ程度のものをお勧めします。路面に向けての設置になるため昼間は自然光の影響があるため、画面の明るさをもたせてやる必要があります。推奨輝度は1500cd/㎡以上です。
■55インチ1500cd/㎡サイネージディスプレイ(屋内設置ガラス越し) 約500,000円(税別)
■55インチ3000cd/㎡サイネージディスプレイ(屋外設置) 約900,000円(税別)

不動産仲介店舗用サイネージを選ぶポイント

入店せずとも物件情報を見てもらうということがキーポイントになるため、ガラス越しの設置または屋外設置が基本になります。そのため価格重視で輝度の低いものを選んでしまうと、昼間は極端に画面が暗く感じて見えにくくなる可能性が高いです。画面の輝度は必ず1500cd/㎡以上のものを選ぶようにしましょう。予算に当てはまらない場合は無理に低コストで導入しようとせず、予算が確保できるまで導入を見送ることをお勧めします。
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