大型ビジョンの特徴は、遠くからでも放映内容が確認できる点です。基本的に屋内に設置をする場合でも、見る人との位置関係を保てる場所に取り付けるのが一般的です。壁面の高い位置など、最低でも人の目から数メートル以上離れた場所がベターです。
屋内用大型ビジョンの代表的な設置場所
屋内用の大型ビジョン設置に適した場所は、見る人との位置関係が最低でも数メートル以上離れた場所です。屋内環境は基本的にビジョンと人との位置関係が近くなります。解像度の低いLEDビジョンは近い位置から見ることに適していません。なぜなら、映像を粗く感じてしまうからです。
映像の粗さは距離を置けば置くほど感じづらくなります。よって、できるだけその位置が離れている方が良いわけです。人との位置関係が保てない場合はむやみにLEDビジョンを取り付けるのではなく、液晶モニターを使用して解像度を重視しましょう。
屋内に大型のLEDビジョンを取り付けるのに適した場所は、壁面の高い位置や、大会議室や講堂での黒板（プロジェクターのスクリーン）の代わり等がメインです。解像度をあまり重視しないケースは店舗装飾や賑わい演出の一環として、人と近い位置にも設置するパターンがあります。
屋内への大型ビジョン設置は限られたシチュエーションのみ
屋内環境へ大型のビジョンを設置するシチュエーションは限定されます。
一般的には駅や空港など大型施設に導入されるケースが多く、費用対効果を考えてもあまり小規模施設に取り入れるメリットはありません。
また人が触れることのできる距離に設置する場合、破損リスクも高まります（そのために表面保護ガラス等を導入すると、設置コストも跳ね上がります）
屋内に大型のLEDビジョンを設置検討する場合は、利用用途と設置場所を十分に検討した上での間違いのない選択が必要です。
