
近年、急速に広まっている「パブリックビューイング」には、開催者側にも参加者側にも多くのメリットがあり、今後もさらに広まると言われています。
しかし、パブリックビューイングを開催するには、放映権の申請や会場の確保だけでなく、何といっても映像を映し出すデジタルサイネージの準備が必要不可欠です。
パブリックビューイングでは、ライブ会場にいなくても臨場感を味わえる演出が必要ですので、高画質かつ大画面のデジタルサイネージが必要になります。
そこで今回の記事では、パブリックビューイングの概要やメリット、開催するまでに必要な申請、そして、パブリックビューイングに最適なデジタルサイネージまでの全てを徹底解説します。
パブリックビューイングとは?

パブリックビューイングとは、大規模なスクリーンやプロジェクターを使って、スポーツや音楽、映画などの映像コンテンツを一般の人々が集まって観ることを指します。
通常、公共の場所やイベント会場、スタジアム、広場などで開催され、多くの人々が一堂に集まって大画面で映像を観戦します。特に、重要なスポーツイベントや音楽ライブの開催当日に多く行われ、観客同士が一体となって感動を共有する機会として人気です。
パブリックビューイングは、社会的なイベントとして楽しまれることが多く、大きなスクリーンや迫力のある音響効果が、観客に臨場感ある体験を提供します。
パブリックビューイングを開催する7つのメリット

コロナ禍の影響でライブ会場への入場制限があったことによりパブリックビューイングが急速に広まりましたが、感染症のリスクが緩和した今でもパブリックビューイングに注目が集まっている背景には、様々なメリットが隠されています。
ここからはパブリックビューイングを開催することの7つのメリットを解説します。
メリット1:チケットが買えなかった人でも観戦できる
パブリックビューイングでは、通常のライブ会場とは異なり席数に制限がないため、チケットが買えなかった人やキャンセル待ちの人でも観戦できます。
これにより、会場のキャパシティ以上の人数が観戦できるようになり、多くのファンがイベントを楽しめるようになる上に、イベント全体の売上増加にもつながります。
メリット2:遠方からでも観戦できる
パブリックビューイングを開催することで、地理的な制約や移動の手間を気にせずに、遠方に住んでいるファンも大画面でライブやイベントを楽しめます。
仮にライブ会場が東京だとしても、大阪や名古屋、福岡など複数都市でパブリックビューイングを開催すれば、その分、大勢の人が観戦できます。
メリット3:会場よりも安く観戦できる
パブリックビューイングでは、ライブ会場に比べてチケット代が安く設定されることが多いです。
パブリックビューイングが開催される会場によっては、ドリンクや食事を提供したり、グッズ販売を行ったりと追加サービスを実施することで、開催場所との相乗効果も狙えます。
メリット4:大画面で迫力のある臨場感を楽しめる
パブリックビューイングでは、大型のデジタルサイネージを使用するため、映像や音響の大迫力を味わえます。
リアルな臨場感を味わいたい視聴者にとって、自宅のテレビやパソコンで視聴するよりも、大画面で映像を楽しめるパブリックビューイングは理想的な選択肢です。
メリット5:大人数で一緒に楽しめる
パブリックビューイングは、公共の広場や公園、駅前、映画館など、広い場所で開催されることが多く、実際のライブ会場と比べて、一緒に観戦する友人や家族と感動や興奮を共有しやすい環境が整っています。
大人数の仲間たちと一緒に盛り上がりたいという方にとっては、席数が限られているライブ会場よりもパブリックビューイングの方が適していると言えるでしょう。
メリット6:出演者の動きや表情が見やすい
パブリックビューイングでは、大画面で映像が映し出されるため、出演者の動きや表情をより鮮明に観察できます。
実際の会場に行っても、観客席は出演者や選手から距離があり、結局、スタジアムや会場に設置されている大画面で視聴することも多いですよね?
ライブ会場と比べるとパブリックビューイングの方が大画面と客席との距離が近いため、出演者のパフォーマンスやプレーをよりリアルに感じられます。
メリット7:地域活性化につながる
パブリックビューイングを開催する場所周辺の飲食店や商業施設などが集客効果を享受でき、地域活性化にも期待できます。
また、地域の観光資源やイベントとの連携も図ることで、地域全体の魅力を高める施策としても効果的です。
パブリックビューイングを開催する際の注意点

パブリックビューイングには多くのメリットがありますが、開催するために注意すべき点もあります。ここでは、パブリックビューイングを開催する際の5つの注意点を解説します。
注意点1:会場の準備と設備
パブリックビューイングを開催するには、適切な大きさの会場や映像を映し出すためのデジタルサイネージ、音響機器などの設備が必要です。
大勢が集まる場を提供するため、事前にしっかりと準備をしておくことが重要です。
注意点2:天候の影響を考慮
パブリックビューイングは駅前広場や公園など屋外を中心に開催されるため、イベント当日の天候の影響を受けやすいです。
雨や強風の時の対応を事前に検討しておき、悪天候に備えておきましょう。
注意点3:安全対策の実施
パブリックビューイングは、人が密集する場所でのイベントですので安全対策が欠かせません。ライブ会場のように座席や区画がないパブリックビューイング会場も多く、観客同士の接触やトラブル防止の対策も検討しましょう。
また、火災や災害などの緊急時に備えた避難経路の案内や救急設備の準備なども必要です。
注意点4:駐車場や交通アクセスの確保
参加者が車で来場することも想定して、十分な駐車場や誘導員の確保や交通アクセスの案内が必要です。
パブリックビューイングを定期的に開催するためにも、交通トラブルを最小限に抑えて、会場の周辺住民への配慮も行いましょう。
注意点5:法令や規制の遵守
パブリックビューイングを開催する際には、関連する法令や規制を遵守することが不可欠です。
営業許可や著作権の確認、アルコールの提供など、法的な規定に留意する必要があります。
パブリックビューイングを開催できる場所

パブリックビューイングは多種多様な場所で開催されていますが、主な開催場所は以下のような会場です。
- 映画館
- 公園
- 駅前広場
- イベント会場
- コミュニティセンター
- スポーツ施設
- 商業施設
- 学校や大学
これ以外にも様々な場所でパブリックビューイングが開催されていますが、先ほど解説した注意点に問題が起きないのであれば、基本的にどこでもパブリックビューイングを開催できます。
パブリックビューイング開催まで必要な手続き

パブリックビューイングを開催するためには様々な手続きが必要です。場所が空いているからと勝手にパブリックビューイングを開催すると、法律違反につながる可能性があります。
十分に注意して、正しい手順で準備を進めましょう。
ステップ1:放映権を持つ関連団体への申請
パブリックビューイングで放映する映画やスポーツイベントなどの映像コンテンツには「放映権」が必要です。
パブリックビューイングを行うのであれば、放映権を持つ関連団体に申請を行い、使用許可を取得しなければいけません。
申請には一定の手続きや費用がかかる場合があるので、事前に必要な情報や条件を確認しておきましょう。
ステップ2:会場の選定
パブリックビューイングを開催する会場を選ぶ際には、以下のようなポイントを考慮する必要があります。
- 会場の大きさ
- 使える設備
- アクセスの便利さ
- 駐車場の台数
パブリックビューイングを行うためには、事前に選定した会場と契約を結び、利用料や設備の提供などの条件を確認しておきましょう。
ステップ3:デジタルサイネージの設置
パブリックビューイングの会場には、大型デジタルサイネージや音響機器を設置します。
会場にいるできる限り多くの視聴者に映像や音声を届けるために、十分な大きさと性能の設備を準備しましょう。
デジタルサイネージに関しては、パブリックビューイングが開催される会場や客席との距離、視聴する時間帯により、最適な機種が異なります。機種選びに失敗すると、コンテンツがきれいに見えなくなり、観客に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
パブリックビューイングで使用するデジタルサイネージはプロの業者に相談しましょう。
ステップ4:スタッフの確保
パブリックビューイングの開催には、受付係や案内係、セキュリティスタッフなど、イベント全体を円滑に運営するためのスタッフが必要です。
スタッフの役割や業務内容を明確にし、トラブル防止に努めましょう。
ステップ5:イベント告知
チラシやポスター、フライヤーなどの印刷物を活用して、パブリックビューイングの日程や場所、参加方法などを広く告知します。チラシやポスターなどの紙媒体だけでなく、SNSやウェブサイト、メールマガジンなどを利用してオンラインでの告知も必要です。
さらに、関連団体やメディアを通じての宣伝も行い、多くの人々にイベントの情報を届けましょう。
パブリックビューイングに最適なデジタルサイネージとは?

パブリックビューイングの成功を左右するのは、観客が一体となって熱狂できる「映像の品質」です。単に大きな画面を用意するだけでなく、以下の5つのポイントを押さえて機種を選定する必要があります。
ポイント1:設置場所と「視認距離」に適したパネル選定
デジタルサイネージには「LEDビジョン」と「液晶マルチディスプレイ」の2種類がありますが、使い分けの鍵は観客との距離です。 スタジアムや広場など、観客から距離がある場所では、遠くまで光が届くLEDビジョンが最適です。一方、ショッピングモールの屋内広場や映画館のように、観客が数メートル先まで近づく環境では、近距離で見ても映像がボヤけない高精細な液晶マルチディスプレイが、圧倒的な没入感を生み出します。
ポイント2:直射日光に負けない「画面の明るさ(輝度)」
屋外パブリックビューイングで最も多い失敗が「昼間に画面が真っ暗で見えない」というトラブルです。 日中の屋外で開催する場合、家庭用テレビの10倍以上の明るさ(5,000カンデラ以上)を持つ高輝度LEDビジョンが必須となります。夕方や夜間の開催、あるいは屋内であれば、液晶ディスプレイでも鮮明な放映が可能ですが、開催時間帯の太陽光の強さを計算に入れたスペック選定が、満足度を直結させます。
ポイント3:コンテンツの「動き」に対応するリフレッシュレート
スポーツ観戦や音楽ライブのパブリックビューイングでは、選手の素早い動きやカメラのパン(横移動)が頻繁に発生します。 安価なサイネージでは残像が残ったり、映像がカクついたりして観客にストレスを与えてしまいます。特にLEDビジョンの場合は、高いリフレッシュレートを持つ製品を選ぶことで、プロの試合映像を滑らかに、かつ迫力満点に映し出すことができます。
ポイント4:会場の収容人数を考慮した「画面サイズと視野角」
「200インチの大画面を1台置く」のが正解とは限りません。 会場が横に広い場合や柱がある場所では、斜めから見ても色が変わらない「広視野角」のモデルを選んだり、100インチクラスを複数台配置して死角をなくす工夫が必要です。収容人数と観客の動線を事前にシミュレーションし、全員が等しく感動を共有できるレイアウトを提案できるのが、プロの業者の強みです。
ポイント5:過酷な環境に耐える「防水・防塵・熱対策」
屋外パブリックビューイングは常に天候のリスクと隣り合わせです。 突然の雨に対応できるIP65規格以上の防水性能はもちろん、夏の直射日光による熱暴走を防ぐ冷却ファンシステムなど、安定稼働のための装備が不可欠です。機材トラブルで放映が止まることは、イベント自体の失敗を意味します。現場環境を熟知した機材選定が、安全な運営を支える基盤となります。
デジタルサイネージなら「ヤマトサイネージ」にお任せ

最適なデジタルサイネージを選ぶことが、パブリックビューイングの満足度に大きく左右します。しかし、初めてパブリックビューイングを企画する方にとって、デジタルサイネージ選びは不安なことばかりでしょう。
さらに、パブリックビューイングの開催をきっかけに、大型デジタルサイネージを常設して、色々なイベント開催を継続して行いたいという方も多いです。
そこで、パブリックビューイングで使うデジタルサイネージのことなら「ヤマトサイネージ」にお任せください。
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