100インチを超える巨大な液晶モニター、使い道は説得力のある商談やプレゼンのため
熊本県のオフィスにプレゼン用の大画面液晶モニターを設置いたしました。クライアントの主な目的は社内で行うプレゼンのクオリティUPです。また来客時には商談に、会議でも使用するなどその利用用途は多岐にわたります。
この大画面は液晶モニターを4台組み合わせた構成をしています。液晶マルチモニターというものです。クライアントは以前よりプロジェクターの利便性を評価をしながらも、映像の質に関しては若干の不満を持っていました。
各地に支社を持つこちらのクライアントでは、熊本のオフィスのリニューアルに伴い液晶マルチモニターの導入を決定されました。試験導入的な意味合いもありますが、今後は費用対効果の測定を行い、効果が確認できれば随時各拠点へ拡大していく予定です。
プレゼンに使うなら「プロジェクター」よりも「液晶マルチモニター」をおすすめする3つの理由
今回の事例のようにプロジェクターから液晶マルチモニターに切り替える方が増えています。ここでは、プレゼンモニターとして使うなら、プロジェクターよりも液晶マルチモニターをおすすめする3つの理由をご紹介します。
理由1:映像や画像をきれいに映し出せる
プロジェクターから液晶マルチモニターへの切り替えをする方が最も問題視していたのが「プロジェクターの画質の粗さ」です。
液晶マルチモニターは近くから見ても、どの角度から見ても、映し出した映像や画像がきれいに見えます。
特に大勢で1つの画面を見る想定の会議室では、液晶マルチモニターがおすすめです。
理由2:室内を暗くする必要がない
プロジェクターのもう1つのデメリットとして、室内を暗くしないと画面が見えないことが挙げられます。
しかし、プレゼンを聞きながら、メモを取ったり、関連情報を調べたりしたいというニーズもあり、室内が暗いと困るという方も多いのが現状です。
液晶マルチモニターであれば、室内が明るいままでも画面がきれいに見えるので、メモや調べものも快適に行えます。
理由3:設営と撤去の手間がなく画角調整の手間もない
プロジェクターを使ってプレゼンをするためには、会議の少し前から設営をして、画角を調整してと準備の手間がかかります。会議が終わってからも、片付ける手間があり、わずらわしいと感じる方も多いです。
しかし、液晶マルチモニターであれば、用途に合わせて、会議室の壁に固定したり、キャスター付きの台に設置したりできて、プレゼンを行う度に準備や片付けの手間がないので便利です。
プレゼンや会議は、パソコンの接続が主流
基本的に会議やプレゼンの映像は、パソコンを接続したパワーポイントやエクセルシートなどの投影を行うことが多いです。この様にノートパソコンをHDMI接続することで、簡単にマルチモニターへ映像を映し出すことができます。
もちろんパソコン以外の機器を接続することも可能です。テレビやゲーム、DVDプレイヤーなどご家庭用のテレビのように使用することもできます。社内レクリエーションにも役立つかもしれません。
プレゼンで使う液晶マルチモニターの音響はどうなの?
液晶マルチモニターはテレビとは違い、本体側にスピーカーが付いていません。なので音響が必要な場合は別途スピーカーへの接続が必要となります。既存の館内スピーカーがある場合はミキサーを通じてそちらへつなげることもできます。
また新規でのスピーカー取り付けも弊社におまかせいただけます。今回は音響も弊社が担当し、天井への埋込スピーカーとアンプも同時に取り付け作業をしました。
110インチ液晶マルチモニターのサイズは?プレゼンでの使い勝手は?
110インチの液晶マルチモニターは、55インチのマルチ専用モニターを縦横2列ずつの合計4台使用します。田の字型に配列したモニターの全体図は下の写真のようになります。
この場合に横幅は約2.4メートル、縦幅は約1.35メートルとなります。自然光を取り入れた開放感のある部屋ですが、ブラインドを閉じる必要も部屋の照明を落とすこともなく、鮮明な映像を見ることがプロジェクターとの大きな相違点です。
プレゼンをする際にも、プロジェクターよりも圧倒的に視認性が高く、情報の伝達効率も高まります。
オフィスのプレゼン用大画面はプロジェクターから液晶マルチモニターの時代へ
数年前まで弊社への液晶マルチモニター設置依頼は、大型の商業施設での広告目的(いわゆるデジタルサイネージ)の案件が多数を占めていました。しかし近年ではこのようなオフィスへの導入のご相談が急増しており、以後もこの流れが続いていくと思われます。
その背景には液晶マルチモニターの見えやすさ、シンプルな操作性が大きく関わっています。会議やプレゼンの質を上げるために液晶マルチモニターは最適な商品かもしれません。