大型ビジョンとは?
大型ビジョンは、LEDビジョンやマルチディスプレイなどの大型のデジタルサイネージを使って、とにかくその大きさによるインパクト、視認性の良さで人々の注目を集めることです。アナログ式の看板や掲示板に比べて圧倒的な発信力を持ち、訴求力が格段にアップします。
大型LEDビジョンのメリット5選
ここからは大型ビジョンを設置するメリットを具体的に5つ解説します。大型ビジョンの導入を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
メリット1:圧倒的な存在感
大きな画面がもたらすメリットは存在感抜群のインパクト。大画面で映像を流すことで注目を浴びやすくなります。画面が大きければ大きいほど視認性はアップします。しかし、画面の大きさだけが視認性のポイントではありません。
メリット2:直射日光下でも明るく視認性が高い
※西日が当たっても視認性は高く、遠くからでもはっきりと見える。
例えば室内では何の不自由もなく見れていたスマートフォンの画面。外に出て画面を見ると自然光の明るさに負けてしまって、画面が暗く感じて見えにくかったことがないですか?プロジェクター映像を流すときに照明を落としたり、ブラインドを下げたりしますよね?
LEDビジョンは自然光に負けない画面の明るさを持っていることが特徴です。直射日光にも負けない強い光で映像を表現します。そのため日中でも強い視認性を確保します。
反面、夜間にそれだけ明るい画面表示をしていると眩しすぎる場合があります。LEDビジョンには明るさ調整の機能があります。タイマー設定することで、時間帯ごとに画面の明るさを自動補正することが出来るのです。
※こちらは屋外用の高輝度液晶画面。直接の日光を受けていないがそれでも画面はやや暗く感じる。
メリット3:任意のサイズに組み上げ可能
設置場所に最適なサイズに組み上げられるのもLEDビジョンのメリットの一つ。
用いるキャビネットの倍数でサイズが決まってきますが、設置場所を選ばない(設置場所に最適化させられる)ことも、アドバンテージの一つです。
メリット4:反射による映り込みがない
液晶画面だと表面がフラットになり、画面の反射が起こってしまいます。低反射素材を液晶面に使用していても、反射の影響は避けることができません。
LEDビジョンは画面自体に凹凸があること、また強い光が反射を打ち消しています。そのため反射を感じることがなく、あらゆる時間帯や天気に影響されること無く安定した視認性を保てるのです。
メリット5:メンテナンスの手間が少ない
LEDビジョンは320〜550mm角のLEDパネルを複数枚組み合わせて、大型のLEDビジョンを組み上げます。そのため、一部分が物理的に故障しても、その部分のLEDパネルを変えるだけで、すぐに復旧可能です。
一方で、デジタルサイネージの表面全体が1枚のガラスで覆われている液晶ディスプレイの場合は、画面が割れてしまうと、ほとんどの場合は全体を交換することになるため、LEDビジョンほどメンテナンスがしやすくありません。
LEDビジョンのデメリット3選
大型LEDビジョンの導入を検討する際には、メリットだけでなくデメリットについても把握する必要があります。ここでは、LEDビジョンのデメリットとしてよく挙げられる3つを解説します。
デメリット1:視認距離が遠い
一般的なLEDビジョンは、最低でも4m以上は離れた場所に設置する想定で設計されています。
そのため、あまり近くから見るとドット絵のように見えてしまい、液晶ディスプレイのようにきれいにコンテンツを視認できないというデメリットがあります。
デメリット2:初期コストが高くなる
デジタルサイネージは、LEDビジョンと液晶ディスプレイの大きく2種類に分かれますが、初期コストは液晶ディスプレイよりもLEDビジョンの方が高くなる傾向にあります。
長期的に設置し続けるのであれば大きな問題はありませんが、設置期間が短い場合は、液晶ディスプレイの方が費用対効果が高くなるでしょう。
デメリット3:設置に時間がかかる
大型のLEDビジョンは、320〜550mm角のLEDパネルを複数枚組み上げて作るため、設置作業に時間がかかります。
一方で、液晶ディスプレイの場合は、1枚もののデジタルサイネージを取り付けるだけなので、比較的設置時間は短くなります。
LEDビジョンを設置する場合は、設置日を決めるだけでなく、いつから使い始められるのかについても確認しておきましょう。
大型ビジョンの導入事例3選
最後に、ヤマトサイネージが実際に設置した大型ビジョンの事例を3つご紹介します。
大型ビジョンの事例1:ビルの屋上にLEDビジョン
西東京市にあるビルの屋上に10mmピッチの屋外用防水LEDビジョンを設置いたしました。ビルの屋上にLEDビジョンを設置する場合には、小さすぎると誰の目にも止まらないので、大型ビジョンにする必要があります。
画面サイズは横幅3840mm×縦幅1920mmと大型で、少し離れたところにある駅のホームからも見えるようにしています。
大型ビジョンの事例2:建設現場の情報共有用LEDビジョン
大規模なビルや商業施設の建設工事では、働く作業員の方の人数も数百名規模になるため、アナログ看板では情報がうまく伝わらないという課題がありました。
そこで、工事現場に全体サイズがW2880×H1920mmの大型ビジョンを設置し、その日の作業の注意点や熱中症対策などの重要な共有事項を全作業員に満遍なく伝えられるようになりました。
大型ビジョンの事例3:ビル屋上に巨大LEDビジョンを設置
新宿の一等地に、横幅6080mm、縦幅3200mmの大型ビジョンを設置した事例です。
元々は大型のアナログ看板が設置されていましたが、大型ビジョンに付け替えるご依頼でした。
近年は、アナログ看板を撤去して、大型ビジョンを設置する事例が増えています。
大型ビジョンならヤマトサイネージにお任せ
ヤマトサイネージは大阪と東京を拠点に、日本全国エリアで大型ビジョンの設置に対応しています。
設置するデジタルサイネージも、LEDビジョンでも液晶ディスプレイでもお任せください。
設置実績も豊富にあるため、設置する目的やご予算により最適な設置プランをご提案させていただきます。
大型ビジョンの設置をご検討の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。