「デジタルサイネージジャパン2023(以下DSJ2023)」が2023年6月14日(水)〜16日(金)に幕張メッセで開催されました。
国内外の最新デジタルサイネージの展示や、業界の豪華スピーカーによる基調講演など、見どころの多い展示会でした。
そこで今回の記事では、DSJ2023の概要や、デジタルサイネージ業界の最新情報についてご紹介します。
DSJ2023(デジタルサイネージ ジャパン2023)とは?
画像参照元:https://www.dsignage-expo.jp/
DSJ2023は、デジタルサイネージに関連する日本最大級の展示会で、企業や専門家、関係者が集まり、最新のテクノロジーや製品、サービスについて情報交換や展示、デモンストレーションが行われました。
今回の展示会では、3日間のトータル来場者数が「119,108人」と前年開催時の「90,635人」と比べて増加しており、デジタルサイネージへの注目度が年々高まっていることが伺えます。
開催概要
名称:デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2023
会期:2023年6月14日(水)~16日(金)
会場:幕張メッセ(国際展示場 展示ホール4~7 / 国際会議場)
主催:デジタルサイネージ ジャパン 実行委員会
公式サイト:https://www.dsignage-expo.jp/
DSJ2023(デジタルサイネージ ジャパン2023)の「3つの見どころ」
画像参照元:https://www.dsignage-expo.jp/
DSJ2023は、デジタルサイネージに関する日本最大級の展示会ということで、見どころが数多くありました。
その中でも今回のレポート記事では、特に注目したい「3つの見どころ」をご紹介します。
見どころ1:最新のデジタルサイネージが国内外から集合
デジタルサイネージは数あるデジタルツールの中でも、技術開発が進んでいるものの1つで、毎年新しい技術が次々と開発されています。
またDSJ2023では、日本国内のデジタルサイネージメーカーだけでなく、デジタルサイネージの最先端を開発し続けている中国のメーカーも出展していました。
業界全体の最新技術や情報を取得できるのも、DSJ2023の見どころの1つでした。
見どころ2:最新のデジタルサイネージ活用事例を展示
従来のデジタルサイネージはビルや街中に設置して広告コンテンツを配信する用途が一般的でした。しかし近年は、その設置場所や活用方法が多様化しています。
そこで今回の展示会では、一般的な使い方だけでなく、電車の窓に透過型LEDビジョンを設置する事例や、小売店の店内に設置する電子ポップなど、様々な活用事例を知ることができました。
見どころ3:豪華スピーカーによる基調講演
今回のDSJ2023でも、デジタルサイネージやそれに関連する業界の専門家による豪華な基調講演が行われました。
今回、特に注目度が高かった基調講演は以下の通りです。
最新!デジタルサイネージの「3つのトレンド」
毎年、最新技術の開発が進むデジタルサイネージ業界ですが、今回のDSJ2023でも、多種多様なトレンドが生み出されていました。
その中でも今回の記事では「3つのトレンド」をピックアップしてご紹介します。
トレンド1:超高画質LEDビジョン
従来のLEDビジョンといえば、液晶ディスプレイやマルチディスプレイと比べて、視認距離が多く、画質に限界があるという課題がありました。
しかし近年は「超高画質」のLEDビジョンも出ており、LEDビジョンの常識が変わりつつあります。
従来の手法で、高画質な大画面デジタルサイネージを設置する場合は、複数の液晶ディスプレイを組み合わせて作る「マルチディスプレイ」が主流でしたが、LEDビジョンの方がより簡単に大画面を作れますし、メンテナンスも簡単です。
数年以内には、日本でも超高画質のLEDビジョンが街中で見られるかもしれません。
トレンド2:透過型LEDビジョン
デジタルサイネージ業界で今最も注目されている技術の1つが「透過型LEDビジョン」です。
透過型LEDビジョンは、通常のLEDビジョンとは異なり、透明なガラスやアクリルなどの素材を使用しています。この透明性により、映像やコンテンツがディスプレイの背後にある景色や物体と重なることなく、透明な状態で表示されることが特徴です。
今回の展示会では、電車の窓を透過型LEDビジョンにする提案が展示されており、こちらも新しい時代の幕開けを感じる最新技術でした。
トレンド3:立体型LEDビジョン
日本国内では都心部でちらほら目にする機会が出てきた「立体型LEDビジョン」ですが、最新の立体型LEDビジョンはその画質も立体感も進化しており、よりリアルな感覚を味わえます。
従来は平面でコンテンツを表示させることが一般的でしたが、立体型LEDビジョンにより、表示できるコンテンツの幅が拡大し、通行人に与える印象もガラッと変わります。
立体型LEDビジョンは、まだ一般的に広く普及しているわけではないため、立体ならではの特徴を生かした活用事例は多くありません。今後は、立体でしか表現できない活用事例が増えることが楽しみです。
「マルチディスプレイ」ならヤマトサイネージにお任せ
DSJ2023で紹介されていた最新トレンドは「LEDビジョン」が中心でしたが、今回ご紹介した「高画質」「透過型」「立体型」のデジタルサイネージはまだまだ高額であり、実際に導入するにはハードルが高いです。
そこで、今デジタルサイネージを「大画面」かつ「高画質」で導入したい方は、近くからでも綺麗にコンテンツを表示できる「マルチディスプレイ」がおすすめです。
マルチディスプレイは複数の液晶ディスプレイを組み合わせて大画面を作りますが、設置場所や予算に応じて、柔軟に導入を検討できるというメリットがあります。
ヤマトサイネージでは、このマルチディスプレイの設置に力を入れており、多種多様な業種、設置場所への導入事例があります。
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