ヤマトサイネージでは、屋外にアンカー固定するスタンドタイプのデジタルサイネージを取り扱いしています。製品の説明や設置方法の参考としてご覧ください。
ヤマトサイネージの屋外用スタンドタイプサイネージには縦画面と横画面がある
まず、ヤマトサイネージ(以下:YS)の屋外用スタンドタイプのデジタルサイネージには、下の写真のように縦画面と横画面の製品があります。
※左が縦画面スタンド、右が横画面スタンド
アンカー固定用の場合には、土台の部分にアンカー用の穴が開いています。その穴を利用してアンカーボルトで基礎に固定します。土台の大きさにより固定穴の数が違いますが、概ね6本~10本のアンカーボルトを使用して固定するようになります。
ファンによる吸気と排気を行う空冷タイプと、ヒートシンクを採用したオプティカルボンディングタイプを用意しています。
YS屋外用デジタルサイネージの画面輝度(明るさ)について
YSが扱う屋外用デジタルサイネージの画面最高輝度は2500~5000(空冷タイプ2500~3000/ヒートシンク5000)カンデラとなっています。カンデラとは明るさを示す数値の単位で、数が大きいほど明るいという意味になります。
屋外設置の場合には画面の輝度を上げないと、日中は自然光の明るさに負けてしまい、画面が薄暗く見えてしまい視認性を確保できません。
※左が屋内で使用するための液晶モニター(テレビ)で、右が屋外用の高輝度デジタルサイネージディスプレイ
YSの屋外用デジタルサイネージには輝度センサーが標準装備されていて、日中の明るい時間帯には画面を明るくし、夜間は輝度を自動で下げる機能があります。
YS屋外用デジタルサイネージの防塵・防水性能について
ファンによる空冷タイプは外部からの吸気を行うため、設置状況によっては内部に粉塵が蓄積されることがあります。フィルター付きの製品では定期的なフィルター清掃や、交換をおすすめしています。場合により内部清掃もします。
オプティカルボンディングは粉塵の侵入が無い構造になっています。空冷タイプと比べて若干高額にはなりますが、粉塵の影響が大きい場所にはこちらのほうが適しています。
※屋外用デジタルサイネージディスプレイの防水テスト
どちらのタイプも防水性能は高く、基本的に水が内部に侵入することはありません。空冷タイプの場合には、画面を保護する強化ガラスの内側に結露が起こるケースが稀にあります。
ファンによる空気循環でしばらくすると解消します。使用上の問題はありません。ガラスの内側の汚れが気になる場合には画面を取り外して清掃します。
屋外用スタンドタイプデジタルサイネージのアンカー固定方法
YSの屋外用スタンドタイプデジタルサイネージの土台部分には、アンカーボルト用の穴が数か所あります。その穴を利用してアンカーボルトを通します。
基礎が必要な場合には、あらかじめお客様の方で基礎の準備をいただくか、弊社にて基礎工事を行います。電源や配線を基礎から出す場合にはその工事も必要です。弊社にて基礎工事等を行う場合、概ね20~30万円程度かかります。
※屋外用スタンドタイプデジタルサイネージ用の基礎の例
基礎は土台の寸法より若干広めに作り、鉄筋を通しておくようにします。そうすることで基礎の割れを防いだり、より強固な設置が実現します。
選ばれる機器の大きさによりますが、基礎への据付にはユニック車を使用することが多いです。
人力だと本体が重すぎて据え付けできない場合があります。32インチ等で重量がそれほどないパターンでは、複数人で本体を持ち上げて据え付けることもあります。
デジタルサイネージを基礎の上にセッティングした後、本体土台のボルト穴を利用して基礎にドリルで穴を開けます。それからアンカーを打ち込んで固定します。
アンカー用の穴の部分にはカバーがありますので、最後にカバーを取り付けて完了となります。