大型のLEDビジョンだからといって、特別な映像の流し方をしているわけではありません。
家庭用のテレビやモニターと映像の映し方は何も変わりません。
ただ、使用する機材が変わるだけです。
大型ビジョン(LEDビジョン)とは?
大型ビジョン(LEDビジョン)とは、別名「デジタルサイネージ」とも呼ばれ、320〜550mm角のLEDパネルを組み合わせて作る大型のモニターです。
大型のLEDビジョンは、ビルの壁面や野外ステージの背面など、主に屋外に設置されることが多いです。
LEDビジョンは輝度が高く、直射日光下でも暗い夜間でも、コンテンツを綺麗に映し出せるという特徴があります。
LEDビジョンについて詳しく知りたい方は、以下の関連ページをご覧ください。
▼LEDビジョンとは?
大型ビジョンに映像を映す方法は普通のモニターと同じ
巨大なビジョンに一体どのように映像を流すの?という疑問を持つ方もいるでしょう。
しかし、難しいことはありません。
なぜなら家庭用のテレビと同じように、HDMIケーブルで接続できるものなら何でも映すことができるからです。
例えばテレビチューナーを接続すればテレビが流れます。
ゲーム機をつなげれば大画面でゲームができます。
DVDプレーヤーやカメラ、パソコンも然りです。要するになんでもつなげて流すことができるのです。
映像再生機器(プレイヤー)はどこに接続するのか
LEDビジョンには、映像を映すためのコントローラー(センディングマシンやビデオプロセッサー)が接続されています。
コントローラーにはHDMIやDVIなどの入力端子があり、そこに任意の映像再生機を接続することでビジョンに映像が流れます。とてもシンプルな構造です。
大型ビジョンへコンテンツを配信する「2つの方法」
好きな映像再生機器が接続できるLEDビジョンですが、その配信方法はローカルとクラウドに分かれます。
方法1:ランニングコストをかけないローカル配信
ローカル配信とはUSBメディアプレイヤーやDVDプレイヤーなどのローカル配信機器を使用して、ランニングコストをかけずに配信するやり方です。
あまり頻繁に映像変更を行わないケースはこちらのローカル配信をおすすめします。
ただし映像変更の際は、毎回プレイヤー側に対応するメディアへデータを保存して、コントローラーへデータをインストールする必要があります。
方法2:遠隔操作したいときやコンテンツ更新頻度が高い場合はクラウド配信
クラウド配信とはわかりやすく言うと、インターネットに接続したパソコンをビジョンに接続して映像をコントロールすることです。操作用のパソコンで配信内容を編集して、ネット回線でビジョン側の受信パソコンに映像変更の指示を出します。
この場合のメリットは、世界のどこにいてもネット環境内にあればビジョンの映像を変更できる点です。また映像の入れ替えが激しい場合は、いちいちメディアを利用したデータの入れ替えも面倒になってきます。なので遠隔でビジョンを制御したい時やコンテンツの変更が激しい場合はクラウド配信をおすすめしています。
デメリットは通信におけるランニングコストがかかることです。しかし、いたずらに高額なサービスを利用することはありません。一般的な内容で良ければ月額数千円〜1万円ほどのランニングで賄えます。
大型ビジョンの導入事例「3選」
大型ビジョンは色々な場所で活用されていますが、実際にどのような場所に設置されているのでしょうか?
ここでは「3つの導入事例」をご紹介します。
導入事例1:ホテル外壁に大型LEDビジョン
山口県柳井市にある「柳井クルースホテル」様へ、大型の屋外用LEDビジョンを設置した事例です。
ホテルのエントランスの目立つ場所に設置して、ホテルに隣接されたフードコートの新メニューやキャンペーンの映像を入れ替わり放映しています。
導入事例2:屋外広場ステージのLEDビジョン
埼玉にある大型ショッピングモールの屋外催事スペースに、大型LEDビジョンを設置しました。
イベント時にはステージを華やかに彩りつつ、通常時には企業のCMは自治体からのお知らせを配信しています。
導入事例3:ビルの屋上にLEDビジョン
西東京市にあるビルの屋上に、屋外用防水LEDビジョンを設置しました。
屋上への設置は費用が高くなりますが、その分、広告媒体としてCM配信権を販売することもできるので、1つのビジネスとしても導入が進んでいます。
大型ビジョンも使い方は簡単!
大型のLEDビジョンと聞くと、導入するのも取り扱うのも難しいと感じる方が多いでしょう。
しかし実際には、簡単に操作できますし、大型ビジョンならではの効果は大いに期待できます。
大型ビジョンの導入を検討されている方は、ぜひヤマトサイネージにお任せください。