デジタルサイネージ導入時の注意点
デジタルサイネージを広告・集客目的で導入する場合に注意しておきたい点について見ておきましょう。 デジタルサイネージはうまく使えば大きな効果をもたらしてくれますが、使い方を間違えると投資が無駄になってしまいます。 よくある失敗例を参考に、このようにならないように気を付けたいですね。
1.置く場所は適切か?
当たり前のことですが、デジタルサイネージを屋外で利用する場合の目的は、通行する人の目を引くことです。 裏通りにある店舗が店前にデジタルサイネージを設置して効果を感じられなかったという事例も実際にあるのです。
2.コンテンツとターゲットがマッチしているか?
通行量の多い場所に設置したとしても、デジタルサイネージに表示されるコンテンツとそれを見るターゲット層がマッチしていないと広告効果は十分に上がりません。 年輩の方が集まる場所に若者向けのコンテンツを流しても効果は上がらないでしょう。
3.ディスプレイのサイズは適切か?
ディスプレイは大きければいいというものではありません。ディスプレイには視認距離というものがあり、狭い場所に大きなサイズのディスプレイを置いても逆に見にくくなるだけです。
4.スタンドアロン型かネットワーク型か?
デジタルサイネージにコンテンツを流す方法としては、スタンドアロン型とネットワーク型があります。 スタンドアロン型は簡単に言うと、テレビとDVDプレイヤーの関係と同じで、USBなどに保存したデータをディスプレイに表示します。 複数店舗でデジタルサイネージを設置している場合、店舗ごとにデータを変更する必要があります。
一方、ネットワーク型はインターネット回線で複数のデジタルサイネージのデータ管理ができます。1台のPCですべてのサイネージを管理することができます。 ネットワーク型のほうが管理は簡単ですが、インターネット回線がないと導入できないという注意点があります。