整骨院・接骨院・鍼灸院の集客・採用に困っていませんか?
整骨院・接骨院・鍼灸院を経営されている方で、「集客・採用が難しい!」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような場合に「看板を設置する」という選択肢が出てきます。街中の整骨院・接骨院・鍼灸院でも集客・採用を目的として看板を設置している店舗が多くあります。しかし、ただ看板を設置しても期待した効果が得られないのが現実です。
そこでこの記事では、整骨院・接骨院・鍼灸院の集客・採用で看板を有効に活用するための注意点、印象的な訴求方法をご紹介します。
整骨院・接骨院・鍼灸院の広告規制とは?5つのNGポイントを解説
一般の方は知らない人も多いのですが、整骨院・接骨院・鍼灸院の広告には法律で規制がかけられています。薬の広告で誇大広告ができないのと同様に、整骨院・接骨院・鍼灸院の広告にも規制があるのです。
せっかく苦労して設置した看板も法律に違反していたら撤去または内容の変更が必要になります。また、法律違反をしていた場合一定期間業務停止、免許取消が命ぜられる場合もあります。
整骨院・接骨院・鍼灸院のイメージダウンにも繋がりかねない広告規制の5つのNGポイントを解説します。
NGポイント1:誇大な表現
薬や食品でも同様の内容がありますが、整骨院・接骨院・鍼灸院でも誇大な表現は規制されています。具体的な規制内容は以下のような内容です。
・〇〇センターなど病院と誤認される名称
・「100%治る」、「完全に治療できる」などの表現
・「腰痛が治る」、「すっきりした体が手に入る」などの医療品、サプリメントと間違われる内容
・科学的な根拠が乏しい情報を特定の症状に関するリスク、又処置等の有効性にひもづけた広告
・「のべ1500件を超えて治療しています。」などのデータの内訳が示されていない治療件数の表現
以上のような一見よさそうな広告表現も規制されているので注意が必要です。
NGポイント2:品位を損ねる表現
整骨院・接骨院・鍼灸院の広告は、患者が広告内容を適切に理解し、治療等の選択をしやすいようにする必要があります。そして、整骨院・接骨院・鍼灸院の内容について品位を損ねる広告は行うべきではありません。
・期間限定のキャンペーンや割引を強調した広告
・会員になった際の費用の割引を強調した表現
これらは整骨院・接骨院・鍼灸院が医療機関であるという品位を損ねてしまうので避けなければなりません。
NGポイント3:他社と比較した内容
他の整骨院・接骨院・鍼灸院と比較して「勝っている」という内容は禁止されてます。例えば以下のような内容です。
・私どもの鍼灸院では都内一の鍼灸師が在籍しています。
・腰痛の治療では、日本有数の実績を有する整骨院です。
・当整骨院は全国に展開し、患者に合った最高の施術を広く国民に提供しております。
・「芸能事務所の〇〇プロと提携しています」「有名人も〇〇鍼灸師を推薦しています」「芸能人も当整骨院で治療を受けております」
最後の例は有名人との関連を強調しています。患者は他の整骨院・接骨院・鍼灸院より優れていると誤って認識する恐れがある内容になっており、違法となってしまいます。
NGポイント4:施術内容の具体例
患者の中には広告で具体的な内容を知りたい方も多いです。整骨院・接骨院・鍼灸院の方々も内容を伝えたいと考えていることでしょう。
しかし、法律で施術内容の具体例を広告することは禁じられています。整骨院・接骨院・鍼灸院の根幹となる施術の内容は、残念ながら法律により広告媒体に表示できません。
どうしてもお伝えしたい方はお問い合わせ先を掲載し、問い合わせていただくようにすると良いです。
例えば「施術内容はお問い合わせいただいた際に、症状にあわせてお答えいたします。」と記載することは問題ありません。
NGポイント5:経歴や実績の表示
看板に経営者や従業員の方の経歴や実績を掲載すると効果があると考えられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、整骨院・接骨院・鍼灸院に関する経歴や実績の表示も法律で禁止されています。
例えば、
・整骨院として〇年の実績があります。
・鍼灸で累計〇人の方に施術を実施してきました。
・有名な〇〇先生から整骨のスキルを学んで来ており安心して頂けます。
等の表示はできません。
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師、柔道整復師という「資格の記載」は可能です。しかしこの際も、出身校の記載は禁止されています。
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板に記載OKな5つの表現とは?
今までの内容を見て「NGな表現が多い!どう表現すればいいんだ!」このように感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
しかし、安心してください。ここからは、整骨院・接骨院・鍼灸院の看板に記載可能な5つの表現を具体的に解説します。
※参考:厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/001071602.pdf)
記載内容1:業務の種類
先ほど具体的な施術内容の記載は禁止されていますと解説しました。しかし、柔道整復師の資格を有している場合は「ほねつぎ」または「接骨」という業務の種類は記載可能です。
この際、「整骨」という単語は、告示に規定されていない事項で整形等と紛らわしいとの判断がされています。今現在は禁止はされていませんが留意しておく方が良いでしょう。
記載内容2:店舗情報
店舗情報は記載できます。店舗情報としては以下のような内容です。
・整骨院・接骨院・鍼灸院の名前
・電話番号、FAX番号、メールアドレス
・ホームページ、SNSのURLやQRコード
・所在地、最寄り駅、駅からの所要時間、地図、案内図
ただし、URL等に「youtuganaoru」(腰痛が治る)等の禁止されている事項として認識できる表現は記載できません。QRコードを記載して、患者の興味を誘うことは禁止されていません。
記載内容3:予約方法
予約方法は記載できます。電話番号やファックス、メールアドレスを記載して、予約が可能である旨を伝えるとよいです。
最近ではLINEやSNSでの予約を受けている整骨院・接骨院・鍼灸院もあります。患者様が予約しやすい表示が重要です。
記載内容4:営業情報
整骨院・接骨院・鍼灸院の営業情報も記載可能です。
・何時から何時まで施術を実施しているのか
・何曜日が休日
・年中無休で実施している
・予約をもらえば予定がなければ休日でも施術実施可能
このような表現は禁止されていません。
記載内容5:駐車場の情報
整骨院・接骨院・鍼灸院の駐車場の情報について、駐車可能台数や最寄りのコインパーキング情報などの記載は認められています。
車は重要な交通手段で、車で来る患者様も多いため、駐車場の地図や写真・地図URLのQRコード、コインパーキングの値段などを具体的に記載することで、訴求が高まります。
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げる5つのポイント
「表示できる内容は分かったけど、もっと患者様や求職者にアプローチする方法はないの?」と思った方も多いでしょう。そこで、整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げる5つのポイントを解説します。
この5つのポイントを効果的に活用できれば、他の整骨院・接骨院・鍼灸院よりもより患者様や求職者にアプローチできる訴求力の高い看板になります。
ポイント1:文字サイズを大きくする
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げるポイント1は「文字のサイズを大きくすること」です。
文字サイズをできるだけ大きくすることで、遠く離れた場所からも認識しやすくなります。業務の種類、店舗情報、予約方法、営業情報などの情報を大きく表示し、患者様や求職者にアプローチしましょう。
ポイント2:イラストやピクトグラムを活用する
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げるポイント2は「イラストやピクトグラムを活用すること」です。
先ほど施術内容の具体例を記載することはできないとお伝えしましたが、イラストやピクトグラムで表現することはできます。イラストやピクトグラムは柔らかい印象もありますので、イメージアップにもつながります。
ポイント3:印象に残るデザインを作る
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げるポイント3は「印象に残るデザインを作ること」です。
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板は意図せずに目に入る人がほとんどでしょう。意図せず見ている方々の目をひき、記憶に残すためには印象に残るデザインが必要です。
色が持つ印象を効果的に使ったり、目立つ色を使ったりすることで訴求力がアップします。
※関連記事:目立つ看板の作り方!配色のポイントやデジタルサイネージを活用した事例も解説
https://yamato-signage.com/conspicuous-signboard/
ポイント4:複数種類の看板を活用する
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げるポイント4は「複数種類の看板を活用すること」です。
整骨院・接骨院・鍼灸院で使用できる看板の種類も色々とあります。
・ファサード看板:正面や入口の上に掲げられる看板
・ウィンドウサイン:窓ガラスや入口のドアに掲示する看板
・タワーサイン:地面に埋め込む柱状をした形で自立している看板
・T型看板:タワーサインを可動式にした看板
・突き出し看板:店舗から突き出して掲示している看板
以上のように様々な看板があり、訴求出来る場所、見え方、ターゲットが変わってきます。これらを組み合わせて活用することにより、より訴求力が上がります。
ポイント5:デジタルサイネージを活用する
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板の訴求力を上げるポイント5は「デジタルサイネージを活用すること」です。
デジタルサイネージとは「液晶ディスプレイ」や「LEDビジョン」などのモニターを使ったデジタル看板の総称です。デジタルサイネージを活用することで、アナログ看板よりも圧倒的な訴求力を実現できます。
デジタルサイネージという横文字だけでは、「よくわかんないからこわい!」と感じてしまう方もいらっしゃいますね。次の章でデジタルサイネージについてより詳しくお伝えしていきます。
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板に「デジタルサイネージ」をおすすめする3つの理由
最近では街中でも「デジタルサイネージ」は増えてきています。街中でデジタルサイネージを見られた方は、映像や音声が目立っていてつい見てしまったという方も多いのではないでしょうか。
同様に整骨院・接骨院・鍼灸院の看板を「デジタルサイネージ」で作ることで、強く訴求できます。そんな「デジタルサイネージ」をおすすめする3つの理由をご紹介していきます。
理由1:スライドショー機能で1台で複数の訴求が可能
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板にデジタルサイネージをおすすめする1つ目の理由は「スライドショー機能で1台で複数の訴求が可能なこと」です。
スライドショー機能とは、デジタルサイネージに表示している画像を一定時間ごとに変える機能です。表示する画像を変えられるため、集客のための画像も、採用のための画像も切り替えながら表示できます。
1つの画面に無理矢理に情報を詰め込みすぎる必要がなく、ターゲットごとにわかりやすく訴求可能です。
h3理由2:動画や音声で訴求力を高められる
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板にデジタルサイネージをおすすめする2つ目の理由は「動画や音声で訴求力を高められること」です。
デジタルサイネージでは動画や音声が使えることが、アナログ看板にない最大のメリットです。「動画を作るのは難しそう」と考える方も多いですが、静止画をスライドショー機能で音楽に乗せて順番に表示するだけでもかなり目立ちます。
実際に、ネット広告でもスライドショーに音楽がついていて、動画にしている広告を見たことないでしょうか?それだけでも、動いていない、音楽のない広告よりも長い時間見てしまいますよね。
同じように看板でも動画やスライドショーで動きをつけて、音楽をつけるだけでも、訴求力の高い整骨院・接骨院・鍼灸院の看板になります。
理由3:遠隔操作が可能で表示内容を簡単に変更できる
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板にデジタルサイネージをおすすめする3つ目の理由は「遠隔操作が可能で表示内容を簡単に変更できること」です。
デジタルサイネージでは内容を変えたい時に、アナログ看板のように手作業で貼りかえる必要はありません。遠隔操作で簡単に表示内容を変えられるので、わざわざデジタルサイネージを設置している場所に行かなくても表示内容を変えられます。
キャンペーン情報や最新の情報の変更もすぐに対応可能です。季節の変化や採用状況の変更にもすぐに対応できるので、臨機応変に訴求力アップを狙えます。
整骨院におけるデジタルサイネージの活用事例
ここではデジタルサイネージを実際に導入している整骨院の事例をご紹介します。
設置しているのは43インチの縦画面を搭載したデジタルサイネージスタンドです。一般的な液晶ディスプレイの約7倍の画面輝度のディスプレイを搭載しており、しっかりと訴求できます。
スピーカーを内蔵しているので、音声や音楽での訴求アップも可能な設置例となっております。
整骨院・接骨院・鍼灸院のデジタルサイネージなら「ヤマトサイネージ」
整骨院・接骨院・鍼灸院でのデジタルサイネージの具体的な活用方法をイメージしていただけたでしょうか?
今回ご紹介させていただきましたデジタルサイネージは「ヤマトサイネージ」が設置しております。ヤマトサイネージは多種多様なデジタルサイネージを取り扱っています。
屋外に設置するファサード看板、ウィンドウ看板の実績も多数あります。スタンド式で屋外に設置して、通行人にアピール・プランを提示することも可能です。
お客様の待ち時間のストレス軽減や最新情報の案内のために待合室に設置することで、リピート率の向上にも期待できます。
整骨院・接骨院・鍼灸院にデジタルサイネージを設置して訴求力を高めましょう
整骨院・接骨院・鍼灸院の看板として、デジタルサイネージが患者様や求職者に強く訴求できることをご理解いただけたのではないでしょうか?
そんなデジタルサイネージはヤマトサイネージにご相談頂ければ、お客様の目的やご予算に応じて最適なプランをご提案をさせていただきます。ヤマトサイネージの持っているノウハウを最大限にもり込んだ、訴求力の高い看板を一緒に作ってみませんか。
訴求力の高いデジタルサイネージを作ってみたいと少しでも思われた方は、ぜひお気軽にヤマトサイネージにお問い合わせください。