縦画面と横画面

デジタルサイネージは横型と縦型のどっちを選ぶべき?

縦画面と横画面

目次

デジタルサイネージの横型と縦型を徹底比較

街中や施設内など多くの場所で見かけることが増えたデジタルサイネージには、縦型と横型の2つのタイプが存在します。

導入を検討するにあたって、どちらを選択するべきか疑問に思う方も多いでしょう。

今回は、デジタルサイネージの縦型と横型双方の特徴と、それぞれの活用事例について紹介します。

デジタルサイネージを設置する目的

カフェのデジタルサイネージ

デジタルサイネージは様々な用途で活躍しています。

映像・音声を活用した魅力的なコンテンツによる販売促進や、効果的な商品訴求が可能です。

情報の更新が簡単で、遠隔のパソコンからでも一括で管理ができます。

ポスターのように紙の印刷や貼り替え作業が不要なので業務効率化にも有効です。

さらに、表示情報はリアルタイムで更新できるので、災害や緊急時の情報提供にも最適なツールです。

横型デジタルサイネージの「3つの特徴」

ファーストフード店のメニューサイネージ

横型デジタルサイネージの設置場所には高さが不要なので、レジカウンター上の限られたスペースや長い通路の壁などでの活用に最適です。

ここでは、横型デジタルサイネージの「3つの特徴」を解説します。

横型の特徴1:画面を広く使いやすい

テレビや映画などと同様に、横型のデジタルサイネージは動画や広告の表示に適しています。

人間の視覚は水平方向に広がっているため、横幅を使って商品の特徴やメッセージを大きく表示すると注意を引きやすいです。

縦型のデジタルサイネージと比べて画面を広く使いやすく、視覚的にインパクトのあるコンテンツが提供できます

横型の特徴2:コンテンツが収まりやすい

Webページの表示には横型デジタルサイネージがおすすめです。

スマートフォンの普及で縦型に対応したWebコンテンツが増加していますが、多くのコンテンツは横型の画面に適したフォーマットで制作されています。

人は通常、左から右へと情報を追いかけるため、横型デジタルサイネージは情報伝達に効果的です。

ディスプレイとコンテンツが適していれば、コンテンツが縮小せず、ディスプレイに無駄な余白が生まれません。

横型デジタルサイネージは余白の最小化、自然な視覚動線などの観点から見るとWebコンテンツの表示に適しています。

横型の特徴3:横に長く繋げる事でより特徴的な見せ方ができる

情報を提供するうえで、縦方向のディスプレイ連結には限度がありますが、横型デジタルサイネージの連結にはメリットが多くあります。

画面を横に長く繋げることで、パノラマビューで迫力のある映像表現が可能です。

複数のコンテンツを並列表示できるので、飲食店のメニューボードにも活用されています。

横に長く繋げることで特徴的な見せ方ができ、情報やコンテンツの視覚的な魅力を高めます

縦型デジタルサイネージの「3つの特徴」

屋外49インチ

縦型デジタルサイネージは、エレベーターホールや交通機関のプラットフォームなど、人々が立って情報を得る場面での情報提供に効果的です。

ここでは、縦型デジタルサイネージの「3つの特徴」を解説します。

縦型の特徴1:人の視線の高さに合わせやすい

縦型デジタルサイネージは人の視線の高さに調整しやすく、立て看板と同様に通行人が立って情報を得るのに最適です。

例えば、施設の入り口や歩道に設置された縦型デジタルサイネージからは、歩行者が自然な姿勢でスムーズに情報を受け取れます

また、駅や空港などの待ち時間に情報を提供しやすく、効果的な情報伝達が可能です。

縦型の特徴2:狭い場所にも設置しやすい

縦型デジタルサイネージは横幅が狭いので、限られたスペースにも設置できます。

特に店舗の入り口付近や待ち行列のエリアなど、場所の制約がある場所においても、縦型デジタルサイネージはスペースを有効に活用し、顧客の注目を集めます。

狭いスペースで情報を効果的に伝えたい場合には、縦型デジタルサイネージが有効です。

縦型の特徴3:ファッションやダンスなど特定の分野で強みを発揮する

縦型デジタルサイネージは、等身大の情報が必要なファッションやダンスなど、特定の分野やテーマにおいて強みを発揮します。

ファッションブランドの広告やイベントでのプロモーションでは、モデルの姿勢や洋服のデザインを縦長の画面に合わせて魅力的に表示できます。

また、ダンスやパフォーマンスの映像も全身を途切れず表示できるので、エンターテインメントやイベントでの活用が期待されています。

デジタルサイネージを選ぶ際の「5つのポイント」

オフィスエントランスのマルチディスプレイ

様々な場所でデジタルサイネージの活用が増えていますが、効果的な導入のためには慎重な選択が必要です。

デジタルサイネージの機種やサイズ、設置場所の適性からコンテンツの更新方法など、これらの要素を考慮することで、効果的な導入ができます。

ここでは、デジタルサイネージを選ぶ際の「5つのポイント」を紹介します。

ポイント1:設置する目的を明確にする

デジタルサイネージを選ぶ際、まず最初に設置する目的を明確にしましょう。

設置の目的をはっきりさせると、表示コンテンツのイメージや、どの場所に適しているかを判断できます

例えば、広告を行うのか情報提供を行うのか、目的に応じて適切なサイネージを選択できます。

ターゲットや設置場所に合わせたコンテンツの活用で、効果的な情報伝達が可能です。

目的の明確化は、デジタルサイネージ導入の最初のステップであり、最も重要です。

ポイント2:設置場所の特徴を考慮する

設置場所の特徴を十分に考慮することが大切です。

設置場所によっては、視認性や効果が大きく異なるため、適切なサイネージを選ぶ必要があります。

屋外やイベント会場などの場所では、遠くからでも目立つ大型のディスプレイが効果的です。

一方、店内や待合室などの狭い場所では、邪魔にならないコンパクトなディスプレイが適しています。

また、光の状況や周囲の視覚的な刺激も考慮しましょう。

明るい場所では高輝度のディスプレイが必要ですし、周囲のデザインとの調和も大切です。

設置場所の特徴を理解し、その環境に最適なデジタルサイネージを選ぶと、コンテンツの視認性や効果を最大限に引き出せます

ポイント3:設置方法

適切な設置方法は安全性やコンテンツの効果に影響を与えます。

主に「壁掛け型」「スタンド型」「壁面埋込型」の設置方法があり、それぞれにメリットがあります。

壁掛け型は、ディスプレイを壁に取り付け、高い位置に設置する方法です。

人目につきやすく多くの人に情報の発信ができます。

スタンド型は、ディスプレイを専用のスタンドに取り付けて自立させる方法です。

スタンドの形状やデザインによって様々なスタイルがありますが、キャスターを取り付けると自由に移動ができます。

店舗内や展示会場など、設置場所を柔軟に変えたい場合や、壁面の利用が難しい場合に適しています。

壁面埋込型は、壁の一部になるようにディスプレイを壁面に埋め込む方法です。

美しいデザインと一体感が特徴で、空間に溶け込みつつ効果的な情報発信が行えます。

スペースを効率的に利用でき、ブランド店舗のショールームやホテルのロビーなど、高級感を演出するシーンでも好まれます。

ポイント4:表示するコンテンツ内容

表示するコンテンツ内容にあわせたデジタルサイネージを選びましょう。

プロモーション広告や動画を効果的に表示したい場合は、横型の大画面がおすすめです。

一方、バスや電車待ちをしている人への情報発信が目的なら縦型のディスプレイが適しています。

ユーザーとのコニュニケーションや直感的な操作が必要な場合は、タッチパネル機能を備えたサイネージが効果的です。

最適なデジタルサイネージの選択がユーザーのニーズを満たし、満足度を向上させます。

ポイント5:コンテンツの更新方法

コンテンツの更新方法や頻度を考慮したデジタルサイネージ選びが大切です。

コンテンツの更新方法には「オフライン型」と「オンライン型」があります。

オフライン型(スタンドアロン型)は、直接ディスプレイに接続されたUSBやSDカードからコンテンツを読み込みます。

物理的なアクセスで、機械に疎い人でも簡単にコンテンツを更新できるのが特徴です。

店内のポスターや一時的なイベントなど、コンテンツの更新頻度が少ないケースで使用されます。

オンライン型(オンプレミス型・クラウド型)は、自社のサーバーやクラウドサーバーなどのインターネット経由でコンテンツを更新します。

パソコンから遠隔操作できるので、更新頻度が多いケースや複数台を導入する場合に最適です。

横型デジタルサイネージの活用事例「3選」

広い横幅で視覚的なインパクトを与えられる、横型デジタルサイネージの活用事例「3選」を紹介します。

横型の事例1:屋外用LEDビジョンをスタンド設置

LEDビジョンのスタンド設置

人通りの多い交差点の角に、LEDビジョンを設置しました。

屋外専用LEDモジュールを使用した雨風にも耐える設計です。

LEDモジュールは、太陽光の強い昼間でも視認性が高いです。

センサーを搭載することで夜間は輝度を落とし、眩しくないように画面の明るさを自動で調整します。

▼参考ページ:屋外用LEDビジョンをスタンド設置

屋外用LEDビジョンをスタンド設置

横型の事例2:警備会社に監視カメラ用のマルチディスプレイを設置

宇都宮マルチ8面

警備会社に液晶マルチディスプレイを設置し、監視カメラの映像を確認しやすくしました。

ベゼルの薄いディスプレイを8台連結した大型のディスプレイで横幅は4.8mです。

鮮明な解像度と大きな画面で、異変を察知するスピードが向上し業務が効率化します。

▼参考ページ:警備会社に監視カメラ用のマルチディスプレイを設置

警備会社に監視カメラ用のマルチディスプレイを設置

横型の事例3:ショッピングモールのフードコートにデジタルサイネージを連結設置

フードコートのデジタルサイネージ

ショッピングモールのフードコートに、ディスプレイを4台連結させたデジタルメニューボードを設置しました。

飲食店やコンビニでも多く導入される設置方法で、商品PRに有効です。

商品特徴や価格などの情報だけでなく、シズル感溢れるコンテンツで高い訴求効果が得られます

▼参考ページ:ショッピングモールのフードコートにデジタルサイネージを連結設置

ショッピングモールのフードコートにデジタルサイネージを連結設置

縦型デジタルサイネージの活用事例「3選」

限られた設置場所でも効果的な活用ができる、縦型デジタルサイネージの活用事例「3選」を紹介します。

縦型の事例1:カフェの販促用両面デジタルサイネージ

カフェのデジタルサイネージ

カフェに面した道路に向けて、両面使用のデジタルサイネージを垂直に設置しました。

左右どちらの方向からやってくる通行人にもアピールできる縦型のサイネージで、横は80cm、縦は143cmです。

店舗に平行に設置するよりも目立ちます。

▼参考ページ:カフェの販促用両面デジタルサイネージ

カフェの販促用両面デジタルサイネージ

縦型の事例2:観光PRのためにタッチパネルサイネージを活用

泉南市のデジタルサイネージ
泉南市に設置した観光案内目的のタッチパネル式デジタルサイネージ

宿泊施設に街の観光PRのためのタッチパネルサイネージを設置しました。

スタンド一体型のスタイリッシュなデザインでキャスター付きなので、移動も簡単です。

Webに掲載した専用のサイトをブラウザで表示しています。

外国語にも対応できるので観光PRと相性がよく、自治体への導入も増加傾向です。

▼参考ページ:観光PRのためにタッチパネルサイネージを活用

観光PRのためにタッチパネルサイネージを活用

縦型の事例3:ショールームにスタンドタイプサイネージを設置

ショールームにスタンドタイプのサイネージを設置

ショールームにスタンドタイプのデジタルサイネージを設置しました。

高さ120cmで目線の高さに近いので視線を集めやすく、明るい空間を演出できます。

移動のためのキャスターやカメラ、マイクもオプションで装備可能です。

▼参考ページ:ショールームにスタンドタイプサイネージを設置

ショールームにスタンドタイプサイネージを設置

どんなデジタルサイネージでも「ヤマトサイネージ」にお任せ

イージーマルチ徳島

コンテンツや設置場所に合わせて、数多くのモデルやタイプの中からベストな選択をする必要があります。

「ヤマトサイネージ」は豊富な導入事例を元に、目的に合わせたデジタルサイネージ導入をサポートします。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

横型・縦型の特徴を生かして効果を最大化しましょう

この記事で紹介した通り、横型と縦型のデジタルサイネージにはそれぞれ特徴があり、向いているコンテンツが異なります。

目的に合わせたデジタルサイネージを選択して、最大限に効果を発揮しましょう。

どのタイプを選べばいいか悩んでいる方は、ヤマトサイネージにお問い合わせください。

https://yamato-signage.com/contact/



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