イントラネットデジタルサイネージ

プライベートネットワークタイプのデジタルサイネージ

プライベートネットワーク(イントラネット)を活用したデジタルサイネージ

イントラネット

プライベートネットワークを利用したデジタルサイネージは、イントラネットの中で限定的に運用するデジタルサイネージのことです。情報共有やコミュニケーションの強化、プライバシーの確保やセキュリティ面においてメリットが生じます。

プライベートネットワークは、企業や施設内のパソコンを連携させるために使用することが主ですが、デジタルサイネージに応用することもできます。

デジタルサイネージをイントラネットで利用するメリット

イントラネット

デジタルサイネージをイントラネットで利用する場合の利点は一体何なのでしょうか?インターネットとの違いも含めて解説していきます。

セキュリティとプライバシーの確保

インターネットは世界中どこからでもアクセスできる点が特徴ですが、イントラネットは限定された同じ環境内でしか使用することができません。不正アクセスやハッキングの被害を受けにくいことが特徴です。社外秘の資料や監視カメラの映像など、プライベートなデータを共有する場合に適しています。

ネットワーク制御や管理の柔軟性が高い

インターネットを利用するデジタルサイネージ専用のクラウドサービスは、当然外部サーバーへの接続が必要です。また、提供されるCMS(デジタルサイネージ管理用ソフト)は機能を制限されるものが多く、要望に100%応えられるものではないかもしれません。使用料等のランニングコストがかかることも懸念材料です。

同一環境下でしか使用しないイントラネットのデジタルサイネージは、即ち表示するコンテンツや必要なシステムも限定されます。表示する時間帯や内容を柔軟に変更できるます。自分たちの使いやすいように制御、管理できることがメリットです。

イントラネットでデジタルサイネージを運用するデメリット

同じ環境内でしかアクセスできないイントラネットは、アクセス場所が限定されている点がデメリットです。また制限や認証、権限の管理が必要となります。すでにイントラネット環境が整っていれば良いですが、新たに環境を構築する場合にはそれなりのコストがかかることもネックです。

プライベートネットワークデジタルサイネージに適した設置場所・使用方法

イントラネットデジタルサイネージ

イントラネット内でのみ運用できるデジタルサイネージには、どのようなシチュエーションが適しているのでしょうか?

イントラネットデジタルサイネージをおすすめする一般的な環境

イントラネット環境があるからといって、いかなる場合でもイントラネット運用が適しているわけではありません。一般的には同一環境内で複数のデジタルサイネージを管理したい場合に適しています。1台のみや数台であれば、スタンドアロン(ローカル)で使用するほうが良いケースもあります。

駅や空港の複数デジタルサイネージを一括管理する場合

駅や空港、大型商業施設内に設置したデジタルサイネージを一括管理するケースでは、デジタルサイネージをイントラネットで制御することがあります。このような人が多数利用する施設ではイントラネット環境が整備されていることが多く、導入に対してのコスト的ハードルが下がります。

また何千、何万人の利用者に対するコンテンツ配信のセキュリティが守れることも大きな意味を持ちます。

社内の複数箇所で情報の共有を行いたい場合

広いオフィスや階をまたいでいる場合は、複数の場所に情報掲示するほうが周知徹底できます。社内情報は外部に漏洩したくない内容も多いことから、イントラネット環境内で運用するのが良いでしょう。

掲示板のようにたくさんの張り紙を用意して貼り替えをする必要がなく、スライドショーで表示すれば省スペースで利用することができます。動きがあるコンテンツ表示ができるので、結果として注目度が高くなります。

監視・防犯カメラをイントラネットで制御

カメラ映像をチェックするために監視用のディスプレイ(デジタルサイネージ)を利用する場合も有効です。セキュリティが強固なので外部に映像が漏れる懸念を払拭できます。この場合は、画面の数よりもカメラの台数によってイントラ接続するか決めると良いでしょう。

プライベートネットワークのデジタルサイネージ設置事例

監視カメラ用のデジタルサイネージ

静岡県の企業様ではイントラネット環境で、監視カメラ用のデジタルサイネージをご利用いただいています。防犯・防災目的に設置しましたが、実は予期せぬ効果も生まれています。それは社員の勤務態度です。

社内のあらゆる箇所に設置されたカメラは、社員のデスク周りも映るようになっています。そのためスタッフは常にカメラに映っているという緊張感が生まれ、より高い意識を持って仕事に取り組めるようになりました。

プライベートネットワークでのデジタルサイネージ運用は利用・運用目的で判断することが大切

考える人

デジタルサイネージには必ず使う人の利用目的というものがあります。最も大切なことはデジタルサイネージを有効に使うことであり、そのためにイントラネット環境内で使用することが必要なのかどうかを検討するべきでしょう。

ヤマトサイネージではプライベートネットワークのデジタルサイネージ設置実績が多数あります。経験を元に的確なご提案をすることができますので、お気軽にお問い合わせください。



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