今や街を歩けばビルの屋上、ビルの壁面、駅のコンコース、幹線道路沿いのパチンコ店、ショールームなど、様々なところに大型LEDビジョンを見かけるようになりました。
これら大型LEDビジョンは、かなりのインパクトがあり、表示するコンテンツも印象に残りやすくなることでしょう。
そこで今回は、大型LEDビジョンのメリットや活用事例について解説します。
大型LEDビジョンとは?
まず「LEDビジョン」とは、320〜550mm角のLEDパネルを組み合わせて作る「デジタルサイネージ」の1つです。
大型のデジタルサイネージを導入する際には、このLEDビジョンが選ばれることが増えています。
それでは、どれくらいのサイズのものを大型ビジョンというのでしょうか?
どれくらいのサイズから大型と感じるかは人によって違うでしょうが、最大のもので300インチを超えるサイズのものがあります。
例えばあなたの自宅のテレビが40インチだとすると、300インチの大型LEDビジョンは、そのテレビを縦、横に7個ずつ並べた大きさです。
ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、こんな感じです。
どれほど巨大かおわかりでしょうか。
大型LEDビジョンの特徴とは?
このような大型LEDビジョンには、次のような特徴があります。
・直射日光にも負けない明るさで抜群のアイキャッチ効果
・遠くからでも高画質の映像や画像で資格に訴える
・大きなインパクトで道行く人の足を止める
・文字だけでは伝わらない情報を表現豊かに伝えられる
そしてこれは大型LEDビジョンに限らず、デジタルサイネージ全般に言えることですが、コンテンツを好きなタイミングで簡単に変更できるというのが大きなメリットです。
曜日によって、昼夜の時間帯によって、流すコンテンツをターゲットに合わせて柔軟に素早く変更することができるのがデジタルサイネージの魅力です。
大型LEDビジョンの主な用途とは?
大型LEDビジョンは導入するのにもかなりの投資額になりますが、それでもこれだけ大型LEDビジョンが普及してきたということは、効果を実感している広告主が多いということではないでしょうか。
デジタルサイネージという言葉も一般的になってきて広告のデジタル化は今後もますます進んでいくでしょう。
広告だけではなく、コンサート会場やイベント会場を盛り上げる役割を果たしたり、都市の景観に大きな影響を与えたり、店内装飾の一部としても利用されてきています。
大型LEDビジョンは屋内、屋外問わず、防水されていれば雨の日でも問題なく使えます。
大型LEDビジョンは小型のパネルを複数組み合わせて組み上げるのでサイズの自由度も高いのです。
LEDビジョンの「3つの基本」
ここからはLEDビジョンの基本的な情報について改めて解説します。
LEDビジョンの基礎を知ることで、より効果的に活用できるようになります。
基本1:LEDビジョンのメリット
LEDビジョンの1番のメリットは、輝度の高さです。バックライトを利用するLCDディスプレイと比べると、LEDビジョンの場合、LED自体が発光するため、日中の屋外での使用も問題ありません。また、サイズを自由に変更できるのも大きなメリットです。LEDビジョンはパネルを組み合わせるように拡張できるため、LEDモジュールの組み合わせによって小さなものから巨大なLEDビジョンの構築まで実現可能です。
基本2:ピクセルピッチについて
ピクセルピッチとは隣接するLEDの間隔を示します。間隔が狭くなればなるほど、画像・映像のきめが細かくなり、綺麗に表示が出来ます。弊社、LEDビジョンはSMD(サーフィスマウントデバイス)仕様の為、高解像度な2.5mmピッチから取扱いがあります。
基本3:視認距離について
視認距離とは、LEDビジョンの画面とLEDビジョンを見る対象者までの距離を示します。ピクセルピッチによって視認距離が変わってきます。
LEDビジョンの「5つの注意点」
続いては、LEDビジョンを導入する際に気をつけたい「5つの注意点」について解説します。
ここで解説する5項目だけは、必ず導入前にチェックするようにしましょう。
注意点1:設置場所
LEDビジョンは屋内、屋外どちらで使用するのかによって製品の仕様が変わってきます。屋外で使用する場合は防水、防塵の性能が重要になります。保護等級・防水規格(IP65、IP67など)が設置環境に適切かどうか確認をしましょう。
注意点2:サイズ
LEDビジョンはモジュールの組み合わせにより、あらゆるサイズに対応可能です。見積もりの際に、サイズは直接金額に響く重要な部分になりますので、希望のサイズを正確に連絡しましょう。可能であれば、担当者や技術者と現場調査を行うことが望ましいでしょう。
注意点3:ピクセルピッチ
ピクセルピッチについて下記の式によって、適正視認距離を計算することができます。
適正視認距離(m)=画素ピッチ(mm)× 1.16
例えば、2.5mmピッチであれば約3m、20mmピッチであれば、約23mです。つまり、LEDビジョンの利用方法、どのように見せたいか、によってピクセルピッチとサイズを検討する必要があります。
注意点4:メンテナンス
LEDビジョンを画面側からメンテナンスを行うものと、画面の裏側からメンテナンスを行うものがあります。設置方法によって選択が可能なので、LEDビジョンの長期運用を考えておられる場合は特にメンテナンスを行える空間も考慮して設置のイメージを行いましょう。
注意点5:納期、施工日時
大型LEDビジョンは、部品の発注~施工まで時間が掛かるケースが多いです。確実に納期を守るためには、余裕を持った相談・見積もり依頼が必須です。
大型LEDビジョンの活用事例「3選」
大型LEDビジョンは様々な場面で活用されています。
ここでは代表的な活用事例を3つご紹介します。
活用事例1:工事現場
屋外用の大型LEDビジョンを導入される現場が増えております。
ノートパソコンやiPadの画面をミラーリングして図面の共有や音楽映像などを表示して士気の向上にも活用されています。
活用事例2:ファッション店
屋内用のピッチ数の小さい高解像度なLEDビジョンを使用して、商品のイメージ映像を表示することでお客様へのPRに活用されています。輝度の高さで目立ち、訴求力抜群です。他店での導入がまだ進んでいない為、差別化を図ることが出来ます。
LEDビジョンの導入をご検討ならどんなことでもご相談ください。
活用事例3:ガソリンスタンド
従来はアナログ看板を設置していたスペースの一部を屋外用のLEDビジョンに変更しました。
特に夜間はアナログ看板は目立ちにくいので、LEDビジョンを導入することで、訴求力は大幅に高まります。
大型LEDビジョンなら「ヤマトサイネージ」へ
ヤマトサイネージは、多種多様な業種へ大型LEDビジョンを設置した実績があります。LEDビジョン以外にも、お客様のご希望や予算に応じて、最適なデジタルサイネージをご提案させていただきます。
また、製造から設置、メンテナンスまでワンストップサービスをご提供させていただきますので、最初のご相談から設置や運用中のアドバイスまで、スムーズに対応させていただきます。
特に初めてデジタルサイネージを導入するという方には、安心してご利用いただけるサービスですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。