屋内大型モニターの導入に最も適した場所とは?
「モニターは大きいほうが見えやすいから、デカいに越したことはない!」とお考えの方もいらっしゃると思います。もちろん一理あるのですが適正な場所に設置しないと、無意味に大きなモニターを高い予算で導入する結果となってしまいます。なので今回は大型モニター設置に対して「費用対効果」の観点から、最も適した場所を3つ選んでみました。ちなみに大型商業施設や駅などは当たり前すぎる場所ですので殿堂入り、ということでこのセレクションの中からは除外します。
大型モニターも適した場所その①施設の屋内エントランス
大型モニターのメリットはとにかく大きな画面で映像が流せるため、遠くからでもその内容がハッキリ確認できることです。エントランスを入った瞬間、来場者はその情報を視認することができます。エントランスホールの広さを考え、どの位置にモニターを配置するかがポイントになります。広いエントランスの奥まったところに設置するなら上の写真のようにどデカいモニターをドガーンと。
逆に入口付近だったり、テナントオフィスや店舗などの狭いエントランスには下の写真のような適度な大きさのモニターをおすすめします。
見る人との位置関係(視認距離)を考えて的確な大きさのモニターを設置しましょう。
大型モニターも適した場所その②ホテル式場や催事ホール
※結婚式ではビデオメッセージなどの放映が当たり前に
プロジェクターを使った映像演出はその場を暗くする必要があるため、結婚式の会食中などは場の雰囲気を壊してしまう可能性があります。最も「泣かす場面」では意図的に照明を落とすべきかもしれませんが、そうでないときは明るい雰囲気を保ちたいもの。照明を落とすことなく映像をはっきりと見ることができる大型液晶モニターは、その場を明るく保つためのマストアイテムです。
企業の入社式等、式典にも大型モニターの利用価値があります。
自社の催事ホールに大型モニターを導入するケースも最近増えてきています。もちろん催事以外でも来客に対するプレゼンや自社アピールに対しても有効です。大型液晶モニターは、プロジェクターよりもはっきりとしたキレイな映像や文字が映し出せることから、本来の映像の美しさが保てるのでよりメリハリのある映像演出が可能です。
大型モニターも適した場所その③会議室
会議資料を映してくれるのはいいけど「こんな後ろの席からじゃ見えねーよw」、そんな経験が皆さんにもないですか?やはり大切な会議の情報共有はしっかりと行いたいもの。離れた後部席からでもその内容がはっきり見える大型モニターは、会議の質を向上させる有効なツールです。
ここ最近はリモート会議の需要も高まっており、参加者の表情がはっきりとわかったり、画面共有での資料掲示などもとても見やすいということで好評です。
その他の場所でも大型モニターが活躍しています
大型モニターを有効に活用できるシチュエーションは他にもあります。サラッとですが、参考までにご紹介します。
eスポーツ会場(ギャラリーにプレイ映像を共有)
ラウンジ(季節に応じた雰囲気を演出)
ショールーム(自社や商品の説明を大画面で)
大型展示場ブース(出展ブースのアイキャッチ)
大型モニターの費用対効果について
大型モニターの導入に対する費用対効果についてですが、導入前に考えてほしいのは「明確な利用ビジョンがあるか」ということです。
何がしたいかをはっきりさせることで、設置する場所や箇所、最適な画面の大きさを決めていきます。ただ大きいから効果が上がるというものではありません。
商業利用や自社での利用など大型モニターの設置目的は様々ですが、費用対効果を求めるのに大切なことは「適正な位置に適正な大きさの画面を」ということ、そして何よりも「見る人にとって価値のあるものを見えやすく」ということです。本当に大切なことは映像を映し出す機械ではなくて、流すコンテンツが見る人にとって有益かどうか?そこの施策がはっきりしないまま導入しても効果は一切望めません。
大型モニターを導入決定する前に今一度「明確な利用目的」があるかの確認と、見る側の立場になって「どこにどんな大きさの」という物理的な部分、そして流す映像についても考えてほしいと思います。それが大型モニターの導入効果を最も上げる要因になります。
大型モニター導入を検討ならご相談ください
ヤマトサイネージではどちらの製品をご検討かに関わらず、大型モニターの設置に関して使い方やコンテンツに至るまで、様々なアドバイスを差し上げております。どのメーカーのどの製品を購入するにしろ、ある程度の予算はかかってしまう大型モニター。失敗や後悔のないように、弊社でもお手伝いさせていただきます。