学校でも部活が誕生するなど、注目度が急上昇のeスポーツ。国内でも各地で様々な大会が開かれています。一昔前、ゲームは楽しむものでしかありませんでしたが、現在は競技としても確立されており、プレイ画面を観衆に見せるための大型モニター設置はもはや当然のこととなっています。
大きな会場であればすでに設備が整っているところもあるでしょうが、これから設置を検討していく施設や大会時のみスポットで大画面を用意したい場合、おすすめなのが液晶マルチモニターです。
液晶マルチモニターとは複数の液晶モニターを連結して、巨大な画面を作り上げるものを指します。この方法ならPS5の4K高画質をそのままに、多くの観客に見てもらうことが可能です。
100インチを超える大画面も容易に構築できる
液晶マルチモニターの特徴は会場の規模に合わせて、ふさわしい画面の大きさに仕上げることができます。要するに、好きな大きさの画面が作れるということです。
ただ、eスポーツのためだけにこの大画面を常時設置しておくのは、コスパが悪いのも事実です。多目的ホールや大きな部屋に常設する場合は、他のイベント時や会議のモニターとしてなど、いろいろなことに役立てるほうが効果的です。
高画質で鮮明な映像を映し出す液晶モニター
なぜ液晶モニターを使用するのか、という訳はその画質と鮮明さにあります。例えばプロジェクターで映像を映した場合、周りの照明を落としたり、それでも映像が薄く見えにくいことが多いです。
また、LEDビジョンで大画面を構築するという方法もありますが、解像度が悪く、PS5の高画質映像を映し出すスペックを持ち合わせていません。ただし、スタジアムの電光掲示板のように巨大な画面、かつ見る人からの距離がかなり離れる場合は、LEDビジョンを検討しても良いでしょう。
大型のゲーミングモニターは、どんなデバイスでも接続可能
液晶マルチモニターで作ったこの大型のモニターは、当然のことながらPS5以外のゲーム機はもちろん、TVチューナーやDVDプレイヤーなど、何でも接続することができます。
※eスポーツ大会ではゲーム機を接続
※ある時はパソコン接続でパワポデータを
唯一のデメリットは連結部に出来るベゼルライン
液晶モニターには必ずベゼルという枠が付いています。これは画面を衝撃から守る役割をしています。テレビやパソコンモニター、スマホも同じ液晶を使用した製品ですが、画面の周りをぐるりと枠で覆っていますよね。
なのでモニターを連結して作るマルチモニターには、画面内に十字のラインができてしまいます。これが唯一のネックとなります。
ただ、マルチモニターにする場合はそのベゼルを極限まで薄くして、連結ラインを目立ちにくくする工夫がされています。
スポットで短期間使用したいならレンタルという手も
とはいえ、大きな液晶マルチモニターを購入設置するためには、ある程度のコストがかかってしまいます。また、実際に使ってみないとその効果も測定できません。購入では予算が合わない場合、また本格導入を考えているがその前に一度試してみたいケースは、各社のレンタルサービスを利用してみるのも良いでしょう。
屋内・室内に大型のモニターを設置するなら液晶マルチモニター
いかがでしたでしょうか?大きな画面を作りたい場合はいろいろな方法がありますが、特に屋内で多くの人に見せたい場合は、液晶を連結して作るマルチモニターが一番のおすすめです。ゲームにも、テレビにも、パソコン接続もできる大型モニター。これを導入することで今までになかった感動が生まれたり、ビジネスの効率化が図れるはずです。