大型のLEDビジョンにはメッシュ式というものがあります。設置が容易で、簡単に大きな映像表示面を作ることができます。しかし通常のLEDビジョンと比べてピッチが極端に広くなるため、小さな面積だとドットの数が少なくなりすぎて、きれいな映像を流すことはできません。
メッシュ式のLEDビジョンとは?
日本では屋外広告物条例の関係もあり困難ですが、外国ではビルの屋上から吊るして、ビル自体をイルミネーション化する事例もあります。
メッシュLEDビジョンは軽量で設置が簡単にできることがメリットです。
また、メッシュにすることで透過性があり、ガラス面に設置しても光を遮断しない特性を持っています。
日本国内で使用するには、このようなガラス面に設置するほうが現実的かもしれません。
メッシュ式LEDビジョンはまるで簾のような構造になっており、上から吊るして設置する方法が主流です。
メッシュ式LEDビジョンのピッチ
構造上、あまり細かい間隔でランプを並べられないことがデメリットです。
写真のようにランプの間隔は広く、画面を大きくしないと解像度が悪すぎてうまく映像を表示できません。
なので高精細な映像を映したい場合はおすすめできません。
柔軟性のある素材で曲面やカットも可能
メッシュLEDビジョンは歪曲設置や、窓枠の部分だけカットして穴を開けることもできます。
例えば柱にメッシュLEDを巻き付けて設置するということも可能です。
取り付けや取り外しが楽に行えるので、シーズンやイベントのイルミネーションなどにも役立てることができます。
メッシュLEDビジョンの3つのメリット
新しいLEDビジョンである「メッシュLEDビジョン」には3つのメリットがあります。
メリット1:大規模な装飾が可能
メッシュLEDビジョンは、通常のLEDビジョンと比べても設置が容易です。通常のLEDビジョンでビル全体を覆う工事は大掛かりになりますが、メッシュLEDビジョンは遥かに簡単です。
ビル全体や壁一面など、大規模な装飾にはメッシュLEDビジョンが向いています。
メリット2:丈夫で壊れにくい
メッシュLEDビジョンは柔軟性のある素材で覆われているため、耐候性に優れています。
ある程度の物理的な衝撃を受けても、その柔軟な素材である程度は吸収できるので、通常のLEDビジョンよりは壊れにくいと言えます。
メリット3:加工しやすい
メッシュLEDビジョンはカットして使えるため、設置の自由度がかなり高いです。ハサミでカットして使えるので、加工も簡単です。
メッシュLEDビジョンのよくある使い方2選
メッシュLEDビジョンは、デジタルサイネージの本場である中国の深圳では、様々な使われ方が増えてきました。ここでは2つの使い方をご紹介します。
使い方1:ビル全体を覆う
まずはビル全体を覆う使い方です。
ビル全体をメッシュLEDビジョンで覆うことで、遠くから見ても目立ちますし、コンテンツの訴求力も高まります。
使い方2:窓枠全体を覆う
窓枠に合わせてカットして使う方法も増えてきました。
メッシュLEDビジョンは透過性があるため、窓枠に設置しても日光を遮らず、室内が暗くなりません。
メッシュLEDビジョンは「ヤマトサイネージ」へ
ヤマトサイネージはメッシュLEDビジョンの他にも、通常のLEDビジョン、液晶ディスプレイ、マルチディスプレイなど、一般的なシーンで使いやすいデジタルサイネージも幅広く取り揃えています。
デジタルサイネージの導入をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。