LEDビジョンの仕組み
LEDビジョンは「画面・映像配信機器・音響」から成り立っています。仕組みは至ってシンプルで、LEDビジョンだからといって特殊な仕組みをしているわけではありません。なので万一のトラブルが生じても、原因の切り分けが即座にできます。結果、トラブルにもスピーディーに対応することが出来るのです。
※一見複雑そうなLEDビジョンの仕組みだが、実はシンプルである。
LEDビジョンの画面構成
LEDビジョンの画面は、LEDパネルと呼ばれるものを組み合わせて出来ています。LEDパネルは1辺が数十センチ単位の四角形をしています。このLEDパネルを縦横に連結していき、大きな画面を作っていくわけです。
※これは32センチ正方形のLEDパネル。
LEDパネルを連結するために使用するのがブラケットです。画面の大きさと同じブラケットを用意して壁面に固定します。そこへLEDパネルをパズルのように並べていき、画面を作ります。パネル同士は配線で結合します。配線はパネルの裏を通しますので、視認を妨げる事はありません。
LEDビジョンの映像配信機器
LEDビジョンにはいかなる映像再生機器も取り付けが可能です。例えばパソコン、USBメディアプレイヤー、クラウド型STBがポピュラーなものです。基本的にはHDMI出力を持つ映像再生機器であれば何でも接続して、映像を流すことができます。なのでTVチューナーをつなげればテレビが映りますし、ゲーム機を接続すれば大画面でゲームも出来ます。
例えば家庭用のテレビにも、HDDレコーダーやゲーム機をつないでコンテンツを楽しみますよね?そう考えると画面の大きい小さいの違いはあれど、TVモニターもLEDビジョンも機器の接続方法は同じで、とてもシンプルなのです。
LEDビジョンの音響
LEDビジョンは映像だけでなく、必要なら音響を取り付けて音をだすこともできます。しかし、テレビのように画面にスピーカーが内蔵されていません。なので音響が欲しい場合は、別でスピーカーやアンプなどの音響機器を接続します。
ただ、音響を付ける場合に注意したいのは近隣への配慮です。あまり大音量を流すとクレームの対象となるケースもあります。なので映像のみ配信して、音を出さないLEDビジョンが多いという事実もあります。
LEDビジョンの仕組みはとても簡単
なんだか難しそうなLEDビジョンの仕組みですが、実はこのようにとても単純な仕組みをしています。LEDビジョンは画面が大きいだけであって、TVモニターやパソコンモニターと使い方や仕組みは全く同じなのです。