オフィス内で「業務効率化」を推進する際に、真っ先に白羽の矢が立つのが「会議の効率化」ではないでしょうか?
どこの企業でも、無駄な会議をなくしたり、会議の生産性を上げたりする動きが活発化しており、会議の効率化のための施策として「会議用の大型モニター」を導入する企業が増えています。
そこで今回の記事では、会議用の大型モニターの選び方や導入する「7つのメリット」について解説します。
最適な会議用大型モニターとは?
会議用のモニターといえば、液晶ディスプレイ、マルチディスプレイ、プロジェクターなどが挙げられますが、それぞれ一長一短あるため、大型モニターを使う「人数」「目的」「場所」を考慮して選ぶ必要があります。
・少人数で使うなら「液晶ディスプレイ」
・会議を効率化したいなら「マルチディスプレイ」
・場所を取りたくないなら「プロジェクター」
最適な会議用大型モニターの選び方とは?
会議用の大型モニターを選ぶ際に、目的別に種類を選ぶべきだと解説しましたが、会議に参加する人数によっても導入すべきサイズが異なります。
種類1:10名以下の少人数の場合
まずは会議への参加者が10名以下の少人数を想定している場合は、100インチ以下のマルチディスプレイを壁掛け式で導入することが一般的です。
小規模な会議室であれば、スペースが限られるので、出来るだけ設置に場所を取らない壁掛けタイプが選ばれています。
種類2:10〜20名中規模の場合
参加者が10〜20名ほどの中規模な会議室の場合は、レイアウトを柔軟に変更できた方が使い勝手が良いので、100インチ以上の大型マルチディスプレイを可動式キャスター付きのスタンドに設置することをおすすめします。
会議の種類や参加人数により、会議室を縦向きで使ったり、横向きで使ったりする場合があって、柔軟に対応できます。
種類3:20名以上の大人数の場合
会議への参加者が20名以上の大人数を想定している場合は、1台のマルチディスプレイでは、参加者全員に情報を届けることが困難になります。
そこで、100インチほどのマルチディスプレイを、壁掛け式と可動式スタンドの両方設置することをおすすめしています。
会議室に大型モニター「マルチディスプレイ」を設置する目的
企業が会議室に大型モニター「マルチディスプレイ」を導入するのはどんな目的なのでしょうか?
まずは企業がマルチディスプレイを導入する「3つの目的」について解説します。
目的1:会議の効率化
会議室にマルチディスプレイを導入する目的の一つ目は「会議の効率化」です。
スクリーンとプロジェクターを使っているところでは、常設のマルチディスプレイを設置するだけでも、準備と片付けの時間を短縮できます。
さらに、会議のたびに、参加者全員分の手元資料を配っているところでは、紙での資料配布をやめて、電子データを事前に配布することで、事前準備の手間を削減できる上に、全員が事前に会議の内容を頭に入れた状態で参加できるようになります。
目的2:会議の質の向上
会議室にマルチディスプレイを導入することで、プレゼンテーション資料がどの席からでも見えやすくなり、参加者全員に均一に情報共有を行えるようになります。
会議モニターが小さいと、資料が見えずに話についていけない人が出たり、無駄な質問が出たりして、会議の質が下がってしまいます。
大型のマルチディスプレイを導入して、会議の質の向上を図りましょう。
目的3:社員の働き方改革
会議に向けてプロジェクターや手元資料の準備をしなくて良いだけでも、かなりの業務効率化の効果が見込めます。
さらに、会議でマルチディスプレイを使用していない時には、デジタルサイネージとして「ノー残業デー」や「水分補給」などのコンテンツを表示することで、社員の働き方改革の推進にも繋げられます。
会議用の大型モニターを導入すべき「7つのメリット」
会議用に大型モニターの導入を検討している方でも、実際に導入したらどんな良いことがあるのか?とまだ明確にイメージできていない方も多いかもしれません。
ここからは会議室に大型モニターを導入すべき「7つのメリット」について解説します。
メリット1:会議の準備を効率化できる
大型モニターを導入することで「配布資料をなくす」ことが可能です。
従来、会議の準備をするためには、参加者全員分の資料を印刷して、ホッチキスで止めて、配布することが一般的ですが、この準備だけでもかなりの時間と手間がかかってしまいます。
この業務を効率化する動きに、脱炭素の推進が追い風となり、紙の資料を配布するのをやめて、会議室に設置した大型モニターに会議資料を映し出す企業が増えています。
メリット2:会議の進行がスムーズになる
会議内での配布資料をなくすことで「会議の進行がスムーズになる」メリットもあります。
手元資料を配布することで、参加者の視線がバラつき、集中して話を聞いているのかと不安になることがありませんか?
手元資料の配布をやめて、大型モニターに会議資料を映し出すことで、参加者全員が同じ方向を向いて会議に臨めるようになり、会議自体もスムーズに進行できるようになります。
メリット3:オンライン会議の画面共有がスムーズになる
オンライン会議を行う際には「画面共有」をして、資料を見せ合いながら進行するシーンが多いのではないでしょうか?
その際に、自分のノートパソコン1台でオンライン会議に臨むと、オンライン会議の画面と文書作成ファイルの画面を切り替えながら、議事録を取ることになり非効率的です。
そこで、オンライン会議の画面を大型モニターに映し出しながら、会議を進行することで、他の参加者にもオンライン会議の画面が見えやすくなりますし、ご自身も自分のパソコンで議事録が取りやすくなります。
メリット4:会議の解像度が上がる
会議用の大型モニターを導入することで、会議中に様々なコンテンツを表示しやすくなり、会議の解像度が上がるというメリットがあります。
会議を進行する際に、議題に上がった資料や動画、Webページをすぐに大型モニターに映し出すことで、参加者の理解度が深まり、会議全体の解像度が上がります。
メリット5:会議で使わない時は「デジタルサイネージ」として使える
導入した大型モニターを会議で使っていない時には「デジタルサイネージ」としても活用できるというメリットもあります。
企業によっては「ノー残業デー」や「コーヒーブレイク」の時間を設けているので、会議で使わない時には、それらのコンテンツを表示させて、社員に様々な案内や情報共有をすることも可能です。
メリット6:プレゼンテーションの練習が進めやすい
特に大手企業へ提案をする場合、大画面に資料を映してプレゼンテーションをする機会も多いでしょう。
ただし普段、自分のノートパソコンを使ったプレゼンテーションの練習しかしていなかったら、本番で緊張してしまいうまくいかない可能性があります。
そこで、自社の会議室に大型モニターを導入することで、いつでも本番さながらな環境でプレゼンテーションの練習ができ、業績アップにも繋げられるかもしれません。
メリット7:新しいアイディアを生み出しやすくなる
新しい取り組みや新規事業など、新しいアイディアを生み出すには、それに適した環境が必要です。
1人で小さな紙とペンを握りしめて、いいアイディアが出る時もありますが、行き詰まった時には、複数人でブレインストーミングをしながらアイディア出しをすると良いでしょう。
その際に、会議室に大型モニターがあれば、共通の画面を見ながらWEB検索をしたり、メモ帳にアイディアを書き出したりすることで、全員で色々なアイディアを出しながらも、目指すべき方向を見失わずに済みます。
会議用の大型モニターを導入する「デメリット」
今回ご紹介したように会議用の大型モニターには多くのメリットがあり、多くの企業への導入が進んでいますが、導入するには当然コストがかかります。
しかし、一言に「大型モニター」と言っても、その種類やサイズは様々です。
そこで、全国規模でデジタルサイネージや大型モニターの納品実績がある「ヤマトサイネージ」では、お客様のご予算や設置目的に応じて、最適な大型モニターのご提案をさせていただきます。
予算は限られているけど、大型モニターを導入したいという方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
>> 【無料相談】会議用の大型モニターについてのお問い合わせはこちら
会議室やオフィスへの大型モニター「マルチディスプレイ」の導入事例「10選」
会議室やオフィスにマルチディスプレイを導入する企業が増えていますが、導入方式も目的も様々です。
そこでここからは、ヤマトサイネージの導入事例の中から、全国の会議室やオフィスに関する事例を10種類、厳選して解説します。
自社にもマルチディスプレイを導入したいけど、どんな種類を選べば良いかわからないという方は、ぜひ今回の導入事例を参考にしてみてください。
導入事例1:110インチの大画面テレビ(新潟県)
新潟県内のオフィスに110インチのマルチディスプレイを納品した事例です。
休憩中にテレビを流すために導入されましたが、会議モニターとして使ったり、研修時にはDVDを流したりと、様々な用途に利用されています。
専用のキャスター付きスタンドに組み付けたので、会議室のレイアウト変更にも対応できるとご好評いただいています。
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導入事例2:会議用・監視用の巨大モニター(岡山県)
岡山県内の工場に55インチの液晶ディスプレイを8台連結させて、横長のマルチディスプレイを納品した事例です。
主に工場内に設置した監視カメラの映像を流す目的で利用されていますが、会議モニターとしても利用されています。
以前に監視カメラの映像を映していたモニターが小さかった上に、会議で使っていたプロジェクターが見えにくいという課題があり、その両方を同時に解決するために、今回の横長の大型マルチディスプレイを納品させていただきました。
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導入事例3:プレゼンに使用する液晶マルチディスプレイ(熊本県)
熊本県内のオフィスに110インチのマルチディスプレイを納品した事例です。
参加者が多い会議でも全員にWeb会議の画面やプレゼン資料が見えるように、大型のマルチディスプレイが選ばれました。
通常パソコンに繋げる配線は見えないように隠すことが一般的ですが、こちらの事例では、すぐにパソコンに繋ぎやすいように、あえてコードを隠さずに、利便性を重視した方法で設置させていただきました。
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導入事例4:会議用の液晶マルチディスプレイ(広島県)
広島県内の金融機関の会議室に55インチを4枚組み合わせたマルチディスプレイを、壁に埋め込む形で設置した事例です。
主にコロナ禍で増えたリモート会議で利用するために導入されましたが、以前よりも他の参加者の表情が大きく見えるとご好評頂いています。
会議をしない時には、社員の休憩室として使われているため、テレビ画面にも簡単に切り替えられるようにしています。
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導入事例5:大画面で社内の情報共有(東京都)
東京都内の不動産会社のオフィスに92インチのマルチディスプレイを納品した事例です。
普段作業する事務所内に設置させていただき、社員同士で情報共有をしたり、教育をしたりするために利用されています。こちらも社員の休憩中にはテレビに切り替えています。
キャビネット型のスタンドに設置させていただき、コード類はスタンド下部の収納スペースに隠せるようになっています。
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導入事例6:オフィスエントランスのマルチディスプレイ(広島県)
ここからは、オフィスのエントランスや休憩スペースにマルチディスプレイを納品させて頂いた事例のご紹介です。
まずは広島県内のオフィスのエントランスに55インチを2枚組み合わせたマルチディスプレイの事例です。
オフィスへの入り口の扉を開けた真正面に設置させていただき、お客様の第一印象をよりよくする効果があります。
また、今回の事例では設置から細かい調整を合わせても、たった2時間で完了しております。納期が短いけどマルチディスプレイを設置したいという方でも、お気軽にヤマトサイネージにお問い合わせください。
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導入事例7:商談用の大画面モニター(神奈川県)
神奈川県内のハウスメーカーのエントランスに55インチを9枚組み合わせて、大型マルチディスプレイを設置した事例です。
従来はお客様との商談の際には、ノートパソコンやタブレット端末に情報を映し出していましたが、今はこの大画面マルチディスプレイに映し出せるので、特にマイホームの完成予定のイメージCGを大迫力で伝えられるとご好評いただいています。
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導入事例8:休憩スペースへ大型液晶マルチディスプレイ(福岡県)
福岡県内の健康食品関連企業の社員休憩スペースに165インチの超大型マルチディスプレイを設置した事例です。本社を移転するタイミングで、ご相談をいただき、内装工事をする前に、マルチディスプレイを設置させていただきました。
165インチの超大型マルチディスプレイは、一般的には広告用として使われることが多いですが、今回のように社員向けにコンテンツやテレビの映像を流す用途での導入も急速に増えています。
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導入事例9:オフィスの会議室にマルチディスプレイを設置(東京都)
東京都内のオフィスの会議室に、55インチの液晶ディスプレイを8連結させたマルチディスプレイを導入した事例です。
複数のデバイスを接続し、同時に映像を映し出す仕様にしました。
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導入事例10:会議・式典用の超巨大マルチモニター(東京都)
55インチの液晶ディスプレイ36台を組み合わせた330インチの超巨大マルチディスプレイを設置した事例です。
一般的にはこれほどまで巨大なモニターを導入する際には、LEDビジョンを使われることが多いですが、今回は室内に設置する上に、式典で使うために近くからでも見やすい方が良いというご要望でしたので、液晶ディスプレイを組み合わせたマルチディスプレイを設置いたしました。
LEDビジョンは視認距離の遠い屋外への設置に向いています。液晶ディスプレイを組み合わせたマルチディスプレイでも、LEDビジョンのようにいくらでも組み合わせた大きなモニターを設置できます。
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会議用大型モニター/会議用ディスプレイのおすすめ3選
最後にヤマトサイネージが取り扱う会議室用の大型モニターのおすすめ機種を3種類ご紹介します。
機種1:マルチディスプレイ
46〜65インチ程度のモニターを連結させ、大型モニターを構成します。
大型のものであれば、200インチ以上の超大型モニターを納品した実績もあります。
基本的に大きさに上限はありませんので、設置環境に応じて、最適なサイズをご希望いただけます。
製品の詳細は以下の関連ページをご覧ください。
https://yamato-signage.com/category-product/multi-display/
機種2:自立スタンド横型屋内デジタルサイネージ
自立スタンド式のデジタルサイネージも43〜65インチのサイズでラインナップを取り揃えております。
Android OSやタッチパネル機能を搭載している機種もあり、ご希望に応じてお選びいただけます。
製品の詳細は以下の関連ページをご覧ください。
https://yamato-signage.com/category-product/indoor-signage/
機種3:壁掛け屋内用デジタルサイネージ(縦・横可能)
会議室に大型モニターを設置する場合には、43〜65インチの壁掛けデジタルサイネージも人気が高いです。
壁掛け式でデジタルサイネージを設置することで、場所を取らず、会議室のスペースを広く使えるメリットもあります。
製品の詳細は以下の関連ページをご覧ください。
https://yamato-signage.com/category-product/indoor-signage/page/2/
会議用大型モニターを導入して会議の効率化を実現しましょう
会議用に大型モニターを導入することで、会議の進行をスムーズに進められるようになったり、会議自体の質を高めたりと、1台の大型モニターでも様々なプラスの効果が期待できます。
会議室に大型モニターの導入を検討しているけど、どれくらいの予算があれば良いかわからない、どれを選べば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そのような場合には、全国対応のヤマトサイネージにご相談ください。
ヤマトサイネージは、納品からメンテナンスまでワンストップサービスを提供しているため、納品までのスピードも早く、余計な業者が入らない分コストも抑えられます。
会議室用の大型モニターに少しでも興味を持っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。